２００５年４月１７日更新
日時は，２４時制で表現しています。
海外で発売されたＤＶＤ，ビデオなどは，日本で発売されているプレーヤー，デッキなどで視聴できない場合があります。
ニュースの見出しをクリックすると，詳細が見られます。
２００４年のニュース
【ＣＤ】 オリジナルアルバムをセットにしたＣＤボックス発売
【公演】 トリアケルが来日公演
【ＣＤ】 スウェーデンでアグネタの６枚組ボックス発売
【ＣＤ】 ベニーの『ＢＡＯ！』日本でも輸入販売
【ＣＤ】 ジョン・ロードの新作にフリーダが参加
【ＤＶＤ】 ドキュメンタリー『スーパー・トゥルーパーズ』発売
【ＣＤ】 トリアケルの新作日本盤に「朝焼け前」ベニー参加バージョンが収録
【関係者】 スウェーデンでトーマス・レディンが切手に
【ＤＶＤ】 アメリカで映画『ただれた関係』がＤＶＤ化
【企業】 スウェーデン紙がポーラースタジオの特集記事を掲載
【公演】 ベニーがスカンセンの音楽イベントに参加へ
【ＣＤ】 アグネタのニューアルバム，ボーナストラック入りで日本でも発売
【ＤＶＤ】 アバのパフォーマンスを人形で再現したＤＶＤが発売
【ＤＶＤ】 『エヴァとステファンとすてきな家族』がＤＶＤ化
【ＣＤ】 ベニーがニューアルバムを発表
【ＣＤ】 アグネタのセカンドシングル発売
【ＤＶＤ】 『イン・コンサート』がボーナストラック入りでＤＶＤ化
【関係者】 テッドのベスト盤がスウェーデンでヒット
【本】 スウェーデンでヘプ・スターズの本が出版
【企業】 ポーラースタジオが閉鎖
【テレビ】 『ミュージックフェア』で劇団四季特集
【公演】 ０５年『マンマ・ミーア！』が大阪へ
【ＣＤ】 アグネタのニューアルバム，スウェーデンで発売，１位に
【ＣＤ】 『マンマ・ミーア！』オリジナルキャスト盤にボーナストラック
【曲使用】 「ギミー・ギミー・ギミー」使用の映画がテレビ放映
【ＣＤ】 『僕たちの洋楽ヒット』続編に「木枯しの少女」収録
【ＤＶＤ】 ハルストレム監督の初期４作品がＤＶＤ化
【アグネタ】アグネタが１７年ぶりにカムバックへ
【テレビ】 ＮＨＫがトーマス・ヨハンソンのインタビューを放送
【ＣＤ】 ＣＤ『アバ・ゴールド』，ボーナスディスクつきで再発売
【ＤＶＤ】 ＤＶＤ『アバ・ゴールド』，ボーナストラック入りで再発売
【企業】 ユニバーサル日本法人，自社営業を再開
ユニバーサルミュージック（日本）は１２月２２日，アバのオリジナルアルバムをセットにしたＣＤボックス『アバ・オリジナル・アルバム・ＢＯＸ』を発売しました（ＵＩＣＹ−９５０１，ボーナスディスク*1を合わせ９枚組）。
ＣＤは，イギリス盤*2ＬＰを再現した紙ジャケットに収納。ほかに，日本盤ＬＰの帯*3と，シングル５枚*4のジャケットのレプリカがついています。
*1ボーナスディスクの収録曲は，次の１０曲
*2『リング・リング』はスウェーデン盤，ボーナスディスクは日本編集盤『ママ・ミア／オール・アバウト・アバ』
*3『アバ』を除き，発売直後のもの
*4シングル盤ジャケットのレプリカは，次の５枚
スウェーデンのトラッド音楽グループ トリアケルが１２月に来日し，公演を行いました。
公演のスケジュールは，次のとおり。
Thanks to Yukiko for the information.
