治療の必要度を評価する指数 Community Periodontal Index of Treatment Needs (CPITN)
WHOの提唱により、Ainamoら(1982)が開発した指数です。評価基準(code)を求め、そこから治療の必要度を導きます。
評価基準 治療の必要度 code 0 健康な歯肉 治療の必要なし code 1 プロービング時に出血が認められる 口腔清掃指導 code 2 歯肉縁上・縁下歯石がある 不適合修復物辺縁がある 口腔清掃指導とスケーリング code 3 4〜5mmのポケットがある code 4 6mm以上のポケットがある 口腔清掃指導、スケーリングに加えて ポケット掻爬、外科治療などが必要
疫学調査と治療を目的とした調査では、調べる歯の数が違います。それぞれの分画で最高のコードを求め、分画ごとに治療の必要度を導きます。
測定には先端に小球のついたWHOのプローブを用います。
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最終更新2013.1.2