ショック、スウェイバーリンク

 ショックアブソーバーはデルコのパフォーマーを用意した。アメ車仲間に譲っていただいた物だ。ショック取り外しでも述べたが、ノーマルのショックはガス加圧式ではなく、圧側のダンピングも殆ど無い。だが、このデルコのパフォーマーは高圧ガス封入で、圧側のダンピングも効いている。高圧ガス封入なので、ピストンを縮めてもガス圧でピストンが戻ってくる。
 それにしても、車格に対しショックアブソーバーの小さいこと。他の部品は一つ一つが大きく重たいのに、ショックだけは異常に容量が小さい。アフターマーケット製も容量は殆ど変わらないので、有名メーカー製ショックを入れても余り有り難みが無いと思う。
 車のショックアブソーバーというのはどうも貧弱な物が多い。しかし、アフターマーケット製のショックは異常に高額だったりする。WRCのワークスラリーカーが付けているようなショックでも、モトクロッサーのリアショックに比べると機能も性能も見劣りしてしまう。車のサスペンションの作りはその程度なのだ。
 話を元に戻そう。フロントショックの取り付け部は極めて簡単な構造になっている。こんな物で折れたり曲がったりしないのか?と思えるほどだ。フレームに繋がるピストンロッドはナット1つで止められ、ボトム側のロワアームに繋がる部分はU字型になった先端をボルト2本で止めるだけだ。合計3カ所で止まっているに過ぎない。今まで何ともなかったのが不思議だが、補強のしようもない。

NEWショック NEWショック
NEWショックとそれを組み付けた状態

 スウェイバーのブッシュとリンクもポリウレタン製を導入した。特にスウェイバーブッシュはグリスニップル付きの新型を選んでみた。簡単にグリスアップが出来るので摩耗も少ないだろう。ノーマルのゴムブッシュは直ぐに変形してしまう。リンクのブッシュもウレタンにしたので潰れることなく、ロールコントロールのレスポンスアップに一役買いそうだ

スウェイバーリンク
スウェイバー周り

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