トリアケルは１９９８年，アルバム『トリアケル』でデビュー。ボーカルのエンマ・ヘルデリンは１９９９年，ベニーの制作で「朝焼け前」（Ｉｎｎａｎ ｇｒｙｎｉｎｇｅｎ）を発表しています。
１２月２０日の東京公演でも，「朝焼け前」がベニーの作品であることを紹介したうえで演奏していました。
トリアケルのサイト （英語，スウェーデン語）
ソニー・ミュージック（スウェーデン）は１２月１７日，アグネタの５枚のオリジナルアルバムにボーナスディスクを加えた６枚組ＣＤボックス『ドム・フェシュタ・オーレン１９６７−１９７９』を発売しました。
スウェーデンでは１１月１２日，アグネタがポーラーから発表した曲のベストＣＤ『１３ヒッツ』も発売になっています。
ノルディック・ノーツは１２月１５日，ベニー・アンデッションス・オルケステルのセカンドアルバム『ＢＡＯ！』を輸入し，日本語解説を添付して発売を始めました（DHN-1065）。
『ＢＡＯ！』は，スウェーデンで６月に発売され，７月にチャートイン。前作『ベニー・アンデッションス・オルケステル』同様に，ヘレン・ヒェホルムさんがボーカルをつとめています。
東芝ＥＭＩは１２月１日，ジョン・ロードのＣＤ『ビヨンド・ザ・ノーツ』を発売しました（ＴＯＣＰ−６６３４２）。このＣＤの中で，フリーダが「ザ・サン・ウィル・シャイン・アゲイン」という曲のボーカルをつとめています。
ユニバーサルミュージックは，アバのドキュメンタリー『スーパー・トゥルーパーズ』をＤＶＤで発売しました（日本盤ＵＩＢＰ−１０２２＝１１月２１日）。
スタボンレコードは１１月５日，トリアケルのＣＤ『北緯６３度からの歌』（ＳÅＮＧＥＲ ＦＲÅＮ ６３Ｎ）を発売しました（STBR-3003）。
『北緯６３度からの歌』には，日本盤ボーナストラックとして「朝焼け前」が収録。『冬の歌』収録のものとは異なり，ベニーが制作し演奏にも参加したバージョンです（＝スウェーデンで１９９９年，エンマ・ヘルデリン名義で発売されたシングル）。
Thanks to Yukiko for the information.
スウェーデン郵政公社は１０月２日，ロックン・ロール５０周年を記念して，エルビス・プレスリーと，スウェーデンの７人の著名な音楽アーティストを図柄に採用した切手を発売しました。この７人の中には，トーマス・レディンやエバ・ダールグレンが含まれています。
トーマス・レディンは，１９７０年代半ばから８０年代始めにかけて，アバと同じポーラーに所属してツアーにも同行。アグネタとのデュエット「ネバー・アゲイン」やソロ作品は日本でも発売されました。また，エバ・ダールグレンは，８０年代スウェーデンで最も成功したアーティストの１人で，ジェミニのアンデシュ・グレンマルクが制作したアルバムもあります。
スウェーデン郵政公社のサイト（スウェーデン語・英語）
アメリカのオルタネーティブ・シネマは９月２８日，映画『ただれた関係』（Ｉｎｇａ Ｎｏ２，英題：Ｔｈｅ Ｓｅｄｕｃｔｉｏｎ ｏｆ Ｉｎｇａ，監督：ヨセフ・サルノ，主演：マリー・リリエダール，１９７１年スウェーデン）をＤＶＤ（２枚組）で発売しました。
ビヨルンとベニーの日本でのデビューシングル「木枯しの少女／インガのテーマ」の２曲は，この映画のために書かれ，サウンドトラックに収録されたものです。
スウェーデンの日刊紙『ダーゲンス・ニーヘーテル』は８月２２日，日曜版紙面に「すべてが外へ！ 伝説のポーラースタジオが解体」と題する記事を６ページに渡り掲載しました。
また，紙面にはポーラースタジオゆかりのアーチストに関するクイズ５題が出題され，正解者にスタジオに置かれていたソファーセットがプレゼントされました。
Thanks to Karl for the offer of the paper.
