|
1979年 カラー116分 柿本雁一郎監督
これはもう青春映画ですね。観終わって、どこまでも清清しい青春っぷりに、久しぶりに炭酸飲料を飲んでゲップでもしたい気分になった。私はもうすぐ64。日々の悩みは初孫の、いまだに決まらぬ名前の画数で。俺はもうすぐ64。洟垂れで芋ばっか食べていた青春時代。奇声を発し、剣道を習っていた。おめーん!、などと。そんきょ!、などと。その頃アメリカではエルビス登場、だよ。遠い国はおとぎの世界だった。
ストーリーは小学生の洟垂れ3人組が好きなの女の子の家へ風呂を覗きに深夜の町を自転車で走る、ある一晩の話である。一晩中、立ち漕ぎ。消防団、下着泥棒、不眠症の作家、夜逃げの家族達の群像劇も交え、諸々起こる一夜の出来事のアイデアはこれといったものがなく既視感の嵐ではあるが、私の青春の分身達の活躍に頬が緩む。一晩中、立ち漕ぎ。
映画は後半、いつまでたっても夜が明けないことに気付いた少年達が、その原因となっている囚われの朝を助けに行くという、なんか急速にファンタジーの方向へ展開し、夜が明けるのと少年は大人になったの?そういうこと?監督の才のなさにも頬が緩む。
何十年ぶりかに観たこの映画、どこぞの名画座で上映された訳ではなく、私はネットでダウンロードしてパソコンで観たんです。海外のサイトから頂きました。ファイルの持ち主はポルトガル人の日本映画マニアで、丁寧にお手製のポルトガル語の字幕が付いてます。今こうしてパソコンで見ながら窓の外にはジェット機が。葛西在住。夕焼け小焼けの葛西はやばい。デートにおいでよ。
あの頃の映画をこういう形で再び見るのは不思議な感じがしまして。映画の内容からしても時の流れを強烈に意識したのでした。私はもうすぐ64。あぁ振り返って愕然とする事、これは本当に凄い事実でそんなバカなと自分で自分を疑うが、この先きっと良い事あるだろうと思って何十年!なにもなかった!ただただつまらなかった!もうすぐ生まれる孫達に私は何と言おう。経験的にやめたほうがいいよ、出生。
それでも女とすれ違えば、いつかやれるかもと考える。あの女と来週、偶然知り合ってその日にやれちゃうかもと。超ドキドキ。性欲だけが明日への原動力なのではないだろうか。真面目な話。ぐちょぬれまんこにぶちこみてーよ。
|