2019年1月のミステリ 戻る

人類滅亡小説 
2018年 山田宗樹著 幻冬舎 424頁
あらすじ
雲の中の微生物が変異しガンのように増殖し始める。空の赤潮のようなそれは地球の酸素を喰う。
感想
「渚にて」「太陽の簒奪者」 のように粛々と時を進めるのかと思っていたら後半違っていた。静かでおそろしい前半がいい。
 
人間のあがくサガを現しているんかもしれんけど、この後半の活劇はどうなんかなあ。
終章も感動的なようなそうやないような。わかってた事やけど人類は二度滅亡するんやね。
お薦め度★★★1/2戻る