高速転槽射出母艦イザナギのミラーカタパルトに新たに採用された新型ミラーコーティング方式。三段飛行甲板空母のミラーコーティングは射出物の表面にミラー粒子を漂着させるのみのものだったが、イザナギのそれは射出物を弾丸型のミラー粒子のカプセルに包んで射出する。これにより射出物の形状にかかわりなく、空気抵抗は一定となり転送精度が格段に向上したほか、イザナギのカタパルト自体が三段飛行甲板空母のそれの二倍以上の長さを有することもあいまって射程も大幅に延長されている。
イザナギなきあと、新たな機動部隊の母艦として開発、建造されたツクヨミには開放型ミラーカタパルトが採用されたがこれは弾丸ミラーコーティングを施すことはできなかったため、イザナギ一代限りの装備となってしまった。