<陥りがちなメモのワナ>
私が
メモの壁にぶち当たったときに陥ったワナを紹介します。
『メモが溜まってきてしまった…メモを整理しなくては。』
このように思っている方…注意して読んでみてください。
<メモの検索性を向上するには?>
メモの壁三要素(探せない、不実行、溜まる)のうち、“探せない”の対策を考えているときです。
『しっかり整理しておけば、必要なメモをすぐ取り出せるのでは?』
私はメモを書いたあとに“ある程度”は置く場所を決めています。
ただ完璧に整理されてるかというと…自信はとてもありません。
結果、『アレ? ドコにメモしたっけ??』というときに見つからなくて苦労します。
『Indexを付けてより細かく管理しておけば、メモ検索性が上がるのでは?』
結構ナイスアイデアと思い、“7割がた”実行し掛けました。
ただ“あと3割”は私に踏みとどまれとストップを掛けます。
◆整理のための整理はNGである。
さて…どのような選択をしましょうか。。。
<メモ整理と頭の整理>
『メモを整理することで頭の中も整理されるので、整理してもよいのでは?』
確かにメモを整理すると、“自分の考え”がまとまっていくのが実感できます。
これなら“整理のための整理”ではなく、大義名分?も立ちますよね。
こうして私の考えは“9割がた”に傾きました。
ただ…結局“メモ整理案”は採用することなく見送ります。
<7つのムダとメモの整理>
私が行動する際によく照らし合わせる指針として“トヨタ生産方式7つのムダ”があります。
◆
7つのムダとは?
7つのムダには“在庫のムダ”、“運搬のムダ”というのがあり、
いくつかあるムダの中でも特に気をつけてるムダです。
“整理のための整理はダメ”と上の方で書きましたが、
これは“運搬のムダ”として捉えてるのではないでしょか。
◆メモを整理するため場所を移動し、あるときは書き直して整理する…
頭の中の整理には役立ちますが、
メモ本来の目的を考えると確かに合致していません。
“付加価値を生まない作業”ですのでやはりムダには違いなさそうです。
というか、、、そもそもメモがすぐ実行されればこの“運搬”は防げますよね。
一方、在庫のムダですが…こちらは奥が深いです。
私もさわり程度しか理解ができていませんが、
・在庫が増えれば管理が増える。メモ(在庫)が増えれば管理/整理の時間が増す。
・在庫があるから『整理しなくては…』という気持ちになる。
これは確かなこととして言えそうです。
さて。このように考えると、Index整理プランはちょっぴり採用しづらくなります。
恐らくメモを整理してもその在庫数は変わらないので“モヤモヤ感”は消えませんよね。
このプランは“モヤモヤ感の真因解決”にはどうやらつながってくれないようです。
<モヤモヤ感の解決は?>
というわけで。メモがたくさん貯まりだすと整理したくなりますが、
これは“陥りがちなメモのワナ”だと思っています。
この案を採用することなく“モヤモヤ感”を解決していきましょう。
それではどのような解決案を採用すればいいのでしょうか?
なんかふりだしに戻った感じがしますが…途中でヒントがありましたよね。
つづきはこちら
メモが溜まらなくするには?を確認してみてください。