シャーロット(ニコール・キッドマン)は、ウェートレス?をしながら刑務所にせっせと手紙を送る女。一番セクシーな返事を寄越した男、死刑囚のヒラリーと獄中結婚をする。ジャックは、水泳で大学に進学しながらも退学になり実家に戻り、父親が経営しているローカル新聞の配達(ペーパーボーイ)をしている。年の違うふたりが出会うのは、フロリダタイムズの記者をしているジャックの兄ウォードが、4年前の保安官殺害事件を「冤罪ではないか」と調査に帰ってきたためだ。その冤罪事件の犯人とされたのが死刑囚ヒラリー(ジョン・キューザック)だった。
感想
熱い。
1960年代のフロリダの夏と性欲過多の女ニコール・キッドマン、インテリながら秘め事がある男マシュー・マコノヒー、沼に住んでいる貧乏白人ジョン・キューザックの怪演が熱い。その競演で1票を捧げるとしたら弟思いの哀しい男マシュー・マコノヒー。生き急ぎ破滅的。
まあどうしようもないサガというか性に翻弄される話なんかな。解き放たれると反社会的な闇は暴走し自分の手に負えなくなるんやね。
「自分のろくでなし(鬼畜)なところがヒラリーに惹かれるの」(シャーロット)