Windows ユーザーに警告

 
 マイクロソフトはアメリカでのWindows 98・Windows 98 Second Edition・Windows NT 4.0 Workstationの提供及びサポートの停止の計画を発表しました。この発表により団体・一般ユーザーは2002年9月30日頃までしかサポートを受けられなくなりました。また、日本国内での打ち切り時期も同じでユーザーは約1年後に完全にサポート受けられなくなります。
 マイクロソフト USA より http://support.microsoft.com/directory/discontinue.asp

 つまり一年後サポートを受けられるWindowsパソコンを使いたければWindows 98・Windows 98 Second Editio・Windows NT 4.0 Works tationの入ってるパソコンのOSを上記の欠陥あるWindows Me、今年リリース予定のWindows XP、個人では使えないWindows 2000のいずれかにバージージョンアップするか、パソコンを買い換えることになります。

 そして、これらの最新のものに変更したとしても、なおマイクロソフ トの最新のOS及びアプリケーションソフトウェアはバグフィクス(修正) をして使いになることをお薦めします。同社はこのようなバグフィクス(修正)を行わなかったことに起因するデータの破壊、消滅にはいっさい責任を負わないのが通例ですので必ず実施してください。(但 し、同社がバグフィクス(修正)自体を行ったことに起因する現象にも責任をとるかも難しいところですが。)
 ユーザーの方々はこの点をご理解の上ご使用になることをお勧め します。

・要注意のもの
  Windows Me Office 2000
 (必ず同社サイトから本件以外のものも含めて総ての「バグフィクスプログラム」を入手し修正を完了していてもなお「要注意で使用」 をお勧めします。)

・使用を避けたほうが良いもの
 Windows 2000 Windows XP 
 Office XP そして、これからはこれら最新のものも3年程度でサポートを打ち切りにするようです。

  Microsoftは,クライアントOSの製品発売からサポート終了まで を,「メインストリーム・フェーズ(米国での発売後3年間)」,「延長 フェーズ(メインストリーム・フェーズ終了後1年間)」,「非サポート 対象フェーズ(延長フェーズ終了後1年間以上)」の3つに分けて, 製品ライフ・サイクルのガイドラインとしている。「ユーザーは,OSが いつまで提供されるのかという情報を必要としている。ユーザーの クライアントPC導入計画に役立ててもらうため,ガイドラインによっ て提供期間を明確にした」という。  
 (マイクロソフトの戦略計画部の沼口繁部長) 「クライアントOSの提供中止は続々やってくる」  
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NT/NEWS/20010807/3/  


 Windows Meユーザーに警告


 
マイクロソフトの発表によると今年2001年9月9日以降にWindows Meの復元ポイント機能が利用不可能になります。これはシステム復元機能に重大なバグですのでユーザーの方々は下記のサイトで修正方法を確認し対応してください。


2001 年 9 月 8 日よりも後の復元ポイントが利用できない

最終更新日: 2001/08/08
文書番号: JP290700

 この資料は以下の製品について記述したものです。
  Microsoft Windows Millennium Edition
   (以下略)
http://www.microsoft.com/japan/support/kb/articles/JP290/7/00.htm



 Windows XPユーザーに警告


  Windows XPの障害はたくさんありすぎます。

  下記のマイクロソフトのサポートを参照してください。しかし、すべての障害、対策がが書かれている訳ではないです。

     
 Windows XP サポート情報ページ 

  アプケーションや周辺機器のドライバーは確実にWindows XP対応版にアップデートしてください。
  
  また、2月28日にマイクロソフト本社は早ければ第3四半期にWindows XPの最初のメジャーアップデート「Windows XP Service Pack(SP)1」をリリースすることを明らかにしました。  


 Windows XPをプリインストールしたパソコンに障害です。
 マイクロソフトは,Windows XPマシンに格納したデータ・ファイルが, 再インストール,修復やアップグレードにより失われる場合があるこ とをサポート技術情報で報告した。影響を受けるのは,「All Users」フ ォルダに格納したデータや,「Default User」フォルダに格納した設定情報。  

「Windows XPに,再インストール・修復・アップグレードでデータが失われるトラブル」 http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NT/NEWS/20011207/3/

 

 Windows XPのユニバーサルプラグアンドプレイ機能を使いネットワーク経由で不正操作が可能になってしまうバグが見つかりました。その対応は下記の通り

 Windows XP日本語版用修正プログラム
 マイクロソフト(株)は21日、Windows XPに、他のユーザーからネットワーク経由で不正操作される可能性のある問題など2つのセキュリティ問題があることを明らかにしこの問題を修正する日本語版修正プログラムを同社Webサイトで無償公開した。同社では危険度レベルを“高”レベルに位置づけ、修正プログラムのインストールを強く推奨している。 「窓の杜」http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/12/21/windowsxppatch.html

Windows XP日本語版用修正プログラム http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?releaseid=34954

Windows Me日本語版用修正プログラム(直接ダウンロードがされます)
http://download.microsoft.com/download/winme/Update/22940/WinMe/JA/314757JPNM.EXE

