つぶやき (2013年1月-5月17日)    

不定期ですが、Twitter(@Norriesky)の140文字ではカバーできない”つぶやき”を書いていきます。主に、反原発、消費税、憲法、橋下市長の動向、TPP、科学などにフォーカスして自分の理解のために新聞記事の切り抜きなどをします。著作権の関係で新聞報道をコピーした画像をWebに載せられません。有料なら可能です。そのため、記事は電子版にたよります。ただ、政党機関紙である「しんぶん赤旗」は例外的に著作権を放棄してくれていますので、切り抜きした画像をそのまま載せるときもあります。特に、大手新聞では報道していない重要ニュースの場合です。(2012/6/29 改訂)

2012年のつぶやきはこちら=>

5/17以降のつぶやきは一部ブログへ移動しました。=>

5/31 【狛江市和泉本町1丁目の空間線量参考測定値, 2013年5月度 散布図】

7階南向きベランダ、1m、1分間隔で5回計測後の平均値
7/20/2012~5/31/2013 (約10ヶ月間) 平均 = 0.067 μSv/h
2013/5/1~2013/5/31(1ヶ月間) 平均 = 0.067μSv/h、
測定器:堀場製作所PA-1000
2011/3/11前の平均値の、0.064μSv/hに近づいてきた。




5/17 小出裕章さんのお話「原発事故後の現実を生きる」
 以下は、京都大学原子炉実験所助教で、一貫して「原子力をやめることに役に立つ研究」を行なってきている小出裕章さんが、最近東村山市で行った講演会での話の最後のスライドの一部です。『福島原発事故を起こした今、多くの日本人は騙されたと思うかもしれない。しかし、騙されたとしても、無罪ではない。未来のこども達から問われる。その時お前はどのように生きていたのか・・・と。』 ( http://bit.ly/1084TZf )

一時間半の講演会のビデオですが、福島原発事故や放射能被曝に興味があるかたは、鑑賞されることをお勧めします。

【2013.4.21 小出裕章さんのお話「原発事故後の現実を生きる」】
主催 子どもの未来を考えるゆるやかなネットワーク
後援 東村山市 東村山教育委員会
協賛 さよなら原発@東村山  ガイガー東村山

5/16 気候変動により、北極と南極の位置が変動する
 気候変動により、北極と南極の位置が変動する。(Scientific American:May 14, 2013)
Climate Change Has Shifted the Locations of Earth's North and South Poles (http://bit.ly/10qWbVu)
気候変動により、北極と南極の位置が変動する。2005年以降、東に(グリーンランド方向)に約22センチ/年で移動している。理由はグリーンランドの氷が溶けて質量分布が変わるため。以前は大陸移動によるものと考えられていた。この極の移動を逆に使って、氷消失の程度(温暖化お程度)を観測することができる。GPSを利用することで極の位置は約1mmの精度(0.03ミリ秒-角度)で決定できるとのこと。

5/15-1 日本人女性が見せた「バランス神技」に世界が衝撃を受ける!
 ある日本人女性が見せた凄まじいパフォーマンスに、世界が衝撃を受けている。世界も驚くそのパフォーマンスとは、絶妙なバランスでモノを積み重ねていく超絶バランスパフォーマンスである!(http://bit.ly/10uD9te

5/15 日本共産党 『「ブラック企業」根絶を ユニクロの実態告発』
 大阪市長の橋下氏の「慰安婦は必要」報道の影に隠れてしまうかも知れないし、今朝の段階では一般紙やネットではまだこの情報が流れていないので、記録しておこうと思う。2月15日の「赤旗」一面の記事。参議院予算委員会で日本共産党の山下議員は新卒社員の「使い捨て」を繰り返す悪質な「ブラック企業」としてユニクロを告発した。赤旗新聞によると、ユニクロは入社後3年位内に50%以上が離職、休職者の42%がうつ病などの精神疾患だという。そしてブラック企業が広がる土壌には、労働規制法の規制緩和で非正規雇用が広がり、”代りはいくらでもいる”といって正社員を目指す過酷な競争に駆り立てる仕組みがあると指摘。そのうえ、安倍内閣は、雇用を自由化し、残業代ゼロで長時間労働を野放しにし、非正規労働を増大させる新たな労働規制の緩和を検討しており、「『ブラック企業』根絶どころか逆に拡大する」と批判し、「労働の規制緩和は中止すべき」と主張したという。明日16日の赤旗日刊紙電子版には載るだろう。


5/14-1 東京都狛江市内の放射能測定の結果
2012年7月から、ほぼ毎日地上7階のベランダ上1mで放射能の測定をしています。
かかる時間はセットアップを含めて10分程度。1分間隔で5回測定して平均します。
測定器は堀場製作所のRadi PA-1000。2011.3.11以前の狛江の放射能線量の0.064μSv/h
に近づいてきました。


5/14 米軍は買春を拒否 米国防総省報道官
 橋下徹大阪市長と日本維新の会の石原慎太郎共同代表は、都議選と参議院選の前に思っていることを隠さず、どんどん語って欲しい。そうすれば、有権者も、日本と世界にとって彼らがどれだけ危険な存在かがわかり、今度の選挙で、判断を正しく下せるだろうから。2012年12月に行われた衆議院選挙比例代表の日本維新の会得票数は、12,262,228票で、20.37%。約5人に一人が投票したことになる。これまでも暴言をはいていた二人だが、これが現大阪市長と前東京都知事の二人のリーダーの本音とは恐れ入る。そして、これらのリーダーを圧倒的多数で選んだ大阪と東京都の有権者に、世界の人は唖然とするのではないだろうか。
米軍は買春を拒否 米国防総省報道官(http://on-msn.com/13WFjpS)
石原氏「軍と売春つきもの」=橋下氏を擁護(http://bit.ly/13gjjUc)
橋下氏は「慰安婦必要」重ねて主張 ツイッターで (http://on-msn.com/13WGcyL)

追記:5月15日
"Hashimoto(mayor of Osaka city) takes flak for sex slave rationale [http://bit.ly/17swOH3]"
It's a shame to have this kind of party (Nippon Ishin no Kai : Japan Restoration Party) leader in Japan. However, 1 out of 5 voters (~20%) casted their votes for his party last December. Hashimoto and Ishihara (coleader of Japan Restoration Party and ex-governor of Tokyo) demands amendment of pacifist constitution and want to have Japanese military forces.

追記:5/16/2013
橋下市長の援護をした野村修也のTwitterでの発言
「野村修也 ‏@NomuraShuya 5/14/2013 http://bit.ly/17vZnU4
橋下市長の言いたかったのは、次のことではないか。第二次世界大戦当時、軍に慰安婦が必要だという許されない考えを持っていたのは日本だけではなく、世界中で見られた現象。にもかかわらず、日本だけが批判されるのはなぜか。理由をしっかり分析し、謝罪した上で、誤解に基づく批判には反論すべきだ。」 
 この論理を使うと、どんな犯罪を犯しても、他の人達もやっていることだから許されるということになる。野村修也(中央大学法科大学院教授・弁護士)は語るに落ちている。

5/13-1 報道の自由度 日本は低下 原発事故「透明性欠く」
 報道の自由度、日本は低下 原発事故「透明性欠く」http://on-msn.com/YGuGIi NSM 産経ニュース 2013.1.31
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」が、世界各国の報道の自由度ランキングを発表。日本は東京電力福島第1原発事故に関する情報の透明性が欠けるなどとして昨年の22位から大幅に順位を下げ53位となった。

5/12 今日(5/12)の東京新聞の「あの人に迫る」から
 [アンダーコントロール」というドイツの脱原発のドキュメンタリ映画の監督(フォルカー・ザッテル氏)が、福島のニュースを見て「日本は...ハイテクのイメージがあるのですが、福島で映し出された原発内部の様子は1960年代当時の古い状態で驚きました。ドイツの原発技術者も、日本ではあんな古い技術をまだ使っているのかとびっくりしていました。福島の第一原発は四十年も稼働していると聞きましたが、ドイツで四十年も動いている原発はありません。...特に古い原発はどんどん廃棄すべきでしょうね。原発は技術的な建造物で耐用年数があり、いつまでも使えません。...福島の事故を忘れてはいけません。繰り返し、何度でも何度も思い起こすこと。事故が誰の責任で起こったのかを、はっきりさせることも大切。」と言っている。

5/9 報道の自由度、日本は低下 原発事故「透明性欠く」
 http://on-msn.com/YGuGIi 2013.1.31 MSN産経ニュース
国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」が、世界各国の報道の自由度ランキングを発表。日本は東京電力福島第1原発事故に関する情報の透明性が欠けるなどとして昨年の22位から大幅に順位を下げ53位となった。リポートは日本について「福島(原発)事故に関わる情報へのアクセスが極端に制限され、透明性を欠いている」と指摘。また「閉鎖的な記者クラブ制度の存在が日本のランキング上位進出を阻んでいる」とした。(共同)


5/8 『世界』2013年6月号 「労働関係の予算を増やすためには...増税は絶対に必要になってくる。」 社会活動家の湯浅誠氏
 『世界』2013年6月号、「内と外から政治を変えていく」秋山訓子氏が、民主党政権で内閣府の参与として二期勤めた社会活動家の湯浅誠氏が、「労働関係の予算を増やすためには...税金そのものに手を付けないどうにもならない。増税は絶対に必要になってくる。」と言ったと紹介している。この発言には違和感がある。1989年の消費税開始から2013年の約20数年間で消費税の収入は264兆円、一方、法人三税の減税による減収は246兆円でほぼ等しい。消費税が企業減税に消えたかたちだ。そして、いざなみ景気は2002年2月から2009年3月までの86ヵ月間だったが、その間、資本金10億円以上の大資本(保険業を除く)の内部留保金は、2002年の167兆円から2010年の266兆円と、約100兆円も増やしている。内部留保を増やせる企業に減税を行うことについての湯浅氏の見解を聞いてみたいものだ。

