2013年8月の映画  戻る


スター・トレック イントゥ・ダークネス STAR TREK INTO DARKNESS
2013年 132分 米国
監督 J・J・エイブラムス
撮影 ダン・ミンデル
音楽 マイケル・ジアッキノ
キャスト クリス・パイン(艦長ジェームス・T・カーク)/ベネディクト・カンバーバッチ(ジョン・ハリソン)/ザカリー・クイント(副艦長スポック)/ゾーイ・サルダナ(通信士ウフーラ)/ジョン・チョー(主操縦士ヒカル・スールー/ミスターカトー)/サイモン・ペッグ(機関主任スコット)/カール・アーバン(船医マッコイ)/アントン・イェルチン(操縦士チェコフ/チェーホフ)/ピーター・ウェラー(マーカス提督)/アリス・イヴ(キャロル・マーカス・提督の娘)/ブルース・グリーンウッド(パイク提督)/レナード・ニモイ(スポック)
メモ 2013.8.10(土)TOHOシネマズ梅田
あらすじ
星とスポックを救うためにさんざやんちゃをして家(地球)に帰ってきたカークを待ち受けていたのは、痛いお灸だった。カークはエンタープライズ号の副艦長に降格、スポックは別の艦に異動。そんな時、西暦2259年の地球ロンドンで大爆発が起こる。
感想
USSエンタープライズ号ぼろぼろ。ずたずた。涙でそう。「人類最大の弱点は愛だ」はわけわかりません。あんたもたんまり愛をもってるやん。
 
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」のポスターを梅田TOHOシネマズで前に見て、「シャーロック・ホームズのカンバーバッチさん!。マイナーな俳優さんを使うんねんな」って思ってたんやけど、その後カンバーバッチさんが来日した時、空港に千人のファンがつめかけたって新聞で読みましたわ。
 
私は「アイアムカーン」ってところでびっくり(**)したんやけど、知らへんかったらカーンって誰? かも。平家が身内の女達の歎願により源氏の子供を残した事で滅んでしまうでしょ。人道的な処置で禍根を残してしまうねんね。
 
ウチは濃いファン(トレッキー)ではないんやけど、前作の「スター・トレック」の方が面白かった。前作の方がスールー、マッコイ、チェコフ(アントン・イェルチェンいいわ)のそれぞれの個性的な活躍の場面があってキャラがたってた。今回はスコットのみ大活躍で。サイモン・ペッグ売れてるね・・・やわ。ここんとこ難しいとこやね。常連客ばっかり喜ばしても、新しい客は増えへんから新しい事も色々せなあかんねんやろね。(でもスコットばっかり見せ場があるとは)
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ワールド・ウォー Z WORLD WAR Z
2013年 116分 米国
監督 マーク・フォースター(「ネバーランド」「007/慰めの報酬」)
原作 マックス・ブルックス『WORLD WAR Z』
キャスト ブラッド・ピット(元国連職員ジェリー・レイン)/ミレイユ・イーノス(ジェリーの妻カリン・レイン)/ジェームズ・バッジ・デール(スピーク)/ダニエラ・ケルテス(兵士セガン)/デヴィッド・モース(CIA)
メモ 2013.8.10(土)TOHOシネマズ梅田
あらすじ
ある日突然のパンデミック。家族とともに遭遇し逃げ延びた強いお父さんジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、家族を救うため発生場所特定の捜査に身を投じる。
感想
ゾンビ映画だったとは・・・・(何も知らなくて見た)。
映像は見応えがある。どうやって撮ったのかと思う。俯瞰した画とエキストラのスケールがなにしろでかい。映画「ポセイドン・アドベンチャー」のクリスマスツリーに群がる人々のように、ゾンビ連が塀をよじ登るシーンがおぞましい。ここ一番の見どころ。そして、このゾンビ達は音に反応するんやわ。それを使って映画に静と動を作りスリリング。
 
身内だけではなく、両親を亡くした少年も一緒という所が感情移入しやすく、うまく作ってあると思う。
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ペーパーボーイ 真夏の引力 The Peperboy
2011年 107分 米国 日活配給
監督 リー・ダニエルズ(「プレシャス」
原作 ピート・デクスター『ペーパーボーイ』
脚本 ピート・デクスター/リー・ダニエルズ
撮影 ロベルト・シェイファー
キャスト  ザック・エフロン(ペーパーボーイ・ジャック)/ニコール・キッドマン(シャーロット)/ マシュー・マコノヒー(ジャックの兄、新聞記者ウォード)/ジョン・キューザック(死刑囚ヒラリー)/メイシー・グレイ(家政婦アニタ)/デヴィッド・オイェロウォ(ウォードの同僚ヤードリー)/スコット・グレン(ジャックの父、WW)/ネッド・ベラミー(ヒラリーのおじ、タイリー)/ニーラ・ゴードン(WWの婚約者、エレン)
メモ 2013.8.3(土)テアトル梅田
あらすじ
シャーロット(ニコール・キッドマン)は、ウェートレス?をしながら刑務所にせっせと手紙を送る女。一番セクシーな返事を寄越した男、死刑囚のヒラリーと獄中結婚をする。ジャックは、水泳で大学に進学しながらも退学になり実家に戻り、父親が経営しているローカル新聞の配達(ペーパーボーイ)をしている。年の違うふたりが出会うのは、フロリダタイムズの記者をしているジャックの兄ウォードが、4年前の保安官殺害事件を「冤罪ではないか」と調査に帰ってきたためだ。その冤罪事件の犯人とされたのが死刑囚ヒラリー(ジョン・キューザック)だった。
感想
熱い。 1960年代のフロリダの夏と性欲過多の女ニコール・キッドマン、インテリながら秘め事がある男マシュー・マコノヒー、沼に住んでいる貧乏白人ジョン・キューザックの怪演が熱い。その競演で1票を捧げるとしたら弟思いの哀しい男マシュー・マコノヒー。生き急ぎ破滅的。
まあどうしようもないサガというか性に翻弄される話なんかな。解き放たれると反社会的な闇は暴走し自分の手に負えなくなるんやね。
 
「自分のろくでなし(鬼畜)なところがヒラリーに惹かれるの」(シャーロット)
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