2012年10月の映画  戻る


ボーン・レガシー THE BOURNE LEGACY
2012年 135分 米国
監督 トニー・ギルロイ
原作 ロバート・ラドラム
脚本 トニー・ギルロイ/ダン・ギルロイ
撮影 ロバート・エルスウィット
キャスト ジェレミー・レナー(アーロン・クロス)/レイチェル・ワイズ(ドクター・ マルタ・シェアリング)/エドワード・ノートン(リック・バイヤー)/ステイシー・キーチ/ジョーン・アレン(パメラ・ランディ)/アルバート・フィニー(ドクター・アルバート・ハーシュ)/ デヴィッド・ストラザーン(ノア・ヴォーゼン)/スコット・グレン(エズラ・クレイマー)
メモ 2012.10.12(金)大阪ステーションシネマ
あらすじ
ジェイソン・ボーンの存在により、極秘プログラム“レッドストーン計画”が暴かれようとしている。慌てた組織は、進行中の計画“アウトカム計画”も中止することにした。中止というのは、工作員を始めとした関係者全員を抹殺すること。あなおとろしや。
感想
ボーンシリーズのスピンオフ。
 
「謎」なし。理屈なし。ただただ逃避行の映画。鼻の頭が丸いジェレミー・レナーがすごい! かっこいい!っていう映画。「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(12.29)」の時はわからへんかったけど、ジェレミー・レナーの運動能力ってすごいんやね。壁を駆け上がるのって、スタントじゃないよね。「アベンジャーズ」といい、最近よく見かける役者さんやね。
ステイシー・キーチが久々に見れたのがよかったな。
 
不満は、画面がゆらゆら揺れて辛い。酔った。不穏な空気を表わすためなんかもしれんけど、ドクター・ マルタの家のシーンでもあんなに揺らす必要があるのか。監督さんに聞きたい。
お薦め度★★★1/2戻る

WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々 WINWIN
2011年 106分 米国
監督・脚本 トーマス・マッカーシー(「カールじいさんの空飛ぶ家」原案)
撮影 オリヴァー・ボケルバーグ
キャスト ポール・ジアマッティ(マイク)/エイミー・ライアン(マイクの妻ジャッキー)/アレックス・シェイファー(カイル)/ボビー・カナヴェイル(副コーチ・テリー)/ジェフリー・タンバー(コーチ・スティーヴン)/バート・ヤング(カイルの祖父レオ「ロッキー」)/メラニー・リンスキー(カイルの母シンディ)/デヴィッド・トンプソン/マーゴ・マーティンデイル(シンディの弁護士)
メモ 2012.10.7(日)心斎橋シネマート
あらすじ
弁護士のマイク(ポール・ジアマッティ)は、不況の煽りを受け仕事は尻すぼみ。家の枯れ木を倒すお金もボイラーを直すお金にも窮している。認知症のレオの後見人になり月1万5千ドルを手に入れるが、世話は到底出来ないとレオを密かに施設に入れてしまう。そんなこんな時に、レオの孫のカイルが訪ねてくる。訪ねてきたというより家出してきたらしい。しかたなく家に引き取るマイク。ところがカイルはレスリングがめちゃ強いんよ。
感想
主人公マイクには、良き家庭があり、弁護士というりっぱな仕事があり、高校のレスリングのコーチもしている。ぜんぜんダメダメじゃない。不況で収入が減り、レスリングも負け続けで自信を失なっているだけ。 だけど自信を失うのは、もはや若くない中年には深刻なのだ。深刻なあまり、他人を利用しようとする。