5/7-1 あぶない憲法のはなし」 by 小森陽一氏
 Youtubeでの、「あぶない憲法のはなし」 by 小森陽一氏(「九条の会」事務局長) -自民党憲法改正草案解読 - 27分強あり、仕事を持っている方には大変ですが、自民党の憲法改正案の内容がどのようなものかを知るためにもぜひ観てください。 http://bit.ly/YrzIXu 
「こまえ9条の会」のホームページ (http://bit.ly/RM1ISj)には、自民党の憲法改正草案とQ&Aへのリンクがはってありますので、こちらも参照してください。

5/4 ドキュメンタリー映画『飯舘村 放射能と帰村』
ドキュメンタリー映画『飯舘村 放射能と帰村』を新宿の新宿K'sシネマで観ました。予告編は http://bit.ly/10yG2ZD 
映画の後、土井敏邦監督と映画に出ていた志賀夫妻のトークがあった。改めて原発事故の大きさを知りました。昨年訪問した長泥地区の見晴台も映画に映っていました。「狛江の放射能を測る会」の会員が書いた今年の福島訪問記(http://bit.ly/ZppRlY)も読んでみてください。今年は進入禁止区域が一部解除されたので、昨年行けなかったところにも入れましたが、ころがっている車の写真を見ると2年もの間時間が止まっていたようです。また、”死亡推定日は3月22日で衰弱死・・。11日も生きていたかと思うと、”などを読むと、原発事故さえなく、地震・津波後に救助ができていれば、もっと多くの人が助かっていた可能性があったことが分かります。未だに16万人近いの福島県民が故郷に戻れないでいます。

5/3-1 改憲手続き緩和 賛成38%、反対54% 世論調査(朝日新聞)
 憲法記念日を前に朝日新聞社は全国郵送世論調査を行い、憲法に関する有権者の意識を探った。それによると、憲法96条を変え、改憲の提案に必要な衆参各院の議員の賛成を3分の2以上から過半数に緩める自民党の主張について、反対の54%が賛成の38%を上回った。9条についても「変えない方がよい」が52%で、「変える方がよい」の39%より多かった。

5/3 2013年5.3憲法集会
 2013年5.3憲法集会が日比谷公会堂であり、参加してきました。主催者発表で、3500名の参加者でした。集会後、銀座をデモして改憲阻止を訴え、解散しました。昨年4月に自民党が出した改憲草案(http://bit.ly/WErWe0)は憲法の体を為していません。憲法とは主権を持っている国民が、権力を持っている人達(99条で規定)が勝手なことをしないように作ったものですから、憲法の各条項を守る義務があるのは権力を持っている人達であり、国民ではありません。ところが、今回の草案では国民に憲法条項を守りなさいと命令しています。これでは憲法では無くなってしまいます。 基本的人権を明示した97条をまるごと削除したり、9条2項の戦力不保持を削除して、国防軍の創設を入れたり、さらには徴兵制もできるようにしています。今回の改憲項目は非常に広い範囲におよび、あらゆる角度から現憲法を顴骨堕胎しています。憲法とは何かを認識していないというか、憲法それ自身を廃棄してしまおうという魂胆が見え見えです。この憲法案が通ればアジアの国々は日本の軍国化に警戒心を強めるのは自明でしょうから、この改憲案は国益を害する最たるものだと思います。今は96条だけがクローズアップされていますが、国会議員の2/3以上の賛成がなければ改憲案の発議はできない現憲法を、半数でできるようにすることは国際的に見ても異常です。一般に憲法改定の発議には議会の2/3以上の賛成が必要というのが国際的な流れです。今年7月の参議院議員選挙ではこのような改憲勢力が議会の2/3以上にならないようにしたいと強く思います。


5/2 汚染水は「新たな危機」/NY・タイムズ論評
 汚染水は「新たな危機」/NY・タイムズ論評 東電の対応懸念
http://on-msn.com/ZP6P9C
http://bit.ly/ZAwrWP

Flow of Tainted Water Is Latest Crisis at Japan Nuclear Plant
http://nyti.ms/13IuPK6 (English:英語)

福島第一の4号炉プールが地震で漏水すれば、日本だけでなく世界中が放射能で汚染されます。国際的な英知を集めて早急に解決の方向へ持っていって欲しいものです。

4/27-1 東京都狛江市内の放射能測定の結果
2012年7月から、ほぼ毎日地上7階のベランダで放射能の測定をしています。かかる時間は
セットアップを含めて10分程度。2011.3.11以前の狛江の放射能線量の0.064μSv/hに近づい
てきました。



4/27 「北方領土四島の法的根拠について」 入手した文書全文
http://bit.ly/17WkBck
そうとうまとまった情報。これを読んで改めて思いうが、北方領土問題には二つの大きな問題があると思う。
 一つは、平和条約の批准承認時に、日本政府が、放棄する島に「色丹、歯舞両島が含まれたことはなかった」というが、クリル諸島を含めこれらの島を放棄してしまったこと。「日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国並びに我らの決定する諸小島に局限される(ポツダム宣言:http://bit.ly/OaRzP4)」。
 もう一つは、ヤルタ協定でソ連の参戦条件にクリル諸島の引き渡しの条件が入っていたこと。
「千島列島ハ「ソヴィエト」連邦ニ引渡サルヘシ(ヤルタ協定:http://bit.ly/11J4E4L)」

 そして、「同盟国は、自国のためには利得も求めず、また領土拡張の念も有しない。同盟国の目的は、1914年の第一次世界戦争の開始以後に日本国が奪取し又は占領した太平洋におけるすべての島を日本国からはく奪すること、並びに満洲、台湾及び澎湖島のような日本国が清国人から盗取したすべての地域を中華民国に返還することにある。」というカイロ宣言(http://bit.ly/ZyBMyW)を連合国が守るなら、ロシアは、クリル諸島および北方4島は日本の領土として返還すべきだと思う。

 平和条約を認めてしまった日本としては、北方2島か、4島かで争うしかないのだろうか。

歴史的事実:
①「このようにして、1945年8月の半ばまで日本はすべてのクリル諸島を合法的に領有し、列島に対する領有の法的根拠も議論の余地はなかった。この状況下で四つの南の諸島は、一度もロシアの領土になったことはなかった。」

②カイロ宣言は1943年11月27日に、米国、中国、英国の代表者らによる会議で採択された。宣言では次のように記された。:「……三大連合国は日本の侵略を制止し、かつこれを罰するため、今次の戦争をなしつつある。これら同盟国は、自国のために何らの利得をも要求するものでなく、領土拡張の何らの念も持っていない。これら連合国の目的は、1914年の第1次世界大戦の開始以後に日本が奪取し、または占領した太平洋での一切の諸島を剥奪(はくだつ)することにある・・・。日本はまた、暴力および貪欲により日本が略取したほかの一切の地域より駆逐されなければならない」。

①と②から、クリル諸島および北方4島は日本の領土として問題ない。日本が侵略戦争をして奪った領土ではないので、上記②のカイロ宣言の文言から見る限り、当時のソ連が占有できる土地ではない。

4/26 Boston Bomber Can I trust Bloomberg TV news?
Very fishy. Where is Mr.Jeff Bauman who lost both legs? Can I trust Bloomberg TV news?

"Boston Victim Looked Into Eyes of Bomber, Helped ID" (Source: Bloomberg)
Minutes before the bombs blew up in Boston, Jeff Bauman looked into the eyes of the man who tried to kill him. (http://bloom.bg/ZB4g6u)

"Bomb Victim in Photo Helped Identify Suspects" (Source: Bloomberg)
April 19 (Bloomberg) -- Bloomberg's Esme E. Deprez talks about Boston bombing victim Jeff Bauman, who, according to his brother Chris, gave a description of one of the men believed to be responsible for Monday's explosion at the Boston Marathon. " (http://bloom.bg/117ClMT)

Please don't open the following URL unless you are really interested in the Boston bomb attack. Some of photos are really shocking. ( http://bit.ly/126Tyru )

4/25 命のつづれ織り(THE TAPESTRY OF LIFE) 
Facebookで、命のつづれ折織り(The tapestry of life)という文章が紹介された。この話は私に日本の憲法改正のことを連想させた。日本政府とその友党は近々、日本国憲法第96条を修正する予定だ。(http://bit.ly/fTCpyn) 96条によれば憲法改正には、各院の3分の2またはそれ以上の賛成票を必要とする。彼らは96条を修正して半数の賛成票でより簡単に憲法改正をすることを望んでいる。彼らの最終目標は憲法9条(戦争の放棄)であり、日本国軍を持つことだ。96条の修正はこの物語のネズミ捕りの罠であり、食べられてしまう動物たちは、彼らが現憲法から削ってしまいたい、9条であり、97条(最高法規:基本的人権の由来特質)等の非常に重要な諸条項であると思う。
This story (the tapestry of life) reminds me of amendment of our Constitution. Our Japanese government and their allied parties are going to amend article 96 of our constitution soon (http://bit.ly/hQg4E). The article 96 requires vote of two-thirds or more of all the members of each House to change the contents of constitution. They want to amend the article 96 so that they can change our constitution more easily with the half of all the members of each House. Their final objective is to change article 9("renunciation of war") and have own military forces. I think the amending the article 96 is the mousetrap in this story and animals that were eaten are article 9 and other very important articles such as article 97(supreme law:origin of fundamental human rights and it's characteristics) which our government wants to delete from current constitution.

