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マンドリン悠々(2003年7月18日-2)
指揮者兼アレンジャーの呟き




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2003年7月18日(金)-2 くもり
Overture
今朝「胡桃割り人形」のスケッチが終わりました。スケッチというのは表情記号や強弱記号それからスラーなどやアーティキュレーションといった記号が入っていないまさに素焼きのような状態です。ぼくはOvertureというソフトで作っていますが、ちなみにこのソフトはもう絶版になってしまったんだそうです。最初に入手したころはOpcodeという会社で作っていましたが最近はRoland というオルガンや音響機器のメーカーに移りました。消えてしまったのです。ぼくのうちのOvertureはいまのところまだ元気に働いてくれています。元気がないのはハードウェアのほうで、最近1日に少なくとも2−3回は固まります。固まると、それまでに入力した情報が消えてしまうので、これほど悲しいことはありません。同じ作業を何回も立て続けに繰り返すと固まるようです。素焼きのスケッチの話しでしたね。スケッチの段階というのは役者さんにせりふを割り当てるようなものです。楽器の音色を想像しながらイマジネーションを掻き立てていくわけです。ですからこれは夜に限ります。しーんと静まり返った部屋で、空想の世界を飛び回るようなものです。胡桃割り人形の場合はおもちゃ箱をひっくり返してごちゃごちゃかき分けながらとっておきの宝物を探すような感じで取り組むんです。そうすると兵隊さんの腕がこわれていたりして、大好きだったレゴのとっておきの部品が「こんなところにあったのか!」みたいなおもいもかけない発見があったりして、そうかと思えばモノポリーのアイロンのかたちをした駒が戦車のキャタプラに絡まっていてもうぐちゃぐちゃになっていたりするんです。でも、そういうがらくたみたいのがなかなか捨てられないんだよね。そんなことを空想しながら金平糖のおどりってどんなおどりなんだろう?みたいなことも真剣に考えてみたりもするんです。どうなんでしょうか?やはり素焼きができるとうれしいですね。結構地道な作業も多いので、それなりに楽しみながらやらないとやってられないというのもあるんです。だからいろいろ実験したり空想するっていうのは、これは意外に秘訣かもしれませんよ。それで素焼きが終わるといよいよ絵付け作業です。塗り絵のような楽しさがあります!なんて書くとひょっとするとこれは面白いのでは、と錯覚される方がいるかもしれないけど、とんでもありません!こつこつと山を登るようなもので、いつもそう思うのですが、立ちくらみっていうんでしょうか、いきなり膨大な作業、そう、まさに作業なのであります、単純作業をひたすらこなすというようなものなのであります。まず表題を書く。最近気に入っている字体は「skia」。これをイタリックにして使っています。それから速度記号。強弱記号。表情記号。それからスラーを描きます。このあたりでは同じ作業を繰りかえすことが多くなりますので、そうそう要注意です!固まらないように!それである程度入力したら、一旦保存します。「よし!ここまでゲッツ!」みたいな感じです。たいていそういうタイミングでアドネラニンが分泌され達成感がみなぎったりします。今夜は一気に山を登ることになりそうです!やれやれ...
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