ほかに妊娠していた女の人(金子みちよ)が粛清(凍死、衰弱死)させられていたり、その赤ちゃんは生きて取り出そうという計画があったり、永田洋子がルックスに恵まれないため嫉妬して多くの女の人の命を奪っただの言われていた。10代の少年が2人(兄弟だったと思う)いた。確か3人兄弟だったと思う。
あまりに衝撃的で日本から一般人の政治への関心を奪った事件だった。
高い理想のはずがどうしてこんなことになるのか。永田洋子は「国家権力」に裁かれるのにどんな気持ちだったのか。
オウム真理教の死刑囚が執行されていく中、大事件の執行のたびに「まだ真実は解明されていない」という事を識者が言いはるけど、確かにそうやねんやろうけど、多くの人が関わっている事件には真実はその視点ごとにあるんやし、当事者すら気持ちが渦巻いているのにいくら時間をかけても明らかになることはないと思う。
西田啓子が言う。
「こういうことばかりなのです。誰が何を言って、誰が手をくだした。と。誰が知っていて黙っていた。と。