特集ページ Edinburugh Review / Quarterly Review
イギリスを代表する論壇 Edinburgh Review と Quarterly Review誌に示された
19世紀 イギリスの中国・日本認識
イギリスの東アジア進出 アロー戦争 清朝中国の開国・天津条約 
エルギン卿使節 日英修好通商条約 外交代表の首府駐在
 スコットランドの文藝復興、スコットランド啓蒙は、18世紀後半に始まり、その象徴的論壇Edinburgh Review「エディンバラ評論」(1755-56年)は、アダム・スミスが寄稿したことにより有名ですが、わずか2年の短命に終わりました。しかし、その最期の成果の一つがアダム・スミスの孫弟子の青年法律家たちによって1802年創刊された第2次「エディンバラ評論」です。
 1929年まで続いたこの長命な政治・文藝総合誌は、当初その急進的傾向は、奴隷貿易や宗教審査令の廃止、カソリック解放、議会改革、刑事改革などを要求し、19世紀イギリスの重要な論壇となりました。女性解放、進化論、植民地支配批判、さらに社会主義に対する論評を展開しました。 イギリスが東アジアへ本格的に進出した時代にあたり、中国や日本に関する文献や開国期の新しい情報を継続的に多数提供しました。
 このページでは、開国前夜から開国期の日本に関する文献の書評を中心にご紹介します。

Adam Smith (1723-1790)
アダム・スミス
諸国民の冨
全2巻 1776年
復刻版(1986年刊)
¥37,000.
モーリス・クロス編
エディンバラ・レヴュー
重要論文精選集
全4巻ロンドン1833年刊
¥37,000.
ビーズリー著
大英帝国と日本の開国
1834−1858
ロンドン 1951年刊
¥9,500.
コータッツィ(編)
英国と日本
 架橋の人々1859-1991
ロンドン 1951年刊
¥8,500.
エディンバラ・レヴュー
第30巻 1818年
英国艦アルセスト号
朝鮮沿岸・琉球島への航海
¥12,000.
ディンバラ・レヴュー
第96巻 1852年
論評 「日本」 ケンペル
ゴロヴニン、シーボルト
¥9,800,
エディンバラ・レヴュー
第111-112巻 1860年
論評 オリファント
エルギン卿中国日本使節録

¥15,000.
エディンバラ・レヴュー
第115, 117巻 1863年
論評 オールコック
大君の都
¥17,000.
エディンバラ・レヴュー
第122巻 1865年
論評 英国議会提出書簡
中国と日本
¥9,700,
クォータリー・レヴュー
第107巻p.85-118 1860年
論評 中国と戦争

¥7,000.
クォータリー・レヴュー
第114巻p.449-480 1863年
論評 日本 オールコック、
オリファント、オズボーン
¥7,500.