2009年1月の映画  戻る


ゴーン・ベイビー・ゴーン GONE BABY GONE
2007年 米国 114分
監督 ベン・アフレック
原作 デニス・レヘイン「愛しき者はすべて去りゆく」
脚本 ベン・アフレック/アーロン・ストッカード
撮影 ジョン・トール
キャスト ケイシー・アフレック(パトリック・ケンジー)/ミシェル・モナハン(アンジー)/エド・ハリス(レミー・ブレサント刑事)/ジョン・アシュトン(ニック・プール刑事)/エイミー・ライアン(アマンダの母ヘリーン)/エイミー・マディガン(叔母ビー)/タイタス・ウェリヴァー(叔父ライオネル)/モーガン・フリーマン(ドイル警部)
メモ 2009.1.31(土)曇り晴れ レンタルDVD
あらすじ
ボストンの街で4歳の少女アマンダが行方不明になる。幼女の叔母が、警察だけにまかせておけないと探偵を雇う。雇われた探偵はパトリックとアンジー。この街で育ち裏社会にも人脈を持ち、人探しが専門の二人だったが、幼女の誘拐は荷が重い。気は乗らないが、叔母のたっての願いで「だめもと」と捜査を始める。
感想
なぜこの映画を見る事になったかと言うと、ミシェル・モナハン、エイミー・ライアンそれぞれ「イーグル・アイ」と、「その土曜日、7時58分」のパンフのキャスト紹介の中に「ゴーン・ベイビー・ゴーンに出演した」と書いてあったから。 何? インパクトある題名なのに、うちの知らない映画だ。しかもベン・アフレックの初監督映画らしい。
 
準新作になって、半額デーにレンタルする。見終わって・・・・劇場未公開・・・・・なにゆえ? 正調ハードボイルドで、地味ではあるが秀作だと思う。ベン・アフレックはなまじルックスがいいけど、演技よりも脚本や監督の方に才能があるんではなかろか。
 
「子は宝」と昔は言ったが、じゃその宝は誰のもの? 子供を一人前にするには、かわいがってしつけをして教育してとすごーく手間ヒマかかる。それは、ひとりの人間の手だけでは負えない。ここんとこ主人公は、わかっちゃいない。子供をまっとうに育てるというのは、人類存続の根幹にかかわる事なんだな。
お薦め度★★★★1/2戻る

K−20(TWENTY) 怪人二十面相・伝
2008年 日本 137分
監督・脚本 佐藤嗣麻子(さとうしまこ)(「ねらわれた学園」「エコエコアザラク」)
原作 北村想「完全版 怪人二十面相・伝」
歌 オアシス「ショック・オブ・ザ・ライトニング」
出演 金城武(軽業師・遠藤平吉)/仲村トオル(明智小五郎)/松たか子(令嬢・羽柴葉子)/國村隼(ゲンジ)/高島礼子(キクコ)/本郷奏多(小林少年)/益岡徹(浪越警部)/今井悠貴(シンスケ)/鹿賀丈史
メモ 2009.1.3(土)曇り晴れ HEP・TOHOシネマズ梅田・レイトショー
あらすじ
西暦1949年。太平洋戦争に突入しなかった日本は、華族が支配する階級社会ままであり、一部の者が権力と富を握っていた。帝都では、正体不明の怪人二十面相が現われ盗みを繰り返し、華族達を震え上がらせていた。
そんなある日、サーカスの曲芸軽業師・遠藤平吉は、カストリ雑誌の編集者を名乗る男に罠にはめられた。 平吉は、伯爵令嬢・羽柴葉子と名探偵・明智小五郎の結納写真を隠し撮るはずが、怪人二十面相に仕立て上げられ、官警から追われる身となってしまったのだ。