ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団に続く第六巻。ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人は6年生となった。最終学年まで後1年。O・W・L(普通魔法レベル)ふくろうにも合格。ハリーはダンブルドア校長の個人授業を受ける事になる。それは記憶への旅だった。トム・リドル(ヴォルデモート卿)の数少ない過去を探り敵を知るのが目的。一方、ハリーの天敵ドラコ・マルフォイは不穏な動きをしていた。
感想
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団が前哨戦であるならばこの作品は最終章への助走。助走にしては重たい。またしても重要人物がひとり脱落。
この作品はハリーが主役とはなっていない。学園生活もクィデッチも思春期の恋もつけたし。
セブルス・スネイプ(映画ではアラン・リックマン)が悲しい。その使命があまりに酷だった。嗚呼ダンブルドアよ。なんて事をさせるんだ。 なんてこったい。