面白く無い事はないねんけど、爆笑とはいかんなぁ。
「ステイル・クレージー」よりも、ねっとりしている。木村祐一が、うちはいまいちかな。セリフが多くて、なんだか難しそうだ。「松ヶ根乱射事件」の不気味さの方がよかったな。宮崎あおいはさすがに、うまいね。宮崎あおいと、年下の同棲相手のマサル(勝地涼:こいつがまた、デトロイトメタルシティの根岸みたいなヘタレなん)のからむシーンが面白い。それと白塗りの田辺誠一。ロッカーってこういう飛んだ人が多いのかな。「シャイン・ア・ライト」を観にいったストーンズファンに、聞いたんやけど、ヒラリー・クリントンのママが楽屋を訪れた時、キース・リチャーズはばっちゃんに、両手を広げながらニコニコ近づいて、ハグハグ(ただの女好きかも)。
監督さんの「佐藤浩市さんに皮ジャン着せたりしたらカッコよすぎて、ダサくするのに苦労した」って言うのに笑った。