4/24 飯舘村の放射線量調査 by 今中哲二(京都大学原子炉実験所)2013年3月 
 「狛江の放射能を測る会」の今年の福島データでは、昨年より放射線量が下がっているように感じられなかったが、今中論文だと、予想どおりに減衰しているようです。もちろん測定場所にもよるのでしょう。http://bit.ly/15FC6P8 (今中論文) http://bit.ly/13rkjqw(「測る会」データ)

今中先生の報告書の要点です。

○大ざっぱな比較で言えば、飯舘村の道路上の放射線量は、第1回(2011/3/29)に比べ、半年後(第2回)で約半分、1年後(第3回)で約3分の1、2年後(第4回)で約4分の1に減少している。
注)20μSv/h->5μSv/h

○長泥地区の空間放射線量率分布
サーべイメータを持って歩いた感じでは、1年間手の入ってないところでは昨年より2割程度の空間線量率の減少であった。
注)昨年:12μSv/h->今年10μSv/h

○除染された場所は客土され、そこの放射線量は周辺に比べ4分の1程度であった。
注)14μSv/h->今年4μSv/h

○長泥曲田の放射線量率の変化
そこの水田と傍らの道路上で線量率測定と水田土壌のサンプリングを継続している(図1のNo.222)。道路上の空間線量率は、22μSv/h(2011/3/29)、9.8μSv/h(2011/10/5)、8.3μSv/h(2012/3/27)、6.9μSv/h(2013/3/17)、水田上では、30μSv/h(2011/10/5)15.9μSv/h(2011/10/5)、11.0μSv/h(2012/3/27)、9.5μSv/h(2013/3/17)であった。
注)まだまだ高いですね。

○“汚染を気にしなくていいレベル”を0.1μSv/h とするなら、現在の空間線量率が10μSv/h の場合には約150 年、1μSv/h の場合には約60 年の時間が必要なことを示している。

○いいたてファームでの空気中放射能濃度
文科省発表によると、福島市内方木田での空気中セシウム137 濃度は、3 月16-17 日が0.0003 Bq/m3 で、17-18 日が0.001 Bq/m3 であり、表1はそれに比べて若干大きめである。今中は、『福島市などでのデータでは、空気中セシウム濃度は高くて1立方m当り0.001 ベクレル程度なので、大人の1日の呼吸量が20 立方m程度であることを考えると、吸入にともなう現在の被曝量は気にしなくていいし、風が強ければともかく、普通はマスクも必要ないでしょう』と言ってきた。....... 飯舘村でのダスト測定を試みた次第であった。いいたてファームでの外部被曝に比べ、表1の空気中濃度は、予想通り被曝が問題になるほどではない(セシウム137 を100 ベクレル吸入して1~2μSvの内部被曝)須貝注)いいたてファームでの空気中放射能濃度が低かったので安心しました。
Cs137 Cs134 Be7  (空気中濃度、Bq/m3)
0.0007 0.0003 0.012
0.0016 0.0008 0.011
0.0008 0.0003 0.007


4/23-3 福島の教訓を生かさない規制(安全)基準 
 規制委員会の規制(安全)基準はあくまでも故障確率に基づいた基準です。原発事故を想定して作っています。10000年に一度の故障確率を目指していますが、それが確率である限り、10000年後ではなく、明日起るかも知れません。原発の過酷事故はあってはならない事故なので、確率で計算した安全基準自体を作ることが不可能だと思います。 できたとしても、そんな規制基準をパスしたから再稼働可能という論理そのものが矛盾しています。大飯原発の3・4号機が即停止できないなら、点検で稼働停止したらそのまま原発ゼロにするのが最適解だと思います。 http://bit.ly/ZDjnPV は、昨日のBad newsですが、これでも再稼働するというのは狂気の沙汰です。とにかく多くの方がこの署名(http://t.co/8DrfZ9gGbL)に賛同してほしいです。

4/23-2 ユニクロの社長さんの朝日新聞でのインタビュー
『ブラック企業(http://amzn.to/UBhRx5)』を読んでいたので、今更驚かなかったが、ユニクロの社長さんは
、こんなことまで新聞でしゃべっちゃうんですねぇ。恥ずかしく無いからでしょうねぇ。
(http://bit.ly/13rodzI)
ユニクロの離職率が高いのは何故かと聞かれて...
「それはグローバル化の問題だ。10年前から社員にもいってきた。将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減っていく。仕事を通じて付加価値がつけられないと、低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収100万円のほうになっていくのは仕方がない」
また、"グローバル経済"については以下のように解説しています。
「グローバル経済というのは『Grow or Die(グロウ・オア・ダイ)』(成長か、さもなければ死か)。非常にエキサイティングな時代だ。変わらなければ死ぬ、と社員にもいっている」
まさにTPP加盟後のグローバル経済の世界がどうなるかという話をしているようですね。日本を代表すると言われるユニクロの社長さんは、強い者しか生きられない、弱肉強食むき出しの資本主義を"エキサイティングな時代"と認識しているわけです。欧州の経営者がこのインタビューを読んだらどのような反応をするだろうか、興味があります。

4/23-1 ゴールデンウィークで国内旅行に出かけるときの目安の地図
ゴールデンウィークで国内旅行に出かけるときの地図の目安。特に小さいお子さんのいる方は、ウクライナの放射能規制基準に従ったほうがいいと思います。http://bit.ly/HOgDJj
図を見るには”<移住・保養の目安マップ >”で検索してください。ミミズの通った跡のように見えるのは、放射能を走行サーベイした結果です。なお、より鮮明な地図(早川MAP)は、http://bit.ly/r89cN7 です。

4/22-2 木下順二作、劇団民芸の「夏、南方のローマンス」
昨日、木下順二作、劇団民芸の「夏、南方のローマンス」という演劇を新宿南口の紀伊國屋サザンシアターで観た。(http://bit.ly/14LDWOE) 内容は太平洋戦争直後の連合軍による現地でのB級戦犯の裁判の話。なぜ今頃と思いながらも、木下順二作ということで観てみた。現地人に一番親切だった兵隊が島民殺害の件で絞首刑になったが、計画を立てた首謀者は何の罪にも問われなかった。B級戦犯裁判の矛盾が問題とされていた。奇しくも今日の新聞では陸山会事件(小沢一郎・民主党元代表の元秘書・石川知裕衆院議員を取り調べた東京地検特捜部の検事が、事実と異なる捜査報告書を作成した問題関連の裁判)で、嘘の報告書を書いた検事本人の罪が問われるのは当然だが、その上司だった元特捜部長や元主任検事については、「不起訴相当」で放免とされた。トカゲのしっぽ切りで問題一件落着という図式は昔も今もあまり変わっていないようだ。

4/22-1 東京新聞の伊藤律氏に関する記事 (http://bit.ly/11U8o4u
「作家の松本清張が代表作「日本の黒い霧」で、共産党元幹部の伊藤律を特高警察のスパイだったなどと記述していることについて、遺族から誤りだと指摘された発行元の文芸春秋が、異例の断り書きを入れることが、遺族側への取材で分かった。遺族側は事実上の訂正とみて評価している。」
 日本共産党の党史でも、伊藤律氏は特高警察のスパイとして扱われていたと思う。もし、この記事の方が本当なら、遺族に謝罪して党史の書き換えが必要だろう。日本共産党は、これまで個々の原発反対運動の先頭には立ってきたが、2011年3.11の原発事故以降も、2011.5.1まで科学信仰の上に立っており、反原発の立場に明確には立てていなかった。そしてそのことを、党としていまだに国民に謝罪してはいない。しかし、今回のことは個人の名誉に関わることなので、至急調査を開始して、認識が間違っていたのであれば、遺族への謝罪と党史の訂正が必要だろうと思う。

4/20 原発事故と調査報道を考える 奥山俊宏(朝日新聞記者)×藍原寛子
http://bit.ly/12plskK

「事故の核心に関して東電が意図的なウソをついた、というところは、今のところ見あたらない」との結論には大きな違和感がある。これまで読んだ本や、昨年福島を訪問した時に聞いた福島大学関係者の話、そしてインターネットでの現・元東電職員の情報を見ると、当時原子炉がメルトダウンしているのは原子力に携わっていた人の間では公然の秘密だったようだ。だから現場の人間がそれを知らなかったいうのは理解できない。東電から全ての映像が無修正で公開されない限り、現時点で「事故の核心に関して東電が意図的なウソをついた、というところは、今のところ見あたらない」というのは時期尚早の感じがする。このような大事故を起こしていながら全ての情報を公開せず、隠そうといている(国会事故調に対し、東電が1号機原子炉建屋内部の状況について虚偽の説明をして内部調査を断ったことはその一例)東電は信用できない。朝日新聞を含め日本の大手メディアの罪は大きいと思う。事故当時、ジャーナリストの広瀬隆氏や京都大学の小出裕章氏などを取材すれば、また海外のアーニー・ガンダーソンなどの元原発関係者からの情報を日本のメディアが真剣に取材して、報道していれば、福島の住民は早めに避難ができ、多くの人が被曝するような事態にはならなかったと思うし、現在も高線量の場所で子ども達が生活しているような現状は少なくなるに違いないと思う。現在の日本政府の被爆者に対する援助のしたかたはウクライナやベラルーシのよりもひどい。報道の"失敗の原因"は、大手メディア自体が原子力村の一員だからだとは思うが、引き続き"失敗の原因"を追求して、同じ間違いが少なくなるようにして欲しいと思う。

"意図せざるベント状態”が出てきます。"爆発的事象”同様に不思議な用語だ。

最後の決意はいい。
『できるだけ客観的であろうとするジャーナリストなのならば、原発稼働に反対だとか賛成だとか、あるいは、「東電の人たちはウソをついたに違いない」とか、逆に「東電の人たちは国民のために命をかけて頑張った英雄だ」とか、そういう自分の意見がたとえあったとしても、そういうのは捨てて、虚心坦懐に事実を見る必要があると思います。それが事実なのならば、それがだれに有利になろうが不利になろうが、それを報じていく姿勢であるべきだと心がけています。』


