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マンドリン悠々(2004年5月11日-3)
指揮者兼アレンジャーの呟き




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2004年5月11日(火)
棒のことを、ぼうーっと、
とにかく、ひたすらきっちり拍子を刻んでいるようではだめである。やはり、なにをしたいのか、それを感じ取ること。それを分かち合うこと。共感すること。拍を刻むなんていうことからは、すっかり解放されなければならないのだと思う。拍はみなで共有していればいいこと。信頼関係が前提となるであろう。拍を刻んでいなければ合わないようでは次元が低すぎるのである。なぜなら、拍は微妙に揺れているからに他ならない。揺らぎを振ることなんてできないだろうし、そんなのナンセンスに決まってる。揺らぎは感じとるものであり、それがお互いにシンクロしたときに、ほんとうの意味での音楽が姿をあらわしてくれるのだろうと思う。どうすればそれが実現できるのだろうか。やはり超能力っていうことになるんだと思う。北風と太陽の太陽のように、すべてを解き放って、方向性だけを示したときに自然に伝わるものなのだろう。音楽のことだけに集中して、全身で表したとき、仮に、それがほんの些細なまゆ毛の動きだったとしても、なにか伝わるものがあるにちがいない。伝えたいものを伝える。これでいいのだろう。空気の密度のようなものを伝える。そのようなことをなんだかずうっと、ぼうっと考えていた。それで、なにかが見えたような気がした。今度の慶應の定期は無心で臨むことにしよう。空気を伝えるように、こころで感じるままに、まゆ毛を動かしてみようと思う。

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