ヘッドライトが上がらない

 購入した当初から右ライトの上がり具合がかんばしくなかった。ホース類には異常がなかったので、アクチュエーターからのリークと思われた。エックラーからリペアキットが$10程で売られていたので、左右のシールを交換することにした。
 アクチュエーターは本体に4本のスタッドボルトがあり、それぞれナットで止められているが、私の車はナットが脱落し3カ所ずつでしか止められていなかった。このアクチュエーターを外すのも少々やっかいで、手や工具が入りにくいのだ。また、知恵の輪みたいに工夫して取り出さないと、フードやA/Cコンデンサーにぶつかって出てこない。
 取り外しが出来たらシールの交換自体は簡単で、爪で止められているだけなのでそれを起こして古いシールを取り外せばよい。古いシールは硬化して亀裂が入っており穴が空いていた。

アクチュエーター アクチュエーター

 アクチュエーターを取り付けたら、ヘッドライトを閉じた状態のボディとの面も出しておこう。アクチュエーターロッドの先にボルトが1本有るので、それを回して高さを調節すればよい。アクチュエーターロッド自体も長さ調節できるので、スムーズに開閉できて閉じたときに面が出るように適当なところを探し出そう。
 シールを交換した後は、実に快適に作動するようになった。左右のタイムラグもなく‘シュー・カタン’と軽快に開閉できる。左右のタイムラグがある方は是非シール交換をお勧めする。

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