4/19 GE社の福島第一原発製造者責任
佐高信氏と寺島実郎氏の対談、『この国はどこで間違えたのか』(光文社知恵の森文庫)で、福島原発事故に関する、いろいろな事故調査委員会の報告書で「米国のGE社の製造者責任について調査する動きはまったくみられなかった。」と書かれているが、GE社の製造者責任を追及することは重要だと思う。

4/18-1 東京都狛江市内の放射能測定の結果
2012年7月から、ほぼ毎日ベランダで放射能の測定をしています。かかる時間はセットアップを含めて10分程度。2011.3.11以前の狛江の放射能線量の0.064μSv/hに近づいてきました。



2012年3月からは「狛江の放射能を測る会」を仲間と作り、市民の安心を確保するために毎月1回、市内41カ所の放射能測定をはじめました。会のHPもありまうので、興味のある方は見てください。
http://bit.ly/VySlna (「狛江の放射能を測る会」のHP)
http://bit.ly/NmhcaS (東京都狛江市多摩川および野川沿いの放射線量測定結果)
http://bit.ly/Vf7dgG (東京都狛江市の放射線測定結果)

4/18 「椎茸をしばらくほっておいたら.... 20cm位に!ー 場所: 熱海市網代」
Facebookで、熱海市網代にある別荘の庭のキノコ(椎茸)が20cm位になったと、写真付で報告した人がいて、それに9名が”イイネ”をしていた。早川MAP(http://bit.ly/r89cN7 )を見て、大きくなった理由はたぶん放射能の影響ですとコメントしたら、それ以来コメントなし。早川MAPでは熱海市網代は0.125μSv/h。

4/12 大企業(資本金10円以上)と個人経営の会社の賃金比較
図表を見ると約半分(http://bit.ly/QNcLNg)


4/8 年齢別家計費用その他 http://bit.ly/Uk7B7F
図表2-3-4の年齢別家計費用を見ると65才以上で月35万円。周りの高齢者と話してみると、食費、家賃、

光熱上下水費、通信費、医療費、文化費、交際費、孫への小遣い等々で、月30万円ぐらいは欲しいと言いう。私の実感も同じだ。若いときから正規職・共働きで、年金を掛けていて、貯金もそこそこあれば、老後は夫婦の年金と貯金で十分もつ。しかし、日本に住む人の可処分所得(注1)の中央値は年間224万円(2010年)。月にすると18.6万だから、もし、家賃が8.6万なら残りの10万円で1月やりくりしなければならない。しかも、年収200万円世帯は1,000万世帯(2010年で日本の総生態数は5,200万世帯ですから5世帯に1軒!)もある。年収200万円だと、可処分所得は100万円ぐらいですから、一月10万円弱。また、年収300万円以下となると、働く人の40.3%(2012年)。このような現実は個人の力で頑張ってなんとかできるものでは無くなっていると私は思う。アベノミクスや橋下徹大阪市長の言う新自由主義では解決は不可能どころかますます深刻な事態を引き起こすと思う。
注1:収入から税金や国民健康保険料などの必要経費を引いた、使えるお金
注2:日本に住む人の可処分所得の中央の世帯で(上から数えても下から数えても約6000万人目)

4/7-3 TPP Democracy Now
TPPが国益にどのような影響を与えるか真剣に考える人は是非見てください。「米国民ですら、TPPに懸念
を示して問題に。1%の企業家の特権を世界で保証する協定。 Democracy Now http://bit.ly/13PsADs

4/7-2 福島の奇跡
福島第一原発の免震重要棟の開所は2010年7月20日、東日本大震災による福島第一原発事故のたった8ヶ
月前。それも、2007年7月16日の新潟県中越沖地震が引き起こした刈羽原発事故の教訓があったために急遽作られたもの。刈羽原発および福島第二原発に免震重要棟ができたのは同じく2010年、女川原発は2011年10月。オフサイトセンターは使い物にならず、事故5日後には撤退。福島第一原発に免震重要棟がなかったらと考えるとぞっとする。現在稼働している大飯原発には免震重要棟は無い。
小野俊一著 『フクシマの真実と内部被曝』七桃舎

4/7-1 日本人の貯蓄
日本人の貯金総額は、一般的に2013年現在18兆ドル(1440兆円:100円換算)と言われているが
これは、不正確で、正味金融資産は466兆円という資料がある。http://bit.ly/Uk7B7F この資料の図表2-3-8を見れば、高齢者が貯蓄があると言ってもわずかな貯蓄でしかないことが分かる。60才以上で60%の人は2000万円以下の貯蓄。この図の2-3-4で分かるように、高齢者の月平均生活費が30万円かかるとしたら、6年弱でなくなるが、年金があるので、そんなに短期では無くならないはず。貯蓄を使って投資をしてリスクを犯すには遊んでいるお金が必要ですが、資金を増やさそうにも、その元でがないのが現実。アベノミックスの一つの狙いは、このわずかな高齢者の貯蓄を株投資に引きだそうとしているのだとお思う。現在の若い人たちが定年するときに、まともな生活ができるようにするためには、社会保障をせめて現在の北欧並にすることが必要で、そのためには、将来自分の首をしめるような議員を選挙で選ばないことが急がば回れの道だと思う。 仕事以外の勉強する時間を確保することが必要ですが、これがなかなか難しい。

4/7 浪江町の海岸で不明者の捜索 家族ら80人
[http://s.nikkei.com/10o0W13]
「最後の一人が見つかるまで捜し続けたい。それが生きている者の責任だと思う。」

気持ちは痛いほど分かるし、もし浪江町民だったら自分もそうするかも知れない。しかし、この捜索にともなう内部被曝の危険は大きすぎると思う。
 昨年4月、国道399号線の浪江町の西端で放射能を測定したとき10μSv/hを超えて測定器がオーバースケールした。今年も先週、「狛江の放射能を測る会」の仲間が国道399号線の放射能測定をしてきたが、昨年測定できた国道399号線の飯舘村の展望台付近から南に下る浪江町と葛尾村の境までは立ち入り禁止だったという。昨年より放射能が高くなっているらしい。その他の場所でも、本来なら30%ぐらいは線量が下がって良いはずなのに、上がっているところもあったという。山にあった放射能が移動しているためと思われる。
 政府は、今年1月から浪江町の一部を解除準備区域にして立ち入りを許可した。立ち入りができるようになれば浪江町民がいまだ行方不明の家族の捜索を開始するのは予測できるはずだ。政府は町民に内部被曝の危険性について警告を出していないのだから、将来内部被曝による疾病で死亡者がでた場合は、政府は未必の故意による殺人罪を犯したことになるのではないかと思う。マスコミは内部被曝に関する情報をより多く伝える責任があると思う。

4/5-2 キューリー、ベクレル換算 レム、レントゲン、シーベルト換算の表
 覚え書き()
CPM=>Sv変換

4/5-1 『日銀 資金供給2年で倍 目標「金利」から「量」に』 
 金余りの企業や給料が上がる保証がない個人が、銀行がお金を貸してくれるとしても、それを借りて、

積極的に投資するだろうか。今まで失敗し続けてきた金融政策を量的に拡大しても、根本原因である企業の金余りと個人の収入減の原因を変えない限り、事態は変わらないと思うのだが....
(http://bit.ly/ZfGSBh)

4/5 主な原子炉施設に於けるクリアランスレベルについて_2000年
以下は覚え書き:原子力安全委員会:http://bit.ly/10D9I8N


以下の原子力規制委員会のスライド(http://bit.ly/kSzlGB)によると、
セシウム134/137はIAEAの基準では、100Bq/kgと日本より、それぞれ5倍、10倍厳しい。


原子力規制委員会のこちらも参照のこと:2011/10/5
人工起源の放射性核種については、全ての物質を対象に外部被ばく、粉塵吸入及び経口摂取(直接及び間接)を包含するように選定された典型的な被ばくシナリオの評価に基づいており、人工起源の放射性核種の放射能濃度は、
通常事象の場合は基準線量として 10μSv/年を、低確率事象の場合は 1mSv/年をそれぞれ用いて算出している。また、皮膚被ばくに対する基準線量については50mSv/年を用いている。
まとめ
我が国のウラン取扱施設におけるクリアランスに資するため、金属に対するU-232、U-234、U-235、U-236及びU-238のクリアランスレベルを検討した。U-234、U-235、U-238のクリアランスレベルについて、これまで原子力安全委員会が行った検討を踏まえ、我が国における金属の再利用に係る現状を考慮した評価を行った結果、となった。これらの放射性核種のクリアランスレベルについては、RS-G-1.7において規制除外の考え方から1Bq/gと評価されており、今回の評価値は国際的な規制値と比較して整合しているといえる。また、
U-232、U-236のクリアランスレベルについて、同様のシナリオを用いて評価を行った結果、クリアランスレベルはそれぞれ0.1Bq/g(100Bq/Kg)、1Bq/g(1000Bq/Kg)と評価された。しかしながら、3.4.5項で述べたとおり、RS-G-1.7で示された0.1Bq/g、10Bq/gを使用しても問題ないことを確認した。http://bit.ly/YzkpfG

4/3-1 年間20ミリの避難基準を非難~国連特別報告者
国連人権委員会の動画!日本語字幕付き! 国連特別報告者が日本政府へ年間20ミリの避難基準を非難

http://bit.ly/YHkK0u

4/3 アーニー・ガンダーソン(Arnie Gunderson)氏のニューヨークで行った、福島第一事故に関する、2013年3月11日のプレゼンテーション(英語)
2013年3月11日にアーニー・ガンダーソン(Arnie Gunderson http://bit.ly/I0m99v)氏(注
1)がニューヨークで行った、福島第一事故に関するプレゼンテーションです。重要と思われるスライドに解説をつけました。(http://bit.ly/14vIbwA)

