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バウ周辺 ジブハリヤード(スイベル付きの緑)、スピンハリヤード(青)、ジブファーラーのドラムとファーリング用のロープ(黄)。
出艇前、ジブセールにジブシートを付ける前に、セールの巻き数をチエックしておいた方が良い。ジブセールは完全にファーリングできるか?展開するときには完全に展開できるか? |
マストステップ周辺とコクピット前部(船体右から見たところ)
写真の左、中央のカムはメインシート(赤白)。 2列目のカムは奥から、
メインカニンガム(紫)、ブームバング(青)、アウトホール(赤白)、ファーラー(黄) |
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グースネックを下から見たところ メインシート(左、赤白)とアウトホール(右、赤白)、カニンガム(紫) グースネックはマストグルーブにスライダーを差し込んで、タッピング2本で固定してある。タッピングが緩むとメインセールを上げたときにグースネックが上下することがあるので、出艇前にネジの緩みがないかチェックした方が良い。 |
下のスプレッダー周辺
V1、V2はスプレッダー先端に引っ掛けて、ビニールテープで止めてあるだけ。
V1、V2のテンションが弱すぎたり、ビニールテープが剥がれていると、風下側のワイヤーがスプレッダーからはずれることがある。 |
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マスト
ダブルスプレッダー、ピークの風見(写真奥のマスト)など。 マストはテイザー級の上部セクションを使っている。
5、6回乗った感じでは、マストが柔らかく、中強風ではパーマネントを引いた時にメインは非常にフラット(あるいはオーバーベンド)になるが、フォァステイ(ジブセールのラフに縫いこんであるワイヤー)にはサギングが出やすい。 |
マストステップ周辺とコクピット前部
カニンガムには写真のようなフックが付いているのでメインセールのダウンホールに掛ける。タックはブームに溶接されたシャックルに固定する。 |
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コクピット側面(写真左側が船体後部) 写真左側の板は背もたれ。コクピット床の溝に差し込んである。溝は複数あるので、自分の足の長さに合わせて背もたれ基部の位置を調整できる。 子供など足の短い人は、背もたれの凸部をビルジ溜まりの開口部の後端に差込み、その上から床板を乗せ、尻で押さえれば背もたれ基部はかなり前方で固定される。背もたれ基部からラダー操作用のペダルまでの距離は、ステアリングに影響するので、多少はこだわった方が良い。なお背もたれの傾斜角度も調整できる(後述)。 シ−ト類は写真左下から、メインシートトラベラー(青)、パーマネント(赤白)、その右のシートが入っていないカムはスピンシート用。 メインシートトラベラーは自分の背中の真後ろにあるので、セーリング中にトラベラーの位置を直接見るのは不可能に近い。従ってトラベラーシートにマークを付け、その位置をコクピット内部で視認するしかない。 慣れないうちは、メントラは中央に固定して動かさない方が無難。 3つのカムクリートのすぐ上を水平に通っている赤白のシートは、ラダーをコントロールするロープ(コードランドからペダルに導かれている)。 写真左上のほぼ水平の赤白のシートは、背もたれの上部を支えている。 パドルは無風時に使うことあり。 写真右上のデッキレベルにあるカムはジブシート用。写真右隅がジブシートリーダー。 ジブシート用のカムのすぐ下には小さい穴が空いている(コクピット側面、左右にあり)。コクピット床に置いてある木片の両端にはピストンが付いていて、この穴にピストンを差し込んで固定する。
木片には3つ穴が空いているが、通常は中央の穴にロープを通し、キールのスリングに連結して、船体を1本吊りできるようになっている。 |
コクピット(斜め後方から撮影) コクピット前部にある木製の板が、ラダー操作用のペダル。 左側のペダルを踏むと、フネは左に曲がる。 |
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コードランドとメインシートトラベラー 舵を一杯まで切ると、たまにコードランドの溝からロープが外れることがある。 帆走中に舵が非常に重いと感じたら、ロープが外れていないかチェックすること。 帆走中でも修復は可能。 |
トランサム周辺
パーマネントアジャスターは左舷側のデッキ下を通り、コクピット側面に導かれている。 |
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コードランドとラダーコントロール用のロープ |
ブームエンド 下方向に伸びているシートがメインシート。 上方向に2本伸びているロープがメインハリヤードの結び目(当然1本)。
エイトノットされているロープがアウトホール。 |
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左舷後部 パーマネントアジャスター(赤白)とメインシートトラベラー(青) 写真左上はスピンシート |
背もたれの後面 背もたれの後面にはクラムクリートが2個付いていて、背もたれの傾斜角度を調整できる。 |
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ブームとブームバング |
コクピット床板とバラスト キールは袋状になっていて、内部に鉛バラストが収められている。 バラストは分割されていて、取り出し可能。
1本吊り用のスリングロープ(灰色)も見える。 |
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コクピット内部前方 写真左上の3個のカムクリートはハリヤード用。左からメインハリヤード(赤白)、スピンハリヤード(青)、ジブハリヤード(緑)。 デッキ裏側にはビルジポンプが取り付けられている。 中央のV字型の左右の板がラダー操作用のペダル。コードランドに繋がったロープ(赤白)も見える。 ペダルはショックコード(黒)で前方のバルクヘッドに引かれていて、ペダルに力を加えなければ左右が一応ニュートラルになる(但しクロスで帆走中はウェザーヘルムあり)。 バルクヘッドから前はエアータンクになっている。 コクピット後端からトランサムにかけてもエアータンクが設けられていて、コクピット内部が満水になっても、沈まない。 |
コクピット内部前方
写真中央にマストステップ下のデッキを貫通して、ターニングブロックを介して濃くピットに導かれているハリヤード類が見える。
上部にあるのは手動ポンプ。 |
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I ポイント
スピンハリヤード(青)とジブハリヤード。 |
マストトップと風見
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船台前部 |
船台後部
写真のようにキールは船台の窪みにきっちりはまるので、上架のときは注意。 |