2019年4月の映画  戻る


Z Bull ゼット・ブル OFFICE UPRISING
2018年 89分 米国
監督 リン・オーディング
キャスト ブレントン・スウェイツ/ジェーン・レヴィ/カラン・ソーニ/ザカリー・リーヴァイ
メモ 2019.4.20(土)シネ・リーブル梅田
あらすじ
テキサス州にあるアモティック社は兵器を製造している軍事企業。社長はカウボーイハットをかぶったいかにものおっちゃん。
主人公の経理部員が遅刻して出社すると守衛がいない。
試作品のエナジードリンク「ゾルド」を飲んで社員が狂暴化していたのだ。
以下ネタバレ含んでいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
窓を割って逃げようとしたらビルが敵の攻撃を受けたと認知して要塞化し、逃げれなくなってしまう。
(主人公がえーかげんなヤツなもんで講習を受けていなかったのだ。)
感想
なかなかのスプラッターホラーコメディ。ゆるい展開で割とこういうの好き。半分ゾンビ化した彼女を引きずっての逃避行とラマダン(日の出から日没までの断食)で同僚のムスリム君がドリンクを飲んでいなかったっていうのが面白い。
 
元々合併により社員の半分はリストラされるという噂があり、ストレスはたまり理性が狂いかけてたのだ。
タガが外れたことで地味な経理部と華やかな宣伝部との確執もあらわとなる。
(おそらく英語がわからないので半分くらいしか楽しめないのかもしれんねんけど)
もうひとつひねりがないなあと思ってみていたら、軍事企業なもんで展示品がありレトロなマシンガンやら地雷やらの兵器を使って主人公たちが戦うのがミソやったの。
(展示品が作動するのがおそろしい)
 
ロボットスーツみたいなのの燃料が有機体で、開発者曰く「アフガニスタンで燃料がなくなったら、アルマジロをほおりこみゃいい」という兵器ももっとおぞましい展開かと思ったら「あーそういやそうやったな」程度で薄め。面白かったけど。
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ブラック・クランズマン BLACKKKLANSMAN
アカデミー脚色賞
2018年 128分 米国
監督 スパイク・リー
原作 ロン・ストールワース
キャスト  ジョン・デヴィッド・ワシントン(黒人刑事ロン・ストールワース)/アダム・ドライヴァー(ユダヤ人刑事フリップ・ジマーマン)/ ケン・ガリート(上司)/ローラ・ハリアー(女子学生パトリス)/トファー・グレイス(KKK指導者デビッド)/コーリー・ホーキンズ(ブラックパワー指導者クワメ・トゥーレ)/ ハリー・ベラフォンテ(語り部)/アレック・ボールドウィン(ドクター)
メモ 2019.4.18(木)TOHOシネマズ梅田
あらすじ
1972年のアメリカコロラド州(アメリカの中西部。南はニューメキシコ州)。スプリング署初の黒人刑事となったストールワース。同僚の嫌がらせに耐える日々だ。
感想
黒人警官が悪名高いKKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査と聞いて「あの頭巾をかぶっているからわからへんのやろか」と思ってたんやけど、そこには知恵があったの。
 
ゆるゆるした緊張感で話は進む。怖いんだか面白いんだかと思っていたら、ハリー・ベラフォンテの語りで重くなり暗くなりそれはそれは恐ろしい。絵葉書が売られていたとは。。。
 
今さぼてんイチオシのアダム・ドライヴァーとデンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントンの競演作。スパイク・リー監督健在。
おすすめ度★★★★戻る

探偵なふたり:リターンズ
2018年 116分 韓国
監督 イ・オンヒ
キャスト クォン・サンウ(カン・デマン)/ソン・ドンイル(ノ・テス)/イ・グァンス(ヨチ)
メモ 2019.4.6(土)シネマート心斎橋
あらすじ
「探偵なふたり」のカン・デマンは漫画喫茶を売り飛ばし、ノ・テスは警察を休職しふたりは探偵事務所を始める。ところがあてが外れ閑古鳥が鳴いている。やっと舞い込んだ依頼は妊婦が恋人の死の真相を探って欲しいという内容だった。警察はすでに自殺として処理していて聞く耳もたないと泣く。
感想
映画化された某有名小説(未読)みたいな内容やねんけど、今回は元サイバー捜査隊のヨチやロボットが参戦してまたしても楽しい。