ジュピロス・シリーズ

   日本の宇宙開発公団が中心となって打ち上げた5台の木星探査船の総称。
   その1台目「ジュピロス1」は謎のエネルギー物質「ジュピターX」の回収に成功するが残り4台は悉く遭難、通信を途絶している。
   最初の、そして最後の有人木星探査船「ジュピロス5」は船体の大半が太陽電池とはいえ、全長2000mを誇る巨大宇宙船で、その制御の多くを制御コンピュータ「ユピトス」に委ねている。ガイの母「獅子王絆」はその乗組員の一人だった。1998年に大きな期待と共に打ち上げられ、2年の航海の後、木星圏への到達を果たした。しかし謎の通信途絶により遭難したものと判断され、乗員の生死は絶望視されたまま現在に至る。