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作者 松本 光正
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Pedegogical環境で、Real-worldに近づけていくにはどうしたら良いだろうか? そもそも、教室内では「訓練的な指導内容」が適しているのであり、異文化を実感したり、英語の必要性を感じたりすることは少ない。しかし、教室内でもauthenticな内容を扱いたいし、何とか実践的コミュニケーション実現に近づけたいのである。 「教室から外へ出てReal-worldに触れる工夫」をいくつか紹介したい。 当然実際に教室から外へ出て、Study-tourと称してInternational_school訪問というのもあるし、またコンピュータールームでInternetという手もある。しかし、それらは日常的には一般公立中学では難しい。 私が昭和61年くらいから実践しているのは、異文化体験学習である。体験学習といっても大それたことをやるのではない。ちょっとした教科書にでてくるような異文化を手を変え品を変え提示し、生徒にそれをもとに活動させるのである。教師の説明を生徒が聞くという教室の日常を「非日常化」していく。 ちょっとした異文化の提示の仕方でも「気分は教室から外」というのがある。 例) 開隆堂 SUNSHINE ENGLISH COURSE 1 のProgram2-3ではEaster-eggがでてくるが、まず、ビンゴでEasterとEaster-egg等についての予備知識を与え、その後、実際にAETと一緒に簡単なEaster-eggを作り、Easter-Egg-Huntを教室内で実施する。
Easter-Bingo での予備知識のときから生徒は大変盛り上がっている。ゲーム感覚の活動は一年生にはとてもこたえられないようだ。ビンゴのやり方等はココをクリックしてください! 作りあげたEggとAETの先生の用意してくださったチョコレートを教室内に隠し、いよいよ”Easter-Egg-Hunt”の始まりです! 卵を見つけた人にはBonus_pointと景品、チョコレートを見つけた人にはそれをあげるというゲームです。
ちょっと「エッグハント」をのぞいてみましょう! 本当に生徒は楽しく、活動できました。このゲームを知っていた生徒はほとんどいませんでした。 クラス内を走り回って騒がしくなりますが、この活動のあと生徒のほとんどがEasterについて理解してくれました。
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【個人研究内容】
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