注1:アーニー・ガンダーセンは、エネルギー・コンサルティング会社のフェアウィンズ・アソシエーツのチーフ・エンジニアで原子力撤廃論者である。かつては原子力産業で1990年まで働いていた。福島第一の事故では早い段階からメルトダウンを指摘していた。

①3分30秒~:福島第一一号機(MarkⅠ)建設時のUS設計の6つの重大ミス:1~5のミスはUSの設計者が津波の影響を考慮していなかったことに起因する。一つの例として、35mの崖をわざわざ削って10mにしたこと。

②5分8秒~:日本の津波の歴史1896年:40m、1923年:13m、1933年:28m、1944年:1m1946年12m、1954-1955年:13m
2011年:15m(福島第一事故時) USの設計者が福島第一一号炉用に作った津波防護用壁は、始め4mで設計し、後に5.7mに変更したが、今回の15mの津波には耐えられなかった。

③9分31秒:1966年当時のAEC(Atomic Energy Commission:《米》原子力委員会)のACRS(Advisory Committee on Reactor Safeguards:《米》原子炉安全諮問委員会)で、David Okrent博士は、GEにMarkⅠの再設計をさせたら会社が潰れてしまうということで、設計にごまかし(fraud)があることを認めながら、政治的に認めてしまったことを暴露している。さらに10分0秒では、科学者達はMarkIに問題があることを知りながら、GEの脅迫(のようなもの)により、MarkⅠを止める力がAECに無かったことを認めている。

④10分23秒~:1972年にUSの上級職員である、Joseph Hendric(GEの職員)の電子メールで、MarkⅠの欠陥圧力抑制系(原子炉格納容器内部の圧力上昇を抑制する目的のために設けられている工学的安全防護装置)を使用禁止にすべきとの意見を出していた。ただ、彼は、これを使用禁止にすると、”原子力の最後(原子力をこれ以上継続できないこと)”となるということで、禁止にしなかったことが暴露されている。福島第一一号機の営業開始は1970年

⑤14分55秒~15分44秒:福島第一第3号炉の爆発
アーニー・ガンダーソン氏は、水素爆発ではなく、デトネーション(爆轟:ばくごう、detonation shockwave:デトネーション・ショック・ウェーブ:爆轟波)が起きたと言ってます。爆轟とはニトログリセリンなどの爆薬に、強い打撃や急熱を加えると激しい爆音を伴って爆発する現象で、音波より速く動きます。この衝撃波に耐えられる建物はないと言っています。これによって炉心の防護が破られたと見ています。そして、containment leakが300%/dayであり、炉内の気体が8時間で全て外に出ていた。つまり一日に3回されるわけですから、放射能が出てきます。containment leakが1%/dayなら、100日で1回入れ替わる量です。(300%という情報は、3月23日の電話でのNRCの回答:NRC:Nuclear Regulatory Commission:米原子力規制委員会)

⑥18分20秒~:3月14から22日の8日間、千葉でのキセノン濃度は通常の40万倍だったと言っています。1立方メーターで1300ベクレル。このデータは千葉にある日本化学分析センターのもの。ですから千葉の住民は1秒間に1300回も核分裂しているキセノンを吸っていたということですね。ヨウ素とおなじで千葉の住民がどれだけ被曝したかは不明です。もちろん千葉の住民だけではないはずですが、我々はそれを知らされていません。

⑦19分20秒~:福島には4台のモニターがあった。ベントの前からバックグラウンドの放射能はあがっていたことが分かっている。ベントの前の5時では10倍、10時では720倍になっていた。ベントは午後2時15分。午後3時で3万倍。これから、ベント前に炉心の防護は破れてたことがわかる。

⑧20分47秒:4台の放射能モニターの検出値から、ベントが行われる前にすでに高濃度の放射能が検出されていたことを証明している。この時点で格納容器が破れていたことが分かる。

⑨21分30秒放射能濃度のスパイクと事象(爆発、ベント)が一致してないことを指摘しており、ベント前になにか説明できないことが起きていたと指摘している。

⑩21分47秒~:Decontamination factor:除染効率:水は100℃以下なら、除染効率は100%、100℃以上なら1%。日本のエンジニアは、水があったのでセシウムは外へは出なかったと主張しているが、アニー・アンダーソンはサプレッションプールの水は100℃以上だったので、水でセシウム137は捕まえられず(除染効率はほぼゼロ)、外へ出たと推定している。

⑪23分07秒:3号炉から出ている高温(128℃)の炎(Thermal flare:放射能を帯びた高温のガス、水蒸気はない。水蒸気は大気中では100℃にしかならない。)の赤外線写真。これにより放射能が放出されている言っている。2011年の3月20日のもの。東電はこの炎については説明していないと言っています。

⑫25分13秒~:2012年2月の日本訪問時に東京で採取した5つの試料をUSで検査したところ、7000ベクレル/Kgの放射性廃棄物だった。

⑬26分41秒~:車のエアーフィルター:X線のフィルムに焼き付けると、放射能を含んだ粒子があることがわかる。福島ほどではないが、東京でもX線フィルムに放射能を含んだ粒子状物質の影が出ている。これらの放射能を含んだ粒子状物質は当然だが肺に入り、内部から放射能を出す。

⑭27分45秒~:子どものはいている靴の底を検査し、セシウムの量を測定した。棒グラフの高さで線量を示し、日本とUSで比較している。靴に付いたセシウムは手から口を介して体にはいり、内部から被曝する。

⑮28分02秒~:チェルノブイリと福島第一のセシウム137の保管量の比較福島第一の1号機~3号機の合計はチェルノブイリの約4倍(290PBq、ペタベクレル)。チェルノブイリの流出量は30%。日本は流出量は1%だと言っているが、アーニーはそうは思わない。なぜなら、水は100℃以上であり、除染効果はゼロだったと見る。さらにcontainment leakが300%/dayだから、相当量が漏れ出たと推定する。

⑯30分25秒:汚染水の流出はチェルノブイリの10倍と推定

⑰Sooner or later,in any foolproof system, the fools are going to exceed the proofs.
Arnie Gundersen
アーニー・ガンダーソンの上の文章は翻訳が難しいですね。下記のように訳しておきます。
「どんな安全なシステムでも、遅かれ速かれ、その安全は破られる。」
アーニー・ガンダーソン

3/31-1 法人三税の減収の穴埋に消えた消費税
どこからみても中止しかない消費税増税。これまでの消費税の収入は法人三税のために使われたと同じ

(http://bit.ly/XPEkmO)


(http://bit.ly/XPEkmO)

3/31 福島県、避難区域で火災多発=原発周辺、再編で出入り増-墓参り線香火元に
福島県、避難区域で火災多発=原発周辺、再編で出入り増-墓参り線香火元に:福島双葉地方:火災が山林まで広がった場合は上昇気流に乗って莫大な放射能がまき散らされることになる。消防署員を適切に配置し、これ以上の汚染地域の拡大を防ぐべきだ。http://bit.ly/XrP2UW

3/29 狛江市のMobaile G-DAQによる空間線量測定結果
狛江市は今年2月にMobaile G-DAQを購入し、3月から空間線量測定を開始し、公表した。結果は1点(青)を除き全て緑だった。緑色の線量は0.05~0.10μSv/hの間ですので、狛江の放射能を測る会の測定値の範囲内です。なお、青は0.05μSv/h未満です。次は昨年測定0.1μSv/h以上あった公共施設の計測をして欲しいと思います。さらに、給食の食材の放射線量も測って欲しいです。
http://bit.ly/109voeR(狛江市全域道路の空間放射線量マップ)
http://bit.ly/YPY1kP(狛江の放射能を測る会のデータ)
追記:狛江市の走行サーベイ結果に見落としがありました。元和泉、猪方と東和泉に空色の部分(0.1~0.15μSv/h)が数点あります。この場所は狛江の放射能w測る会は調べていません。Hot Spot がある可能性がありますので、後日調べます。

3/27 福島の小児甲状腺がん患者数は10名(10/38000)!"福島に於ける放射線健康リスク管理国際学術会議"で、山下俊一教授が発表! 3名か10名か、どちらが本当?
福島県立医科大学・副学長の山下俊一教授が2013年2月25日から27日までの期間行われた、福島に於ける放射線健康リスク管理国際学術会議(International Academic conference on Radiation Health Risk Management in Fukushima)で行ったプレゼン資料のある場所がわかりました。 http://bit.ly/16UXT3S です。

以下に重要と思われるところを列挙します。

62頁に驚くべき数字が書かれています。 福島の子ども達の健康調査結果で”38000人検査中10名の甲状腺がん”の数字があります。ただし、次の頁では、スクリーンの方法が以前と違うので、将来の甲状腺がんの患者数は以前の数字での予測と比較はできないとも書かれています。甲状腺がんは成人の病気であり、小児甲状腺がんの発病率は0.5~1ppm(200万人~100万人に1人)と言われています。たった38000人しか調べていないのに3名~10名の小児甲状腺がんが見つかるのは異常です。そして、チェルノブイリ事故の経験では事故の4年目あたりから小児甲状腺がんが増え出します。福島の場合はまだ2年目です。

同じプレゼン資料の61頁では、甲状腺がんが確認されたのは3例とも書いています。
"予備調査で穿刺吸引細胞(細針吸引による細胞診断法)が実施された76症例の内、10症例が悪質または悪質と疑われ、甲状腺の手術後に10症例中の3例が甲状腺がんと確認された。
Of the 76 cases in which FNAC was performed in 1st Preliminary Survey, 10 cases were diagnosed as malignant or suspected for malignancy, and thyroid cancer was already confirmed in 3 of the 10 cases after thyroid surgery.”

