ヒートシールド装着

 コルベットのエバポレーターケースはエンジンルームに配置されている。しかも排気管の真ん前に付いているため、非常に高温になる。エアコンの効きが悪いのは、この高温のエバポケースのお陰だ。エアコンを入れない場合でも足下から熱風が出てくるのだが、これも過熱したエバポが原因だ。
 ちょっと実験的にエバポのヒートシールドを付けてみることにした。材料はガスレンジに使うアルミ製の天ぷらガードとタイラップ。天ぷらガードの間に段ボールなどを入れると効果は倍増するだろう。ひとまず実験なので、天ぷらガードのみを装着することにした。幅・高さとも絶妙で、エバポ全体を隠すことが出来た。


天ぷらガード製ヒートシールド

 効果のほどはまずまずで、ヘダースからの直射熱が遮られるため、かなりの遮熱効果がある。足下から吹き出す熱風も、幾分温度が下がった。今度はアルミの間に段ボールを挟んでみよう。

 その後、間にダンボールを挟んでみたのだが効果絶大だった。吹き出す空気は多少温度が上がるものの、これまでの熱風は出てこなくなった。エバポレーターボックスも異常に過熱することもなく、手で楽に触れる温度に抑えられている。足下の熱風に悩まされている人は是非試してみて欲しい。数百円で実現できるので非常にリーズナブルだ。

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