リアショック交換

　リアショックの交換を行った。今まではＫＹＢのGAS-A-JUSTを使用していたが、非常に突き上げ感が強く乗り心地が悪かったのでデルコのリアクテックに交換してみた。フロントはブッシュ交換の際にデルコに換えてあるため前後のバランスが非常に悪かった。特にステアケースのようなギャップではリアがとんでもない方向にジャンプして、直ドリ状態になったりしていた。
　そこで、リアショックも既に用意してあったデルコのショックに交換した。フロント同様、ショックは上下ネジ２本と非常に簡単に取り付けてある。よって交換もいたって簡単。タイヤを外せばショックマウントにアクセスできる。アッパーマウントのボルトサイズは5/8とナットが11/16、ロワマウントナットは3/4インチだ。アッパーマウントボルトを抜くときはジャッキなどでスイングアームを持ち上げ、ボルトが真っ直ぐ抜けるようにする。ロワマウントはブッシュが張り付いている場合があるが、基本的に引っ張れば外れる。

交換前ＫＹＢ

交換後デルコ

　デルコとＫＹＢのショックを比較すると、デルコの方がやや短い。まあ、ここまで伸び切ることはジャッキアップしたとき以外あり得ないので特に影響はないだろう。多少容量が減ってしまうことくらいだ。

デルコは短い

　ショックを手で押してみると、減衰力が大分違う。ＫＹＢはデルコの２倍弱といった感覚で、圧・伸共に固い。特に圧側はガス圧が大きく異なるので余計に固く感じる。取り付け後の車高にも影響しそうだ。

　交換後の乗り心地は実にコンフォートライド。特に細かいロードノイズは拾わなくなった。マンホールなどのギャップでも吹き飛ばされる事がなくなった。ソフトな感覚のお陰でグリップ感も数倍向上したように感じる。サスペンションとしての仕事をちゃんとしてくれているといった感じ。腰砕けと言ってしまうと身も蓋もないが、私はゴツゴツした乗り味がキライなので良いのだ。ギャップに応じて車体がゆっさゆっさ揺れるような車はダイッキライなのである。