ラディアントリッパー

 ソルダートJの両腕部装甲下に一基ずつ収納されているプラズマソードの別称。おそらく銘のようなもので、三重連太陽系赤の星でも最高の戦士と称されたソルダート・J−002に与えられた特権的装備であると考えられるが、装備名はあくまでプラズマソードである。通常時は装甲から鳥の爪のように露出しているが、この二本の爪を束ねて引き抜くことによって起動し、ソルダートJの体内に取り込んだ気体をプラズマ化して放出、Jパワーでそれを集束して刃としている。実体型の刀剣と異なり、刃こぼれや折れたりする事がないため、一定の切断力を維持したまま連続使用が出来ると言う利点がある。
 その、Jアークの単一構造結晶装甲すら切り裂く驚異的な切断能力が、ソルダートJに強力な近接戦闘能力を与えている。一般的には手持ちの長剣の様に使用するが、装甲に接続したまま手甲剣のように使用したり、二基を連結して双身刀のように使用したりと、各個のソルダートJが得意とする様々な戦闘スタイルに応じて、多様な使用が可能である。一説には、槍や弓などの他種の武器へも変形するタイプも存在したと言う。
 なお、ソード基部は文字通りソルダートJの爪のようなものであり、戦闘などで失なわれても数日で再生する。
 ちなみにジェイダーにもプラズマソードが二基装備されており、両腕部のマニュピレイターがソード基部を兼ねているが、こちらは特に銘を打たれてはいない。