スロットルボディ変更

 ホーリーのBIGスロットルボディに変更したのだ。TPI用のTBはホーリーかBBKの2社しか選べないと思うが(リンゲのはノーマル改造又はアクセル製(=BBK)のやつ)、ホーリーは削り出しで、BBKは鋳物でできている。見た目は断然ホーリーがいい。ただ、BBKはスロットルの軸にニードルベアリングが入っているらしく、動きとシール性は優れると思う。ホーリーも当然ベアリング入りだと期待したのだが、ノーマルと同じ構造だった。
 外観はフィルターの接続部の外径が若干大きくなってるくらいで、ノーマルとほぼ同じ、ボルトオンで装着できる。若干大きくなっているのは58mmも同じブロックを使っているためだろう。
 スロットルサイズはホーリー・BBK共に52mmと58mmがある。単純にでかい方がいいと思われがちだが、低開度領域で非常に扱いにくかったりするのでストリートで58mmはNG。インジェクターで欲張って失敗しているので、ここは欲張らずに52mmを選択。
 TBが付くプレナムの穴をちょっと広げないとBIGスロットルの効果はない。ノーマルTBでもプレナムの穴は段差が出きるので、TBを交換する前に既に拡張加工しておいた。今回もこれ以上拡張する必要もなくピッタリサイズだった。
 それと、なぜかバタフライのHolleyロゴサイズが左右で違う(-_-;)悲しい。普段見えないからいいんだけど、やっぱり悔しい。。。


TBサイズ比較

 初期状態のTBのリターンスプリングは異常に硬い。3段階で硬さを選択できるようになっているが、最弱にしても硬すぎ。なので、穴を新設する。3mmの穴を開けて6mmのドリルでさらってテーパーを付ける。2カ所増設したが、最弱ポイントではワイヤーの抵抗などでスロットルが完全に戻らなくなってしまったので、4段目で使用。


スプリングの穴を新設

 取り付けは基本的にポン付けできる。TPSのポジションを合わせるために現在の全開位置数値をメモっといて、全開でそれと同じ値になる位置に取り付ける。燃調は若干の調整を必要としたが、Dジェトロなので大幅なセッティング変更は生じなかった。


取り付け後


取り付け後


取り付け後

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