Mini 12m Deceptionクラス 
| Home | Mini12がやってきた_1Mini12がやってきた_2 | Mini12がやってきた_3 | Mini12の艤装 | Mini12の乗り方 |

Mini12の艤装 
バウ周辺
ジブハリヤード(スイベル付きの緑)、スピンハリヤード(青)、ジブファーラーのドラムとファーリング用のロープ(黄)。
出艇前、ジブセールにジブシートを付ける前に、セールの巻き数をチエックしておいた方が良い。ジブセールは完全にファーリングできるか?展開するときには完全に展開できるか?
マストステップ周辺とコクピット前部(船体右から見たところ)
写真の左、中央のカムはメインシート(赤白)。
2列目のカムは奥から、
メインカニンガム(紫)、ブームバング(青)、アウトホール(赤白)、ファーラー(黄)
グースネックを下から見たところ
メインシート(左、赤白)とアウトホール(右、赤白)、カニンガム(紫)
グースネックはマストグルーブにスライダーを差し込んで、タッピング2本で固定してある。タッピングが緩むとメインセールを上げたときにグースネックが上下することがあるので、出艇前にネジの緩みがないかチェックした方が良い。
下のスプレッダー周辺
V1、V2はスプレッダー先端に引っ掛けて、ビニールテープで止めてあるだけ。
V1、V2のテンションが弱すぎたり、ビニールテープが剥がれていると、風下側のワイヤーがスプレッダーからはずれることがある。
マスト
ダブルスプレッダー、ピークの風見(写真奥のマスト)など。
マストはテイザー級の上部セクションを使っている。
5、6回乗った感じでは、マストが柔らかく、中強風ではパーマネントを引いた時にメインは非常にフラット(あるいはオーバーベンド)になるが、フォァステイ(ジブセールのラフに縫いこんであるワイヤー)にはサギングが出やすい。
マストステップ周辺とコクピット前部
カニンガムには写真のようなフックが付いているのでメインセールのダウンホールに掛ける。タックはブームに溶接されたシャックルに固定する。
コクピット側面(写真左側が船体後部)
写真左側の板は背もたれ。コクピット床の溝に差し込んである。溝は複数あるので、自分の足の長さに合わせて背もたれ基部の位置を調整できる。
子供など足の短い人は、背もたれの凸部をビルジ溜まりの開口部の後端に差込み、その上から床板を乗せ、尻で押さえれば背もたれ基部はかなり前方で固定される。背もたれ基部からラダー操作用のペダルまでの距離は、ステアリングに影響するので、多少はこだわった方が良い。なお背もたれの傾斜角度も調整できる(後述)。
シ−ト類は写真左下から、メインシートトラベラー(青)、パーマネント(赤白)、その右のシートが入っていないカムはスピンシート用。
メインシートトラベラーは自分の背中の真後ろにあるので、セーリング中にトラベラーの位置を直接見るのは不可能に近い。従ってトラベラーシートにマークを付け、その位置をコクピット内部で視認するしかない。
慣れないうちは、メントラは中央に固定して動かさない方が無難。
3つのカムクリートのすぐ上を水平に通っている赤白のシートは、ラダーをコントロールするロープ(コードランドからペダルに導かれている)。
写真左上のほぼ水平の赤白のシートは、背もたれの上部を支えている。
パドルは無風時に使うことあり。
写真右上のデッキレベルにあるカムはジブシート用。写真右隅がジブシートリーダー。
ジブシート用のカムのすぐ下には小さい穴が空いている(コクピット側面、左右にあり)。コクピット床に置いてある木片の両端にはピストンが付いていて、この穴にピストンを差し込んで固定する。
木片には3つ穴が空いているが、通常は中央の穴にロープを通し、キールのスリングに連結して、船体を1本吊りできるようになっている。
コクピット(斜め後方から撮影)
コクピット前部にある木製の板が、ラダー操作用のペダル。
左側のペダルを踏むと、フネは左に曲がる。
コードランドとメインシートトラベラー
舵を一杯まで切ると、たまにコードランドの溝からロープが外れることがある。
帆走中に舵が非常に重いと感じたら、ロープが外れていないかチェックすること。
帆走中でも修復は可能。
トランサム周辺
パーマネントアジャスターは左舷側のデッキ下を通り、コクピット側面に導かれている。
コードランドとラダーコントロール用のロープ ブームエンド
下方向に伸びているシートがメインシート。
上方向に2本伸びているロープがメインハリヤードの結び目(当然1本)。
エイトノットされているロープがアウトホール。
左舷後部
パーマネントアジャスター(赤白)とメインシートトラベラー(青)
写真左上はスピンシート
背もたれの後面
背もたれの後面にはクラムクリートが2個付いていて、背もたれの傾斜角度を調整できる。
ブームとブームバング コクピット床板とバラスト
キールは袋状になっていて、内部に鉛バラストが収められている。
バラストは分割されていて、取り出し可能。
1本吊り用のスリングロープ(灰色)も見える。
コクピット内部前方
写真左上の3個のカムクリートはハリヤード用。左からメインハリヤード(赤白)、スピンハリヤード(青)、ジブハリヤード(緑)。
デッキ裏側にはビルジポンプが取り付けられている。
中央のV字型の左右の板がラダー操作用のペダル。コードランドに繋がったロープ(赤白)も見える。
ペダルはショックコード(黒)で前方のバルクヘッドに引かれていて、ペダルに力を加えなければ左右が一応ニュートラルになる(但しクロスで帆走中はウェザーヘルムあり)。
バルクヘッドから前はエアータンクになっている。
コクピット後端からトランサムにかけてもエアータンクが設けられていて、コクピット内部が満水になっても、沈まない。
コクピット内部前方
写真中央にマストステップ下のデッキを貫通して、ターニングブロックを介して濃くピットに導かれているハリヤード類が見える。
上部にあるのは手動ポンプ。
I ポイント
スピンハリヤード(青)とジブハリヤード。
マストトップと風見
船台前部 船台後部
写真のようにキールは船台の窪みにきっちりはまるので、上架のときは注意。
| Home | Mini12がやってきた_1Mini12がやってきた_2 | Mini12がやってきた_3 | Mini12の艤装 | Mini12の乗り方 |