初心者にやさしい格安航空券選び(海外/国内)

安くてオトクな航空券の買い方、難しい航空券用語をメモメモしているサイトです。

オープンジョーの意味は?

オープンジョーとは“行き”と“帰り”で使う空港が違う航空券です。 名前や説明だけ聞くと『なんでこんな航空券があるんだ?』と思いましたが、用途を考えると納得でした。

というのは、例えばアンコールワットに行く場合。

アンコールワットにはバンコクから行く方法があります。 このとき「日本−バンコクの往復航空券」を買う方が多いと思いますが、 この航空券だとアンコールワットからバンコクまで戻ってこなくてはならないので… 帰りがイマイチ楽しくありません。

一方オープンジョーの航空券ならば、バンコクには戻らずにそのままベトナムに抜けて、 帰りはベトナムホーチミンから帰ってくることができます。 バンコク−アンコールワット間を往復するよりも 「バンコク−アンコールワット−ベトナム」という経路で3ヶ国を旅して 帰ってきたほうが面白そうな旅程になります。

もうひとつ今度は日本で考えてみます。日本に来た外国人が成田空港から入国し、 東京観光のあと富士山に行きます。やはりそのまま東京に帰ってくるよりも 大阪に抜けて遊んだほうがいろいろな日本を楽しめます。

このようなケースは世界各地にあり、オープンジョーは利用価値大です。

サンフランシスコからアメリカ入って、帰りはニューヨークから帰ってくる… フランスからヨーロッパに入って、帰りはイタリアミラノから帰ってくる… このような周遊計画がある方にメリットある航空券です。

オープンジョーの航空券では、各空港間の行き来は個人に委ねられています。 東京大阪間は新幹線でもOKですし、深夜バスでもOKです。 これが「周遊航空券」となると東京大阪間の航空券もセットになってるようでした。 この航空券がセットになってると「富士山」には登りづらいです。 周遊チケットは「ピンポイントで遊びたい都市がある場合」には威力を発揮するかもです。 移動自体もラクですし。

周遊航空券専用のボタンがあるのでチェックしてみてください。

周遊航空券はスマートな旅、オープンジョーは味のある旅に仕上がるかと思います。