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マンドリン悠々(2003年11月2日)
指揮者兼アレンジャーの呟き




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2003年11月2日(日) 晴れ
久我山小学校 秋の音楽会
昨日、久我山小学校で音楽会がありました。アメデオはそこに参加させてもらいました。
合唱団はずいぶん増えて100人を超える大所帯になっていました!ということは久我山小学校の3人にひとりくらいは合唱団のメンバーということでしょう。これは素晴らしいことですね!それで歌声は秋の空に届くような澄み切ったもので、毎回子供達の歌を聞くたびに胸がきゅっとなってしまいます。合奏も素晴らしかったですね。よく歌うことができていました。

なんといってもハイライトは町田くんの「1分間指揮者コーナー」でしたね。3人とも元気な指揮ぶりでしたが、最後に町田くんが「速くしてもいいよ!」なんてけしかけるものだから、オーケストラの方もすっかりその気になってしまって、ぼくは慣れない太鼓を叩いていましたが、おもわず暴走してしまったのでした!やっぱり音楽っていうのはこういうのが楽しいですね。

大きな事故は2点でした。ひとつは「空がこんなに青いとは」の中間部は「し・ら・な・かったんだよう〜」みたいなことで、本当に知らなかったんですね。日尾先生が言っていましたが、なんでもあの楽譜はなかなか手に入らない貴重なもので、しかも調整もハ長調なんですって!こちらはすっかり一般的な楽譜(ヘ長調のもの)しかなかったので、そこはアカペラになったのでした。ぼくの計算だと8小節休めば良かいはじだったんだけど、それもちょっと足りなかったみたい?でもみんなは臨機応変になんとか対処したのでありました。

2つめの事故は「翼をください」ですね。これはもうひさびさの空中分解でしたが、なんとか機首を持ち上げることができたのであります。が、しかし、かなり厳しかったですね。
たしかに「つばさ」はバージョンがいくつかありました。それで、そもそも練習のときも、まぁ、これはいいでしょう!みたいな甘さがありましたね。当日の練習のときに2nd楽譜が半分しかなかったりして....これはなにかにとり憑かれたようでしたね。それで本番は始まったのでした。なかなか勇壮な感じで、やはり「いい曲だ!」なんて感じながら、タイタニック号は出航したのでした....
そして魔の座礁地点へ....完全に1小節、カノンするようにずれたのでした....もはや修復は不可能か!!!!
絶対絶命のピンチ到来....こうなったら場所を示すしかない....幸いここは間奏のところだから合唱はなんとかなる....それで「現代音楽」で岩城宏之がやるみたいに手で示せばいいのだ、と思い指で示そうと思ったら、たしか47小節めとかいうところだったりして、どうやって示せばいいのだ!これじゃしめ鯖になっちゃうよ....えぃこうなったら声で言っちゃえ!っていうわけで「47、48、49とか叫んで、たしか叫んだんでしょうね、それで50のところへきた瞬間に右手で5本の指を差し出した、しかし、みんなはなんのことやらさっぱりわからなかってんでしょうね。
そしたら次の氷山がやってくるではありませんか、気が着いたら間奏が終わっていて歌がはじまっていたのです。こうなったら日尾先生にSOS発信するしかない、ということでモールス信号+超音波、いわゆるテレパシーっていうやつ、あれを発信しました。どうやったかはわからないのですが奇跡的に声が復活したのであります。このあたり先週の「白い巨塔」のよう....スリル満点ですね。
しかし、ディザスターはこれでおさまりませんでした!なんと終わろうとしたら、こんどは歌が止まらないではありませんか、おぃおぃ、いったい何回「この大空」を歌うんだっけ????むむむ、こうなったらいくところま行きましょう!でも、歌は響いたのであります。

まさに大ピンチな幕引きではありましたが、楽しかったかな...
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