原作は「ハロウィーン・パーティ」(1969年作)とか。これ知らんかったら「なぜハロウィーン? なんでりんごを食べる競争が出て来るの?」とわけわからんと思う。主にこのふたつが同じだけで原作とは別のストーリーになっている。
だいたい舞台はベネチアの夜で映画「赤い影」が頭の中でちらつく。街を彷徨ったりしないんですけど、もうここから怖い。
なぜベネチア?
ははーん。わかった。原作「ハロウィーン・パーティ」は
水が鍵やからと思う。
運河に建てられている屋敷たち。暴風雨の嵐となり館は孤立する。一瞬「そして誰もいなくなった」なん、と錯覚してもた。
ハウスキーパーはフランスのドラマ「エージェント物語」の人(このドラマ面白い)、娘を亡くした館の主人はデヴィッド・スーシェのドラマ「名探偵ポワロ」の「杉の柩」でサーモンペーストのサンドイッチを食べた若い女のひと。