撮影 ロン・フォーチュナト,A.S.C.
キャスト フィリップ・シーモア・ホフマン(兄・アンディ)/イーサン・ホーク(弟・ハンク)/アルバート・フィニー(父・チャールズ
「ボーン・アルティメイタム」)/マリサ・トメイ(アンディの妻・ジーナ「いとこのビニー」)/ローズマリー・ハリス(母・ナネット「スパイダーマンのメイ伯母さん」)/アレクサ・パラディノ(ハンクの元妻・クリス)
メモ 2008.11.14(土)晴れ 梅田ガーデンシネマ
あらすじ
土曜日の朝、郊外の宝石店に強盗が入り、銃声が3発鳴り響く。その後には店員と強盗が倒れていた。
恵まれた境遇のはずの兄、弟、嫁、母、父が次々と最悪の選択を行い、列車が信号にさしかかるたびに間違った方を選択した結果、谷底に落ちる顛末となる。
感想
拝金主義というのかな。
身の丈にあった暮らしができない。コツコツお金を貯める事ができない。現状に満足する事ができない。望めばなんでも手に入ると思っている。あきらめる事ができない。結果、世界でもっとも豊かで自由で可能性のある国で、破滅していく。日本も人事やない。お金につまってはいけない。
アメリカ映画を見ると家庭では、夫がお金を握っていて、妻はそれをもらうだけ。夫婦で一家の収入と支出を話し合う事をあまりみたことがない。それってどうなんだろう。そういう文化なんだろうけど、お互い不安じゃないんだろうか? 家計が借金体質になるひとつの理由なんじゃないかな。それが、今、世界の金融不安となったの? 一方アメリカの消費体質が、日本の産業を助けているんやけど。