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YAP16プロセッサの作り方

誰かの役に立つかもしれないので、Microchip社のPIC16F84AとPIC16F648の互換プロセッサ、YAP16の製作過程を記録しておき ます。もともとは、Blogの2007/7/10 あたりから書いていた内容を加筆訂正してまとめなおしたものです。

CPUを作るのは、実はあまり難しくはありません。もちろん、Core2DUOを作れというとそりゃむり簡単ではありません。でも、PICぐらいなら、時 間をとって作業すれば、1週間くらいでなんとかなってしまうと思います。実は本当に 面白いところはアーキテクチャを決めるところで実装を考えるのは地味で面倒くさいはなしです(笑)。まあいいでしょう、目的はリハビリです から(笑)。
このプロジェクトの当初の目標は、、

  1. PIC16F648AのシミュレーションモデルをVerilogでつくる。
  2. うまくいきそうならば、論理合成できるようにする。
  3. 運がよければ、Verilog-HDLの中級者になにか啓示を与えることができるかも(笑)。上級者の失笑を買わないようにがんばりま しょう。
ということだったのですが、PIC16F648AはI/Oの機能がてんこ盛りで、これを説明していくのは面倒くさい上に全然面白くないので、主にCPUの 部分に絞って説明をしていきます。

目次
準備編1 ブロックダイアグラム
準備編2 クリティカルパスの検討
準備編3 インストラクションセットを眺める
準備編4 パイプラインの検討
準備編5 パイプラインの検討、割り込みの場合

設計編1 デザインの検討
設計編2 下準備
設計編3 インストラクションレジスタ
設計編4 プログラムカウンタ

以下、工事中







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