日本のドラマや小説では殺人事件が起こると、所轄に捜査本部が立ち上がり捜査員が大量投入され眠る間も惜しんで調べはるみたいやけど、スウェーデンでは5、6人のグループが捜査にあたるみたい。捜査中に私用も忙しい。
捜査にあたる小さなターヌムスヘーデ警察署ではイェーテボリの警察から蹴り出されてきた自己顕示欲の塊メルバリ署長をはじめ使えねえ人材がいて、ほぼ事務方のアンニカと刑事のパトリックふたりが捜査をしている。
刑事は関係者に話を聞き歩き、捜査資料を読み、考え、また聞き歩き合間にHしてる。
場面が変わるごとに「これはどなたさんの頭の中なん?」という具合に読み進めないと誰の話かわからない。独特のような気がする。