さて、不幸にもウィルスメールをもらった場合の対応です。
1.もらった側の対応
1.既にワクチンソフトを使ってる場合
ワクチンソフトの指示に従って処理する。この場合、ワクチンソフトの定義ファイルを更新していないと発見・対応できないことがあります。
2.ワクチンソフトを使っていない場合。
感染してしまった場合の修復方法は、レジストリ等の修正が必要となります。
手動による修復方法は各ワクチンベンダーのサイトに掲載されていますが、コンピュータに関する高度な知識が必要であり、特にレジストリの修正等は少しでも間違えると、コンピュータが正常に起動しなくなる場合もある
ので注意が必要です。
また、無償の修復用ツールが各ワクチンベンダーから配布されているので、そちらを使う方法も有効です。各ベンダーが記述している「使用上の注意」をよく読み、
自己の責任において使用してください。
3.恒常的対策に関する注意事項
Outlookユーザーは他のウィルスとの関連もあるのでMicrosoftの「Outlook
E-mail Security Update」及び「Microsoft Internet Explorerのサービスパック」は必ず実施してください。(但し、内容をご理解の上、自己責任において実施してください。)
2.送った側への対応
1.相手への連絡
相手が気づいてない可能性があるので下記のようなメールで知らせて、対応をお願いする。
Subject:
重要 ウィルス感染の件
Date: Mon,26
Nov 2001 **:** +0900 (JST)
From: Cyber Lab
To: ****@*****.ne.jp
**様
Cyber Labでございます。
昨日より****@*****.ne.jp よりウィルスメールが送らております。(昨日、2回、本日現在まで2通。)
原因は****@*****.ne.jpを使ってメールしているパソコンに入り込んだウィルスプログラムが勝手にメールを送ってると推測されます。
他の方々にも同じメールが送られている可能性は高いです。
・推定されるウィルス 「W32/Klez」系
このウイルスは、Windows32ビット環境(Windows95.98.ME.NT.2000)で動作するウイルスで、 感染すると、Outlookのアドレス帳に登録されている全てのアドレス宛にウイルスを添付したメールを送信します。
(ランタダムに選んだアドレス宛にウイルスを添付したメールを送信するものもあります。
)
他のウイルスと異なりすぐにご使用のパソコン自体に障害を与えないのですが、後日障害の発生する確率は大きいです。
・このウィルス障害の修復に関する注意事項
1.既にワクチンソフトを使ってる場合
ワクチンソフトの指示に従って処理する。この場合、ワクチンソフトの定義ファイルを更新していないと発見・対応できないことがあります。
2.ワクチンソフトを使っていない場合。
感染してしまった場合の修復方法は、レジストリ等の修正が必要となります。
手動による修復方法は各ワクチンベンダーのサイトに掲載されていますが、コンピュータに関する高度な知識が必要であり、特にレジストリの修正等は少しでも間違えると、コンピュータが正常に起動しなくなる場合もある
ので注意が必要です。 また、無償の修復用ツールが各ワクチンベンダーから配布されているので、そちらを使う方法も有効です。各ベンダーが記述している「使用上の注意」をよく読み、自己の責任においご使用してください。
・恒常的対策に関する注意事項
Outlookユーザーは他のウィルスとの関連もあるのでMicrosoftの「Outlook
E-mail Security Update」及び「Microsoft Internet Explorerのサービスパック」は必ず実施してください。(但し、内容をご理解の上、自己責任において実施してください。)
また、コンピューターウイルス対策の基本的なことは情報処理振興事業協会セキュリティセ ンターの情報をご参照ください。
http://www.ipa.go.jp/security/
2.相手が有効な対策をとれなかった場合
相手が有効な対策をとれずにウィルスメールが送られてくる場合は丁寧にその旨を書いたメールを送り、しばらくの間、プロバイダのブロック機能などを使い相手のメーアドレス
(****@*****.ne.jp)を「受信拒否」します。
その後、相手の回復を待ち、安全が確認できたら 「受信拒否」を解除する。
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