『ダーゲンス・ニーヘーテル』の記事 （スウェーデン語，ウェブ上の記事にクイズの部分はありません）
ベニー・アンデッションス・オルケステルは８月１０日，スカンセンで開かれている音楽イベント「アッルソング・ポー・スカンセン」に出演します。
「アッルソング・ポー・スカンセン」は，６月２７日から毎週火曜日に開かれているイベントで，毎回スウェーデンの有名アーティストが参加。最終日の８月１０日には，ベニーが率いるベニー・アンデッションス・オルケステルのほか，ヘレン・ヒェホルムさん，トンミ・シェルベリさんなどが出演する予定です。
なお，このイベントについては，『ペン』誌８月１日号（阪急コミュニケーションズ）でも紹介されています。
スカンセンのサイト （スウェーデン語，フィンランド語，英語，ドイツ語）
「アッルソング・ポー・スカンセン」のページ （スウェーデン語）
ワーナーミュージック・ジャパンは８月４日，アグネタの『マイ・カラーリング・ブック』を発売しました（アグネタ・フェルツコッグ『マイ・カラーリング・ブック』＝ＷＰＣＲ−１１８９１）。
このＣＤには，ヨーロッパ盤にはない「イフ・アイ・ソート・ユード・エヴァー・チェンジ・ユア・マインド（オールマイティ・ラジオ・エディット）」がボーナストラックとして収録されています。
ユニバーサルミュージックは７月１９日，ヨーロッパで『ザ・ラスト・ビデオ』（Ｔｈｅ Ｌａｓｔ Ｖｉｄｅｏ）というタイトルのＤＶＤを発売しました。
この作品は，アバのパフォーマンスを４人に似せた人形で再現したもの。本物のアバのメンバーも出演しています。
『ザ・ラスト・ビデオ』はその後，アメリカ，オセアニアでも発売されました。
バップは６月２３日，映画『エヴァとステファンとすてきな家族（Ｔｉｌｌｓａｍｍａｎｓ）』（監督・ルーカス・ムーディソン，２０００年スウェーデン）をＤＶＤで発売しました（ＶＰＢＵ−１２０５９）。
この映画の主題歌にはアバの「エス・オー・エス」が使われているほか，テッドの「ヤー・ビッル・ハー・エン・エーゲン・モーネ」「ソー・ミュッケ・ベットレ」「カム・ギブ・ミー・ラブ」など，１９７０年代にスウェーデンでヒットした曲が使われています。
スウェーデンのモノ・ミュージックは６月１６日，ベニー・アンデッションス・オルケステルのセカンドアルバム『ＢAＯ！』を発売しました（ＭＭＣＤ２１）。
ベニー・アンデッションス・オルケステルがアルバムを発表するのは，２００２年以来。前作同様，ヘレン・ヒェホルムさんがボーカルをつとめています。
『ＢAＯ！』は７月２日，スウェーデンのアルバムチャートで２位に初登場しました。
ワーナーミュージック・スウェーデンは６月９日，アグネタの『マイ・カラーリング・ブック』からのセカンドシングル「ウォーク・イン・ザ・ルーム」（Ｗｈｅｎ Ｙｏｕ Ｗａｌｋ ｉｎ ｔｈｅ Ｒｏｏｍ）を発売しました。
「ウォーク・イン・ザ・ルーム」は，アメリカのジャッキー・デ・シャノンの作品で，１９６４年ザ・サーチャーズがヒットさせた曲です。
アグネタの「ウォーク・イン・ザ・ルーム」は６月２５日，スウェーデンのシングルチャートで１１位まで上昇しました。
ユニバーサルミュージックは，アバのライブプログラム『アバ・イン・コンサート』をＤＶＤ発売しました（日本盤５月２１日発売『イン・コンサート』ＵＩＢＯ−１０２９）。
このプログラムは，すでにビデオ，レーザーディスクで発売された内容に，ボーナストラックとして「ザ・ウェイ・オールド・フレンズ・ドゥ」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」の３曲を追加しています。