64頁では、”大災害後の、肥満、グルコース代謝機能障害、高脂血症そして肝機能障害は災害前に比べると一部地域では高かった”と書いています。
”the rates of obesity, glucose metabolic dysfunction, hyperlipidemia,and liver dysfunction after the disaster were high, at least in part, comparedwith those before the disaster.”

ただ、その後で、それらの病状の変化は避難生活により、生活環境、食生活、運動や個人の生活習慣が変わったからのように書いています。

66頁では、以下のことを強調しています。
”1)流産の増加も人口妊娠中絶の増加もなかった。
There are neither any increase of miscarriage nor artificial abortion.

2)現時点では明らかな先天性奇形はない。
There is no obvious increased prevalence rate of congenital malformations at the present time. ”

しかし、次のように逃げ道を作っています。
”しかし、結論を出すにはさらなる症例を集めることが必要だ。
However, it is necessary to gather more cases to draw a conclusion.”

40頁に戻りますと、福島の災害が引き起こした病例としては以下のものを挙げるのみです。もっぱら精神的なものを上げるのみで、がんやその他の物理的な病気は挙げていません。
”福島の災害は、不確実な健康への影響を及ぼしている。慢性的なもの心理的および精神的影響、不安、怒り、睡眠障害、心的外傷後ストレス障害
Fukushima Disaster causes uncertain health effects; Psychological and mental effects; anxieties, anger, sleep disturbance,post-traumatic stress diseases”

31頁には、”よく言うよ。誰れがそうしたんだ”と思われることが書かれています。
”専門家や学術団体の役割は重要だが、一部、不適切で未熟な報道による混乱と誤解で、信頼性と信用が失われてしまっている。
The role of experts and academic societies are important butreliability/creditability has been lost by confusion and misunderstanding partly due to an inappropriate and immature media literacy.”


3/25 チェルノブイリ報告書を日本語で HPで無料閲覧可能
 日本学術会議は25日、チェルノブイリ事故の汚染地域について、20年にわたる膨大なデータに基づく研究をまとめた報告書の翻訳版を作成したと発表した。朝日新聞 2013年3月25日 http://bit.ly/101TeYQ 報告書は、http://bit.ly/ZlAKDR


IAEA(国際原子力機関)は原発推進の国際原子力村の村長的組織なので、チェルブイリの被害を小さく見せようとしています。この報告書は膨大(263頁)なので、その一部(結論)だけみてもそのことがわかります。これは②で紹介するウクライナ政府緊急事態省報告と比較すると分かります。ベラルーシ共和国のほうがウクライナより汚染はひどいのですが、
く研究をまとめた報告書の翻訳版を作成したと発表した。朝日新聞 2013年3月25日 http://bit.ly/101TeYQ 報告書は、http://bit.ly/ZlAKDR


IAEA(国際原子力機関)は原発推進の国際原子力村の村長的組織なので、チェルブイリの被害を小さく見せようとしています。この報告書は膨大(263頁)なので、その一部(結論)だけみてもそのことがわかります。これは②で紹介するウクライナ政府緊急事態省報告と比較すると分かります。ベラルーシ共和国のほうがウクライナより汚染はひどいのですが、
ウクライナの報告は福島の近未来を予言していると思っています。

以下、1.4.1 人体被曝 1.4.1 結論の部分を読みました。(15頁-17頁)
いずれも、チェルブイリの被害を小さく見せようとしています。
-初期には高かった外部被曝線量も、短寿命核種の崩壊と、放射性セシウムの土壌内部への移動のために急速に下落した。土壌中への移動によって遮蔽が増加し外部線量が低下したことに加え、地中に移動したセシウムが土壌鉱物粒子に結合したために、それが植物への移行とその後のヒトへの食物連鎖への混入を減少させるという結果をもたらした。
-入手可能な情報によれば、hot particle【吸入や飲食で体内に取り込まれうる、高い放射能をもつ微粒子】に由来する被曝は、重大なものとは思われない。(17頁)
-食料品の大規模なチェック【全品検査など】、個人の全身計測、一般住民への熱ルミネッセンス線量計の提供などは、現時点では、もはや必要ではない。(17頁 提言)
-ベラルーシ、ロシア連邦およびウクライナの汚染地域に住む約 500万人の人々の大部分は、現在では 1mSv(3 カ国における国家介入レベルに等しい)以下の年間実効線量しか受けていない。ただ、以上はIAEAの2006年の報告書だということは記憶に留めておく必要があります。

②3月24日にNHKで放送されたウクライナの実態(チェルノブイリ事故後25年:未来へ向けての安全-ウクライナ政府緊急事態省報告-2011年 http://bit.ly/KpWvd8 英文報告書:http://bit.ly/L9S8Uz)は多くのデータをあげています。写真やグラフをみるだけでも有意義です。
3/24日の(NHK教育ETV特集[
チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告第2回 ウクライナは訴える])で、報道された。


Fig.2.2.2 (Page 60) 植物の巨大化
Fig3.25 (Page 122) 甲状腺の病気含む子どもの病気の発症例
Fig3.26 (Page 122) 放射線量 vs 健康な子どもの率
Fig3.36 (Page 128) 年度毎の子どもの慢性疾患率 年ごとに疾患率が上がる
Fig3.37 (Page 129) 1986年のチェルノブイリ事故の整理に従事した両親の子どもの先天性出生異常の年ごとの頻度
Fig3.41 (Page 134) 10万人あたりの子どもの甲状腺がんの割合(0-14才)
Fig3.41 (Page 134) 10万人あたりの子どもの甲状腺がんの割合(15才-18才)
Fig3.60 (Page 151) 白内障のケース(年ごと)

等々。IAEAはチェルノブイリ事故でおきた病気としては甲状腺がんしか認めていません。ウクライナの報告とあまりにもかけ離れています。

3/24-1 「死票」最大72% 昨年総選挙の小選挙区
300選挙区中188区で50%超す。多様な民意を切り捨てる小選挙区制は、“4割台の得票で8割の議席”という民意をゆがめる制度昨年12月に行われた総選挙の300小選挙区で、候補者の得票のうち議席に結びつかなかった「死票」の割合(「死票」率)が50%以上となった小選挙区が全体の6割に当たる188に及び、前回2009年総選挙での本紙独自調査と比べ99選挙区も増えたことがわかった。当選者以外の候補者の得票は300選挙区で3163万7430票にのぼり、得票総数の53・06%を占める。「死票」が最も多かった長野3区は72・23%。多様な民意を切り捨てる小選挙区制は、“4割台の得票で8割の議席”という民意を切り捨てる制度になっている。[しんぶん赤旗 3/24]

http://bit.ly/ZXxSvG

3/24 六ケ所村の近くの断層データの調査が資金不足で足踏み状態。
六ケ所村の近くの断層データの調査が資金不足で足踏み状態。しかし、原子力規制委員会委員長代理の島崎東大准教授はあきらめていない。旧原子力安全委員会の委員の一人だった東大准教授池田安隆氏や東大地震研究所教授の佐藤比呂氏などが島崎氏を応援している。自分に不都合なデータを隠すのは東電だけの問題ではなく、おおむね日本企業が普通にやっていることだが、東電はその典型だと思う。http://bit.ly/103pOYR

3/22 【狛江市和泉本町1丁目の空間線量参考測定値】
狛【狛江市和泉本町1丁目空間線量参考測定値:7階南向きベランダ、1m、Radi PA-1000、1分間隔、5回計測後平均】3/13~3/23の平均=0.067 μSv/h、最高値=0.076、最低値=0.059、σ=0.004 降下傾向
【散布図】 2012年7月から2013年3月23日までの平均:0.066μSv/h、散布図を線形近似すると全体的にはわずかに上昇傾向だが、12月中旬から上昇が止まってきた。



3/20 原発作業員の被曝実態
狛江市中央公民館のつどい(3/6-3/10)で展示した資料の一部。低線量被曝を原発労働者の統計から肝がんおよび肺がんの発症率が上がることを証明した画期的な論文。O/E比1.0が一般人の死亡率。100mSvなら死亡率が20%~30%上がる。
「日本の科学者」2013/1月号 P39-P40 松崎道幸氏の論文「がんリスクは10mSvでも有意に増加」より


3/20 福島第一停電 仮設配電盤 交換せず
 [東京新聞 3/20:http://bit.ly/ZRj3tf]
3号機、4号機そして共用プールの電源は、トラックの荷台の上におかれた仮設配電盤から2年間も供給されていた! 原発にとって電力喪失がどんなに大変なことなのか東京電力はなにも認識していないということか。彼らに福島原発の事故収束を任せているとあとで大変なことになりかねない。即国有化してさらなる危機から国民を未然に防ぐべきではないか。

3/20 アメリカは宇宙船用燃料として25年ぶりにプルトニウム(Pu-238)を製造する。
 US Makes First Plutonium in 25 Years, for Spacecraft:Scientific American:March 19, 2013 [http://bit.ly/16HvwWQ] 今までもアメリカやロシアは核物質を積んだロケットを宇宙に打ちあげてきたが、もしロケット打ちあげに失敗して核物質が地球にばらまかれた場合、本当に大きな問題はないのだろうか。宇宙探検用エネルギーとして核物質を使うしか手がないのは分かるとしてもリスクはあると思う。

