2014年3月の映画  戻る


ダラス・バイヤーズクラブ DALLAS BUYERS CLUB
2013年 117分 米国
監督 ジャン=マルク・ヴァレ
脚本 クレイグ・ボーテン/メリッサ・ウォーラック
撮影 イヴ・ベランジェ
編集 ジョン・マック・マクマーフィ/マーティン・ペンサ
キャスト マシュー・マコノヒー(ロン・ウッドルーフ)/ジャレッド・レト(レイヨン「レクイエム・フォー・ドリーム 」「ミスター・ノーバディ 」)/ジェニファー・ガーナー(医師イブ)/グリフィン・ダン
メモ2014.3.21(金)テアトル梅田
あらすじ
1980年代のテキサス。ロンは工事現場で働く電気屋。好きなモノはロデオ、賭け事、酒、麻薬、そしてなにより女。享楽的な毎日を送っていたが、痩せて変な咳が続きある日倒れる。病院に運び込まれての診断は「HIV」 余命30日。「それってゲイの病気じゃん。俺は男の中の男なわけよ。何かの間違いじゃ」
それからは、生きるための奮闘の日々。なりふりかまってらんない。ロンの相棒となるのは、なんとゲイのレイヨンだった。
感想
21キロの減量をしたマシュー・マコノヒーに第86回アカデミー主演男優賞をもたらした作品。レイヨン役のジャレッド・レトも助演男優賞受賞。実話の映画化。 お上や医者の言う事を丸呑みせず、自分を信じる。そして実行する。すごいわ。とてもまねできない。うちなんか「御意」って流れに身をまかせるやろうねー。
 
マシュー・マコノヒーは、「ペーパーボーイ 真夏の引力」もよかった。同世代のエドワート・ノートンに比べて演技派って言われることはなかったと思うけど、光ってきた。
お薦め度★★★★戻る

エージェント・ライアン JACK RYAN: SHADOW RECRUIT
2014年 106分 米国
監督 ケネス・ブラナー
脚本 アダム・コザッド/デヴィッド・コープ
撮影 ハリス・ザンバーラウコス
編集 マーティン・ウォルシュ
音楽 パトリック・ドイル
キャスト クリス・パイン(ジャック・ライアン)/ケヴィン・コスナー(ハーパー)/ケネス・ブラナー(チェレヴィン)/キーラ・ナイトレイ(キャシー・ミューラー)/デヴィッド・ペイマー
メモ2014.3.1(土)大阪ステーションシティシネマ
あらすじ
9.11を英国留学中に街頭のTVで知ったジャック・ライアンはアフガニスタンの戦場に身を投じる。ヘリコプターが墜落し背骨に大怪我を追ったライアンは、リハビリを支えた医師キャシー(キーラ・ナイトレイ)と恋に落ち、10年後の今は、NYウォール界のビジネスマンとして働きキャシーと同棲中。というのは表の顔で、CIAに誘われ金融分析官として密かに国に尽くしていた。
感想
「正義の反対は悪ではなく、それもひとつの正義」という話。
「レッド・オクトーバーを追え!(アレック・ボールドウィン)」「パトリオット・ゲーム(ハリソン・フォード)」「今そこにある危機(ハリソン・フォード)」「トータル・フィアーズ(ベン・アフレック)」と4作映画化されているトム・クランシー原作のジャック・ライアンを現代に蘇らせ、英国人のケネス・ブラナーが監督と祖国ロシアのために暗躍する敵役を演じている。 ジャック・ライアンは、「スター・トレック」のクリス・パインが務め、体をはったやんちゃなカーク船長だけではなく、知的なところも少しは見せてくれる。今アクションではジェレミー・レナーがイチオシやねんけど、この人もなかなかすばしっこいわ。