ユニバーサルミュージック（スウェーデン）は５月１９日，故テッド・イェルデスタッドの２枚組ベストＣＤ『スール・ビンド・オ・バッテン／デー・ベスタ』を発売しました（９８６６４７−５）。
テッドは１９７０年代初め，アバと同じポーラーからデビューした男性歌手。日本でも「サテライト」などのレコードが発売されました。
なお，このアルバムは６月２５日，スウェーデンのアルバムチャートで３位を獲得しました。
スウェーデンのプレミウム出版は５月１３日，『 キャディラック・マッドネス／デン・ウートルーリガ・ベレッテルセン・オム・ザ・ヘプ・スターズ』（ダン・エリック・ランデン，カール・マグヌス・パルム著， ISBN 91-89136-04-7）を出版しました（スウェーデン語）。
また，プレミウム出版のサイトによると，６月には『ベニーズ・ロード・トゥ・アバ』（カール・マグヌス・パルム著， ISBN 91-89136-14-4）が出版されるとのことです（英語）。
なお，プレミウム出版は１９９９年，『ＡＢＢＡ「マンマ・ミーア！への道」』の原著を発売しています。
プレミウム出版のサイト （英語，スウェーデン語）
ストックホルムのポーラースタジオが５月１日，閉鎖されました。
閉鎖の理由は，スタジオが入居している建物の老朽化に伴い，所有者が建物を取り壊す意向を示したため。別の場所に移転して事業を継続するにしても，現在の充実した設備を維持するには採算に合わないため，と伝えられています。
Thanks to Karl for the translation.
ポーラースタジオのサイト （スウェーデン語，英語）
フジテレビ系列は５月１日，音楽番組『ミュージックフェア２１』で，前週に引き続き劇団四季ミュージカル特集を放送しました。この中で，ミュージカル「マンマ・ミーア！」から「ママ・ミア」「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」「ダンシング・クィーン」の３曲が紹介されました。
劇団四季は４月２６日，２００５年に開演する大阪四季劇場のこけら落としとして『マンマ・ミーア！』を公演すると発表しました。
『マンマ・ミーア！』大阪公演は，２００５年１月９日開演。これに伴い，東京公演は，１１月２８日が千秋楽となります。
劇団四季のサイト（日本語，英語，中国語，韓国語）
ワーナーミュージック・スウェーデンは４月２１日，アグネタの１７年ぶりのアルバム『マイ・カラーリング・ブック』を発売しました（５０５０４６７−３１２２−２−７）。
『マイ・カラーリング・ブック』は１９６０年代にヒットした曲で構成され，アグネタとビョルンの娘である女優のリンダ・ウルベウスさんも参加しています。
なお，『マイ・カラーリング・ブック』は４月３０日，スウェーデンのアルバムチャートで初登場，次の週まで２週間１位にランキングされました。
Thanks to Karl for the information.
ユニバーサルミュージックはこの春，ヨーロッパでＣＤ『マンマ・ミーア！オリジナル・キャスト・レコーディング／スペシャル・エディション』を発売しました。
従来の盤に，公演の最後に演じられる次の３曲を「ファイナルボーナストラック」として加えた２７トラックとなっています。
ＮＨＫは３月２５日，映画『ゴシップ』（Gossip；コリン・ナトリー監督，２０００年スウェーデン）を放送しました（ＢＳ２ １時〜３時１５分）。
この映画には，アバの「ギミー・ギミー・ギミー」が使用されています。
Thanks to Karl for the information.