概要:<<アメリカは宇宙船用燃料として25年ぶりにプルトニウム(Pu-238)を製造する。放射性同位元素熱電発電機(RTG: radioisotope thermoelectric generator)を使うと、放射性同位元素から出る熱で電気が作れる。太陽光が届かない深宇宙での調査活動に必要な活動のためには電気がいるため、この技術がどうしても必要になる。アメリカは1988年にプルトニウム238の生産を中止し、その後ロシアから供給を受けていたが、その在庫も先細りしてきたため、米エネルギー省はプルトニウム238の製造再開を決定した。ネプチウム237への中性子照射による、米テネシー州オークリジ国立研究所でのプルトニウム238の生産は成功した。>> 

翻訳:<<アメリカは宇宙船用燃料として25年ぶりにプルトニウム(Pu-238)を製造する。しかし、その生産量は開示されていないが、非常に少ないと言う。プルトニウム238はその同位元素である239とは異なり爆弾を作れる物質ではないが放射性物質であり、熱が出るので、放射性同位元素熱電発電機(RTG: radioisotope thermoelectric generator)で電気を作ることができる。深宇宙では太陽光が届かず電気が作れないため、RTGが必要になる。ボイジャー宇宙船や火星探査車(Curiosity)もRTGを使っている。米エネルギー省はプルトニウム238の生産を1988年に中止し、その後はロシアから供給を受けているが、ロシアからの最後の出荷は2000年。その後在庫は先細りしている。製造量は明らかにされていないが研究者によるとそれは非常に微量。NASAによると2020年までの宇宙ミッションに十分とのこと。米エネルギー省のプルトニウム238の製造再開の予定は変わるかもしれない。ネプチウム237に中性子を照射による米テネシー州オークリジ国立研究所でのプルトニウム238の生産は成功した。>>

3/19-3 東京新聞3/19 原発維持に最低11兆円 別途支出 年4000億円超
 東京新聞 3/19 原発維持に最低11兆円 別途支出 年4000億円超ただし、この費用に原発事故の被害は含まない。これらの費用は利用者に支払わせるのだろう。電力会社の腹はなんら痛まない。[http://bit.ly/ZVVNLV]


3/19-2 18日福島第一原発で停電 燃料プール冷却停止 復旧のめど立たず。
 今日の東京新聞によると、福島第一原発で停電 燃料プール冷却停止があった。「東京電力は十八日、福島第一原発で午後七時前に停電があったと発表した。1、3、4号機の使用済み燃料プール代替冷却システムなどが停止し、十九日午前一時時点で復旧のめどは立っていない。事故対応に当たっている免震重要棟も一時的に停電したが、すぐに復旧した。・・・・ 東電によると、十八日午後四時の時点で、1~4号機プールの水温は一三・七~二五度。このまま冷却できなければ、最も水温が高い4号機では四~五日で、余裕を持って安全を確保するために定められた保安規定上の管理温度の上限である六五度に達する。」 [http://bit.ly/XlO9c2]
追記:3/19日-20日復旧 =>東電 仮設配電盤を2年間も使用

3/19-1 浜岡原発 防げぬ浸水 使用済み核燃料1570トン
 今日のしんぶん赤旗によると、中部電力浜岡原発では南海トラフ巨大地震で想定される最大19mの大津波を想定して、高さ22メートル長さ1.6キロの防波堤の設置が進められている。3.11の2日前に防潮堤が完成して津波被害を免れた東海村の日本原電の東海第二発電所の例もあるので、防潮堤の設置は重要だ。東海第二発電所の防潮堤は5.6m。津波により冷却ポンプ3台全てが水没したが、幸いポンプは動いた。また、宮城県の女川原発が想定した津波は最高約5.7メートルだったが、さらにマージンをとって敷地を海抜14.8mに嵩上げして建設した。3.11で実際にやってきた津波は高さ14mに及んだ。1~3号機のうち最も海に近い2号機の原子炉建屋の地下が浸水したものの、「重要施設に津波は及んでいな(東北電)」かった。四国電力の伊方原発では津波被害予想4.3mに対して原発敷地の海抜が10mあるからという理由で防潮堤の設置はしていないという。
 浜岡原発は巨大地震の巣に上に建っている。防潮堤を建てても津波を100%防ぐことは難しいらしい。福島第一原発の原子炉事故の原因はいまだに地震が原因か津波による電源喪失が原因かは不明だ。もし地震が原因による事故だとすれば、津波対策だけでは不十分で、新たな原発事故が起こりかねない。
【しんぶん赤旗3/19日】


3/19 原発再稼働の一番大きな動機
金子勝慶大教授が『世界』の4月号で書いている。『福島第一原発5,6号機、および第二原発1~4号機は止めているだけで900億円を計上しているが、原発50基は止めると一切利益を生まないだけでなく、毎年1兆円近くのコストがかかる。(ちなみに、有価証券報告書に基づくと、50基のメンテナンス費用、減価償却費、修繕費で1.4兆円に上る)』。そして、すべての原発を廃炉にすれば、原子力村(大島堅一氏によれば「原子力複合体」)は大きな不利益を被るので、それはどうしても避けたい。これが政府が先頭になって原発再稼働を急ぐ大きな動機だ。。もっともこれらの費用は電気代に上乗せされるのだから、電力会社の懐は痛まず、電力会社のお株主からは責任追及もないから、電力会社の幹部は、誰も責任をとらないだろう。

3/17 子どもだからといって情報を隠してはいけないと思う
今日、3月17日付の東京新聞の「なるほどランド」はこども向けの記事で、「PM2.5」の解説でした。そこでは、PM2.5の主原因として「石油や石炭を燃やしたときに出るすすの一つです。」と説明しています。また、「中国のよごれた空気が、風に乗って日本に飛んできて問題になっています。」とも書いています。これらの説明は真実の一部しか伝えないことで、重要な問題を隠しているとしか思えません。PM2.5が石油や石炭を燃やしたときに出るすすに由来するのであれば、高速道路に近い地域でPM2.5の濃度が高いことや、都内の小学生のぜんそく罹患率が中国のPM2.5問題以前から6%にもなっていることが説明できません。また、東京新聞の2月23日の「こちら特捜部」で報道されているように、都内でPM2.5の環境基準が設定されたのは2009年で、その後、都内の測定局28カ所の内、基準を満たしているところはたった2カ所(7%)と言われています。全国155カ所の測定地で48カ所では規定値を超えています(31%)。都の調べでは、車の排ガスがPM2.5の総量の11%にもなることがわかっており、「石油や石炭を燃やしたときに出るすす」が唯一の原因ではないことが明らかです。環境省がPM2.5n測定環境を持ちながら、測定を開始しぜず、PM2.5の真の原因も特定すとはしていません。その理由が自動車メ-カーへの遠慮にあるのかと疑ってしまいます。とにかく、こどもだからといって、情報を隠してはならないと思います。

3/16-1 東京都狛江市のすべての市立中学校の給食が4月から中止
朝日新聞デジタル 3月15日(金)23時53分配信のニュース。これまでの異物混入の件(http://bit.ly/130u0A3)で業者が対応困難と判断したとしても、2/27の市への「契約を更新しない」との連絡では4月からの給食に間に合うはずがない。とにかく、中学校の子どもを持つ家庭にとっては困ったことです。【http://bit.ly/16xfK0P】中学校給食の経緯で参考になるブログ:http://bit.ly/10RLQQE

3/16 安倍内閣がTPPへの参加を閣議決定
昨日、安倍内閣がTPPへの参加を閣議決定しました。


TPPの内容は良く知られていませんね。農業関係だけの話だと思われています。昨日歯科医に行ったとき、歯科衛生士さんと話す機会がありました。 彼女は日本歯科医師会もTPPに反対していることを知りませんでした。「TPPは農業のことだと思っていました。」とのことです。

TPP参加では以下のことが懸念されています。
○農業:食糧自給率は13%になると予想されている。今でも低い食料自給率をさらに下げれば寒冷化が来た時には餓死者が出ることにもなりかねません。また、食の安全保障がなくなるばかりか、多くの農業労働者が失業します。
○医療:国民皆保険の崩壊(アメリカの保険会社からの圧力で混合診療が進み自動的に皆保険が崩壊するといわれている。国民健康保険へ入る人は低所得者のみ、高額医療で儲かるのは保険会社。)
○食の安全:食品検査の緩和による食品安全確保が困難になる。(ポストハーベスト、狂牛病、遺伝子組み替え食品など)
○経済:TPP参加で日本のGDPは0.54%(2.7兆円)しか増えない。なぜなら、アメリカとの貿易は全体の貿易の15%以下、中国およびアジアとの貿易量は35%以上、また関税率はアメリカの場合現時点で、2~3%で、すでにアメリカの関税障壁はない。一方日本は800種類ぐらいの製品が関税で守られている。コメの関税は約800%。関税自由化すれば日本の損害は計り知れない。中国やBRICSおよび欧州の国々がTPPに参加することはあり得ないので、経済的にも苦しくなる。
○地域経済: 政府調達や各自治体の調達にもアメリカが入ってくる。それを拒めばISDS条項(投資家対国家の紛争解決 :Investor State Dispute Settlement、ISDS)違反で国際裁判所に訴えられる。国の法律より株主の要求のほうが上位にあるというISDS条項は信じられない条項です。こうなれば、地域経済を守ることも困難になるでしょう。
○労働:労働分野では労働環境に対する規制が緩和される懸念があります。TPP賛成論者はTPPでは所謂ビジネスマンが対象であり、非熟練労働者は対象外と言っていますが、規制を取り払うのがTPPですからいまでもひどい労働環境がどうなるか分かりません。

とにかく、TPPは百害あって一利なしだと思います。加盟する前に中身はブラックボックスでそれを知ることはできず、アメリカをはじめとする11ヶ国がこれまでに決定した項目に口出しはできず(メキシコやカナダはそれ以前に加盟した9ケ国の要求を丸呑みさせられた。)、すべて丸呑みを強制され、一端加盟したら抜ける権利もないというのは全くおかしな協定です。

