エンジン分解8
エンジンを搭載する前にもうひと仕事。なんとなくこの辺からATFが漏れてきているような雰囲気だったので、ATのコンバーターシールを交換しておく。ポンプシールから漏れてきていたような跡もあったが、ここをばらすと大変なことになりそうなので止めたのだ。後から考えたことだが、シール剤てんこ盛り作戦で塞いでおけばよかったと思う。どうせ見えない所だし。。。
コンバーター取り外しコンバーターを取り外す。引っ張れば取れる。ATFがドバ〜っと出てくるかと思ったが、数滴垂れただけだった。鉄の塊といった感じで結構重い。MTのフライホイルと同等くらいか?
かなり重いコンバーターシールの打ち換えだが、インプットシャフトが邪魔をしてなかなか綺麗に打ち込むことができない。予備は持っていなかったので失敗は許されなかったのだ。慎重に周囲を叩きながらなんとか挿入することが出来た。
インプットシャフトが邪魔でインストール困難なシールコンバーターを外したついでに、これもブルーに塗装し錆を予防。なかなか美しいのだ。オイルシールのリップを切らないように、インプット、ステーターシャフトのスプラインを合わせてコンバーターを挿入。しかし、なんでたった3本のネジで5.7リッターのビッグトルクが受け止められるのか全く不思議である。しかもコンバーターの後ろ側(エンジン側)の鉄板は比較的薄く、ペコペコへこむくらいの強度しかない。不思議だ〜。
塗装前のコンバーター
塗装後のコンバーター
塗装後のコンバーター
コンバーター搭載コンバーターも装着し、エンジンも組み上がったところでいよいよエンジン搭載である。エンジンスタンドからエンジンを外して、フレックスプレートを付ける。これも防錆の為にブルーに塗装。
フレックスプレート取り付け
エナジーのウレタンマウントエンジンマウントもエナジーのウレタンに交換。最初、マウントをエンジンに付けたままエンジンを載せようとしたのだが、どうもマウントが邪魔をしてエンジンが入らない。エンジン搭載後にマウントの位置を合わせて3本のマウントボルトを締めるのは困難なことは容易に想像できたが、入らないものはしょうがない。マウント後付作戦に変更した。
エンジンリフトアップ
エンジン搭載
エンジン搭載
マウントが邪魔でうまく入らない
ミッションのノックピンを合わせる
ミッションのノックピンを合わせるなんだかんだでエンジン搭載完了。あとは補機類を取り付ければできあがり♪