ユニバーサルミュージック（日本）など国内５社は３月１０日，ＣＤ『続・僕たちの洋楽ヒット』１０タイトルを発売しました。
この中で１９７２年から７４年までのヒット曲を収録した１０巻目に，「木枯しの少女」が収録されています（『続・僕たちの洋楽ヒットＶｏｌ．１０』ビクターエンタテインメント ＶＩＣＰ−６２５９６）。
なお，同じ巻には，スウェーデン出身で初めてアメリカのナンバーワンヒットとなったブルー・スウェードの「ウガ・チャカ（フックト・オン・ア・フィーリング）」も収録されています。
注 このＣＤの解説に記載されている「木枯しの少女」の原題が誤っています。正しくは「She's My Kind of Girl」。
また，作者の表記にも誤りがあります。正しくは「B. Andersson - B. Ulvaeus」。
コロムビアミュージックエンタテインメントは２月２５日，スウェーデン出身の映画監督ラッセ・ハルストレムさんの初期４作品をＤＶＤボックスで発売しました（ＣＯＢＭ−５２６１／４）。
収録されているのは，次の４作品です。
このうち『恋する男と彼の彼女』（Ｅｎ ｋｉｌｌｅ ｏｃｈ ｅｎ ｔｊｅｊ）には，アバの次の５曲が使われています。
なお，ハルストレム監督は１９７８年，『アバ・ザ・ムービー』を制作しています。
Thanks to Karl for the information.
ワーナーミュージック・スカンジナビアは１月２７日，この春アグネタの１７年ぶりの新譜『マイ・カラーリング・ブック』を世界発売すると発表しました。また，第１弾シングルは，ジョン・キャメロン作曲の「イフ・アイ・ソート・ユード・エバー・チェンジ・ユア・マインド」（＝シラ・ブラックの１９６９年のヒット）とのことです。
さらに，ワーナーミュージック・スウェーデンは２月２４日，「イフ・アイ・ソート・ユード・エバー・チェンジ・ユア・マインド」は４月に発売されること，『マイ・カラーリング・ブック』はＷＥＡレーベルから発売され，ワーナーミュージック・インターナショナルにより世界発売される，と発表しました。
ワーナーミュージック・スウェーデンのサイト（スウェーデン語・英語）
ＮＨＫは２月７日，スウェーデンの音楽産業を紹介する番組の中で，アバのツアーマネージャーだったトーマス・ヨハンソンさんのインタビューを放送しました（ＢＳ１ ２１時３０分〜５０分，再放送：２月１１日１２時２０分〜４０分，３月９日１８時２０分〜４０分，５月６日２時５５分〜３時１５分）。
ヨハンソンさんのインタビューを放送したのは，「地球ウォーカー」という情報番組。２月６日にスウェーデンのデザインを紹介したのに続き，７日には「明日のスターを目指して」と題し，ストックホルムで音楽スターを目指す若者たちについて紹介しました。
ヨハンソンさんはインタビューの中で，アバに対する当時の世界の熱狂ぶりや，今日のスウェーデンの音楽状況の始まりはアバだったこと，などを話しました。
ユニバーサルミュージック（日本）は１月２８日，ＣＤ『アバ・ゴールド』をボーナスディスクつきで再発売しました（『アバ・ゴールド＜スペシャル・エディション・ベスト・オブ＞』ＵＩＣＹ−９３９１／２）。
この商品は，２００３年１０月にヨーロッパで発売された『アバ・ゴールド』スペシャル・エディションと同内容。ボーナスディスクには，次の曲が収録されています。
ユニバーサルミュージック（日本）は１月１４日，ＤＶＤ『アバ・ゴールド』をボーナストラック入りで再発売しました（『ゴールド』ＵＩＢＯ−１０２０）。
ボーナストラックとして収録されているのは「アバ・ザ・ヒストリー（ドキュメンタリー）」と「ダンシング・クィーン」（＝１９９２年に発売された映像ソフト『アバ・ゴールド』に収録されていたバージョン）。
内容は，２００３年１１月に発売された『デラックス・サウンド＋ヴィジョン』に収録されているＤＶＤと同一ですが，今回発売のものには「アバ・ザ・ヒストリー」に日本語字幕が入っています。
ユニバーサルミュージック（日本）は，ビクターエンタテインメントとの販売委託契約を解消し，１月１日から自社による営業を再開しました。
ユニバーサルミュージックは２０００年，海外の親会社の合併に伴う組織再編を行った際，当時日本で旧ＭＣＡ系の販売権を持っていたユニバーサルビクターから営業譲渡を受けました。これに対しユニバーサルミュージックは，ビクターエンタテインメントにＣＤなどの販売を委託する契約を結んでいました。