21世紀蘇生計画
21世紀に突入し、前々から計画していたエンジン脱着蘇生計画が始動したのだ。95年に一度エンジンを搭載したままオーバーホールはしたのだが、その時物理的に手が付けられなかった場所がある。フリーズプラグとカムベアリング。この2点はエンジン搭載状態では交換することが出来なかったのだ。
あれから早6年の歳月が経った。今回はピストンもフルフローにしてコンプレッションもUPし、カムももう少し作用角&リフトの大きい物にする。あくまでストリートオンリーの延命が目的なので、今回も大幅なパフォーマンスアップは狙わないのだ。
ガスケット、カム、ベアリング、ピストンリング、ボルトなどなど
リダクションスターター、エンジン・ミッションマウント、レデューサーなどなど
Fluidamper、エアクリーナーの蓋
ピストン、コンロッド
その他
12”ツイン電動ファン上記写真が今回の使用部材。主なものを列挙しよう。
ピストン KEITH BLACK HYPERUTECTIC PISTON KB-120 コンプレッションは10:1オーバーを狙う。64ccヘッドで10.25:1。これにシムタイプのヘッドガスケット使用で更にコンプレッションアップ。 カム CRANE Energizer IN222度/OUT222度@0.05" 0.498"Lift 旧カムに比べ17度広く0.045"(1.1mm)ハイリフト コンロッド TrickFlow 5.7"ブッシュドスモールエンド。ウェイトマッチング。 ベアリング Federal Mogul 前回の実績から全てスタンダードサイズ。 ボルト類 ARP ヘッドボルト、メインボルトにクロモリのハイストレングスを使用 作業場所は、某所秘密基地をGW期間中間借りすることにした。エンジンリフト、エンジンスタンド、車両置き場、作業場所、工具などなど、全てに於いて今回の作戦に必要十分な設備が整っているのだ。
秘密基地