普段生活しているなかで、ちょっと自分の価値観と異なった状況に出会うことはないだろうか。ここではそういった状況すべてを「奇妙」という言葉でくくりたい。たとえば電車の中でイチャつく恋人たちはむかつくが、奇妙ではない。しかし彼らが裸足だったり、頭にアンテナをつけていたりすればそれは完全に「奇妙」な世界だ。しかし考えてもみて欲しい。あなたの価値観は果たして一般的といえるだろうか? 無意識のうちに他人から見て奇妙と思われるようなことをしてはいないだろうか。そう。われわれ個人の価値観はそれぞれなのである。したがって、一見奇妙に思える行いでも、本人からしてみれば至極理に適った行いであるのだ。ビルの屋上から天皇一家の合成ポルノ写真をバラまいてみたり、宇宙人と本気でコンタクトしようとしたり、世界は一部のエリートたちに操られてると考えてみたりするのも、その人の価値観がそうさせるのである。 |
一人目 | 痴漢の話 |
二人目 | 時代を先駆ける少年 |
三人目 | 卒業式とストリップ |
四人目 | あだ名が変わった瞬間 |
五人目 | アムステルダムの夜 |
六人目 | 平凡な一日 |
七人目 | 特殊刑事集合 |
八人目 | 危険な女 |
九人目 | ジジィに捧ぐ |
十人目 | 珍妙な客 |
十一人目 | 価値観は千差万別…か? |
十二人目 | 渋谷という街 |
十三人目 | わかりあえない人々 |
十四人目 | カニ頭の少年 |
十五人目 | スピード狂 |
十六人目 | モハメドさん |
十七人目 | 詩 |
十八人目 | 彼女の手料理 |
十九人目 | 合コンの悪夢 |
二十人目 | ラブレター |
二十一人目 | 指揮官専用機 |
二十二人目 | 秋葉原のお店 |
二十三人目 | 乳の裏側 |
二十四人目 | ジジィとの時間 |
二十五人目 | 多分、違うと思う |
二十六人目 | 日本の景気 |
二十七人目 | 祇園のホストクラブ |
二十八人目 | 大学の先輩 |
二十九人目 | 祇園のホストクラブ 〜桜井武千代殿〜 |
三十人目 | 祇園のホストクラブのお客さま |
三十一人目 | カンボジアで会った、とある日本人 |
三十二人目 | ビーチに来た、その男 |
三十三人目 | プノンペンで、ある日 |
三十四人目 | ビーチの淑女 |
三十五人目 | 少年の心 |
三十六人目 | サトシ君の罪と罰 |
三十七人目 | 水木 徹というホスト |
三十八人目 | 第弐拾弐話 せめて人間らしく |
三十九人目 | たった一人の観客 |
四十人目 | うちの近所に住む一人の男 |
四十一人目 | Wの喜劇 |
四十二人目 | 学生食堂にて〜隣のテーブルの二人の女のコ |
四十三人目 | 局所的な環境問題 |
四十四人目 | 奇妙なウチの親 |
四十五人目 | ユミちゃんとヒデ君 |
四十六人目 | サルでもわかる法律教室〜彼女の罪と罰 |
四十七人目 | ある塾講師の苦悩 |
四十八人目 | ある家庭教師の苦悩 |
四十九人目 | 小学生のルール |
五十人目 | 人に歴史あり |
五十一人目 | 自縄自縛のアメリカホームステイ |
五十二人目 | 仮面ライダーの男たち |
五十三人目 | 何か違う二人の客 |
五十四人目 | 時代を越えて… |
五十五人目 | 体育会系クラブの新入生歓迎会 |
五十六人目 | がんばる人 |
五十七人目 | とある体育会系クラブの日常 |
五十八人目 | 最近の小学生の恋愛事情 |
五十九人目 | 男のこだわり、そして魂 |
六十人目 | 中国での出来事 |
六十一人目 | オフィス街の悪夢 |
六十二人目 | 僕は子供が・・・ |
六十三人目 | その男、シャハーン |
六十四人目 | その男、ショーン |
六十五人目 | その男、アレックス |
六十六人目 | モロッコの町で |
六十七人目 | 友人の手かざし |
六十八人目 | アライソ君の伝説 |
六十九人目 | 七夕のねがいごと |
七十人目 | 高校デビュー(失敗) |
七十一人目 | ある兄弟【18禁】 |
七十二人目 | 結婚の条件 〜ミキちゃんの場合〜 |