出演 松田龍平(馬締光也)/オダギリジョー(西岡正志)/小林薫(前任の編集長・荒木)/加藤剛(監修の松本先生 /伊佐山ひろ子(契約社員・佐々木)/宮崎あおい(香具矢)/渡辺美佐子(タケさん)/黒木華(新しい編集者・岸辺みどり)/池脇千鶴(西岡の彼女・三好麗美)/鶴見辰吾(村越局長)/ 八千草薫(松本先生の妻)/宇野祥平(紙屋さん・宮本)/又吉直樹(戸川)/波岡一喜/麻生久美子(ポスター)
メモ 2013.4.20(土)大阪ステーションシネマ
あらすじ
三浦しをん著
舟を編むの映画化。
玄武書店で辞書「大渡海(だいとかい)」24万語を15年の歳月をかけて力を注ぎ、世に送り出す人々のお話。
感想
気持ちのいい映画だった。原作に忠実でしっとりしている。日本の良さを感じる作りだ。
オダギリジョーのイタイ役のイタイ演技や、池脇千鶴の蓮っ葉に見えながら純なところ、伊佐山ひろ子さんのブスっとしながら気持ちの良い人達が映画をしっかり支えている。はっきり言ってジャニーズが出ていないのが何より好感を持つ。海外に輸出できるんではなかろか。
ITの現場では、ドッグイヤーとかで速さを追求し、作るより借りる(クラウド)が上のトレンド。日々があぶくのようだ。会社は自分を見失い流行を追っかけている
様子。手書きをなおざりにし、物作りをしなくなったら国が滅ぶんじゃなかろかと思う。という昔型のさぼてんには、寄り添える映画。