Windows 98/98 SE日本語用修正プログラム
http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?releaseid=34996


 パソコンの現状−Gateway日本撤退


 読者のある方が雑誌を見て世界的シェアをもつゲートウェイ社(Gateway)のノートパソコンを購入しようとして電話で予約して指示通りに代金を振り込んだところ、その次の日本ゲートウェイ社が日本撤退を発表し国内の各事業所を閉鎖したため連絡が取れなことになりました。
 その後、サイト(http://www.gw2k.co.jp/)は半閉鎖状態で「電話もかけている人が多いらしくつながりません。」とのことでした。
 後日、パソコンは送られてきたのですが。その後のサポートなどの不安は残ります。


  これは2001年8月28日に実際に起こったことです。

  米 Gatewayは28日(現地時間)、再建策を発表、日本市場から撤退することを明らかにした。再建策では、米国国内市場に経営資源を集中し、日本やマレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールの各現地法人を即座に閉鎖、ヨーロッパ市場についても30日以内に結 論を出すとしている。
 米国での発表を受け、日本ゲートウェイ株式会社では、8月29 日より全てのマーケティング・営業活動を終了すると発表した。 既に同社のホームページでは営業終了の告知が行なわれてお り、全国各地に展開していた直営店「ゲートウェイカントリー」も閉鎖される。(中略)
 なお、既存の顧客についてのサポート/サービスは従来同様継続していくとしている。同社では、既存のサポート/サービスを 100%委託できるパートナーを探しており、そのパートナーが決ま り次第、サポート業務を移管する。(中略)
  日本ゲートウェイでは、8月29日付けで、社長や役員を含む同社の全社員(698名)にこの決定内容を通達した。対象者には通 常の退職金制度に基づく退職金に加え、独自の制度を適用した 特別退職金が支給される。また、再就職斡旋会社の紹介を29日 より開始し、社員の再就職をサポートするという。
「米Gateway、再建策を発表、日本撤退へ  〜日本ゲートウェイは、全てのマーケティング/営業活動を終了」
  http://watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010829/gw2k.htm

 アメリカ的といえばアメリカ的ですが、閉鎖前に既存のサポート ・サービスを委託できるパートナーも決めず事前に社員の再就職 の斡旋もしなかったということです。
 今まで会社をユーザーとのコミュニティとして位置づけ、直営店を カントリー・ストアと呼んでユーザー重視・サポートの充実を売り物 にしていたゲートウェイ社の実態はこの様なものだったのでしょう。


 また、米ヒューレット・パッ カード社コンパックコンピュータ社を買収してコンパックコンピュータの行方も分かりません。

 9月4日にコンパックコンピュータ社を買収した米ヒューレット・パッ カード社は世界一を目指し新たにスタートしました。まさに寝耳に水だった。両者の日本法人には、第一報後、報道 各社からの問い合わせが相次いだが、正午頃には「事実関係を 確認中、米国からはまだ何も聞いていない」(日本HP広報)状況だ った。その後、両者の米国Webサイトで正式に発表があったが、夕刻になっても日本法人側は「米国での発表文以上のことはコメントできない」(両者日本法人広報)ということだった。(中略)
  HP、コンパックともに、世界のコンピュータ産業の雄だ。米ヒュー レット・パッカードは1939年に設立されたコンピュータメーカーの老舗で、最近4半期の売上高は470億ドルだ。最近では、米インテル と次世代MPU、Itaniumを共同開発したり、マイクロソフトとは常に友好的な協調関係にあるなど、デファクトスタンダード(事実上の標 準)の準拠した事業展開を推進しているが、同社はMPUでは「PA- RISC」、OSではHP-UX(UNIX)という強力な独自技術をもっている。 (中略)
 米コンパックコンピュータは、82年にパソコンメーカーとして創立され、徐々に勢力を拡大、同じく売上高は404億ドルに上る。90年 に日本法人を設置、92年には、国内の同等の性能をもつ製品と比 較して半額のパソコンを投入、「コンパックショック」を巻き起こし、そ の後の国内パソコンの低価格化の呼び水の一つとなった。(中略)
 両者は、米国をはじめ世界市場では、米IBMに匹敵するような巨 大メーカーとなるわけだが、今回の合併により、1社で2つの独自 MPU、独自UNIXをもつことになる。これらの扱いをどうするか、ということだけでも決して容易に解決できる問題ではない。「新生HP」がはたしてどのような姿になるのか、まだみえてはこない。
「HP、コンパック合併、日本法人はノーコメント 「新会社」の全容未だわからず」  
 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/09/04/10.html


  ある日突然「世界的企業でも雑誌に載っていた広告内容が・・」ある日突然「今使っている商品の・・・」ということが起きてきます。
  また、 「Windowsユーザーに警告」に書いた通りある日突然「今使 っているパソコンが急におかしくなる。」ある日突然「今使っているパソコンのサポートが受けられなくなる。」ということも実際に起きてます。

 このような状況ではますます「ある日突然に・・」 が増えてくることになるでしょう。それに対してこまめに情報を収集 し「ある日突然」に備えることが重要です。

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