今後の反対運動はどうすればいいのでしょうか。

追記:「既に現在の参加国間で合意した条文は原則として受け入れ、再交渉は要求できない」「交渉を打ち切る権利は(すでに交渉を開始した)九カ国のみにある」との条件がある。

ISDS条項:国家政策に対し、外国企業が不利益を被った場合、その国を訴えることができる紛争処理のための条項

3/5 野川の街路灯砧 S-541の下の野川の岸辺での放射能測定
今朝10時から、野川の街路灯砧 S-541の下の野川の岸辺で、世田谷区の砧土木管理事務所の職員3名および東京都の職員の4名と、会の3名で3名で、合同のマイクロホットスポットの測定を行いました。測定器は3台とも堀場製作所のPA1000radiです。

結果:
場所         世田谷 西尾 須貝 (μSv/h)
泥から1mの地点(1回目) 0.103 0.125 0.129
泥から1mの地点(2回目) 0.105 0.141 0.120
岸辺地上での測定(1回目) 0.312 0.294 0.271

マイクロホットスポットの場所の地図はこちらです。
http://bit.ly/1274GIh

結論:この場所が高線量であることは認められました。今回は測定だけでしたが、東京都と相談して、泥の線量調査を後日行います。泥の片付けと、周りの茅の除去もお願いしました。桜の咲く前に実施するようにお願いしました。

追記1:3/24 世田谷区は約束どおり、桜の咲く時期前に狛江市と世田谷区の境を流れる野川のマイクロホットスポットの除染を実施してくれていました。ただ、用水路内の泥が取り除かれているようには見えないので、再度測定して高かったら再度除染要請をすることにします。

追記2:3/25 再度測定して以下の要請文を世田谷区土木事業担当部の砧土木管理事務所に送りました。************************************
野川のマイクロホットスポットの場所の除染の件ですがありがとうございました。昨日放射能線量を再度測定しましたところ、以下のような値でした。平均は1分間隔で5回の平均です。

グレーチング上5cm(泥表面から約1m)最高:0.105μSv/h、平均:0.099μSv/h
★ この場所では除染前より20%しか下がっていません! これは、下にある泥
の影響だと推定します。前回の3台の測定器の平均:0.122μSv/h

砂利上5cm 最高:0.120μSv/h、平均:0.114μSv/h
★除染前と比較して約2.5分の1です。前回の平均:0.292μSv/h

以下質問です。
1)除染は桜の咲く前に実施されたとは思いますが、3月何日に実施されましたか。
2)合同測定の時には泥の放射能を測定して頂けるはずでした。Kg当たりのベクレルはどれぐらいだったのでしょうか。
3)今回、泥の除去はされていませんが、それは泥の放射能が低かった(Kgあたり8000ベクレル以下)などの理由がありますか。
4)除染のあとで、空間放射能線量は再度測定されましたか。
5)再度測定されたとすれば、除染の効果を示すそのデータを開示していただけますか。

撤去されていない泥の放射能が十分低く、問題ないということであれば良いのですが、会としては泥が飛散して内部被曝の原因になることを一番恐れています。茅のある場所の線量は下がり除染効果が認められますが、グレーチィングの上での線量は除染前後で変わっていません。それは泥が除去されていないためと推定できます。もし測定していないならば、再度泥の放射能を測定をして頂き、除染効果をより高めるためにも泥の撤去をお願いします。
*********************************************************************



追記3:3/28日、3/25日のメールへの質問に対する文書回答はなかったが、世田谷区土木事業担当部の砧土木管理事務所から電話連絡があった。それによると、グレーチングの下を流れている下水の管理は東京都の下水道管理局のため、泥の撤去については、都の下水道管理局にお願いしたとのこと。その後、都の下水道管理局から電話があった。現場を確認して再度連絡するとのこと。

追記4:4/4日、東京都下水道局世田谷出張所の職員のかたから電話連絡があった。それによると、グレーチングの下を流れている下水の泥が5cmほどたまっているのを確認したので、近々業者に工事を発注して撤去予定とのこと。撤去日については再度連絡するとのこと。しかし、泥の放射線量に付いては測定する装置が手元に無いため実施予定はない。

追記5 4/16日,東京都下水道局世田谷支局により、野川のふれあい広場近くのホットスポットの泥が撤去されました(4/10日)。鉄製のグレーチング上5cmでの放射能線量を再測定したところ、1分間隔5回の測定の平均は0.058μSv/hで、2011年3月11日当時の線量の0.064μSv/hより低い値だった。世田谷区の砧管理事務所の堂園氏と東京都下水道局世田谷支局の遠藤氏の対応に感謝します。


2/24-2 多摩川沿いの放射能線量の走行サーベイ
明日狛江市の委託業者が多摩川沿いの放射能線量の走行サーベイをするのに同行するので、前もって自分の測定器(堀場製作所 PA-1000radi)で測定してみた。特に高そうな場所はなかった。一定速度で歩くのが鍵だ。静止して測った多摩川沿いの放射能線量はこちら


2/24-1 喜多見駅周辺線量データの走行サーベイの移動平均
喜多見駅周辺線量の走行サーベイを実施した。測定器は、堀場製作所 PA-1000radi。データの取り方は、歩きながら10秒間隔で変わる数値をテープに録音して、Excelにデータ入力した。同じ数値もあるので、ストップワォッチを横目でにらみながら10秒間隔でデータを録音した。移動平均は、ゆっくり歩けば実情に近くなり追随もよくなるが、あまりゆっくりは歩ない。やはり100m/分ぐらいだろう。そうすると、実際の最高値より25%ぐらい低く表示された。喜多見駅に近づくほど線量が高くなるのは、喜多見駅にある4本の茶色の岩石から出る自然放射能のためである。歩く速度が遅ければおそいほど正確になる。正確になるとは静止した場所で測定した値ということ。




2/21 東京都狛江市内の放射能測定の結果
昨年7月から、ほぼ毎日ベランダで放射能の測定をしています。かかる時間はセットアップを含めて10分程度。2011.3.11以前の狛江の放射能線量の0.064μSv/hに近づいてきました。ただ、ホットスポットはたまにあります。先週は野川の土手で見つけましたので、世田谷区へ報告して、現在回答待ちです。 昨年3月からは「狛江の放射能を測る会」を仲間と作り、市民の安心を確保するために毎月1回、市内39カ所の放射能測定をはじめました。当時、狛江市は市内6カ所しか測定していませんでした。会は昨年の市長選挙時から要望等を出してきました。他の協力団体の陳情もあり、狛江市は今年測定器を購入し、今月から民間業者を使って走行サーベイを始めます。会では他の団体とも協力して、引き続き、保育園および小中学校の給食食材の放射能測定を市に要求をしていきます。会のHPも作成したので、興味のある方は見てください。
http://bit.ly/VySlna (「狛江の放射能を測る会」のHP)
http://bit.ly/NmhcaS (東京都狛江市多摩川および野川沿いの放射線量測定結果)
http://bit.ly/Vf7dgG (東京都狛江市の放射線測定結果)




2/12 中国が世界最大の貿易国としてアメリカをしのぐ、
China Eclipses U.S. as Biggest Trading Nation[http://bloom.bg/150Fdil]
昨年(2012年)の貿易量(輸出入総量)で世界一:アメリカの昨年の輸出入貿易額$3.82 兆ドルに対して中国は$3.87 兆ドル。アメリカは輸入で世界一で、 $2.28兆ドル。中国の輸入は$1.82 兆ドル。アメリカの国内生産は $15兆ドルに対して、中国は $7.3兆ドル(名目国内総生産[名目GDP]は$8.3兆ドル)で、中国は生産力ではまだアメリカの約半分。なお、この数字は割安の元のせいではないとのこと。中国の1978年 ~ 2012年の平均経済成長は9.9%。2009年には世界一の輸出国になっている。HSBC Holdingsの予想では2016年に中国は貿易立国としてアメリカを抜いて世界一になる。どこの国も中国を無視出来ない。領土問題の早期解決が必要だ。

2/11 【狛江市和泉本町1丁目の空間線量参考測定値:7階南向きベランダ、1m、Radi PA-1000、1分間隔、5回計測後平均】
 ●2/5~2/11、7日間の平均=0.067 μSv/h、最高値=0.077 μSv/h、最低値=0.056 μSv/h、σ=0.005 μSv/h、変わらず
 ●2012年7月から2013年2月11日までの平均:0.066μSv/h、7/20-10/12の平均:0.063μSv/h、10/13-2/11の平均:0.067μSv/h

 ●【狛江市和泉本町1丁目の空間線量参考測定値 散布図】 2012年7月から2013年2月11日までの平均:0.066μSv/h、散布図を線形近似するとわずかに上昇傾向だが、最近は上昇が止まってきた。


2/10-2 仏原発で福島級の事故起これば経済損失54兆円超=研究所 
[7日 ロイター:http://bit.ly/VY1pow]フランス政府系の放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は、福島第1原発並みの事故が国内で発生した場合の経済損失は約4300億ユーロ(約54兆7000億円)で、国内総生産(GDP)の20%に相当するとの試算を発表。国内の原発58基のうち1基で大事故が起きて放射性物質による環境汚染が生じた場合、推定10万人が非難を余儀なくされ、農作物被害や大規模な電力不足が発生するとしている。

2/10-1 2011.3.11以前と以後の状況 
放射能許容値は2011年3月11以前と以後ではこんなにも異なります。これでは人間が放射能に対してどれぐらいの耐性があるかの人体実験をしているようなものでしょう。もちろん殆どのたべものは、新しい基準値よりずっと低い値ですが....


世界も驚く日本の基準値(http://bit.ly/iSyLLi)





2/10 大企業の利益・配当金・内部留保と給与の増減比 
 以下は、2月8日の衆院予算委員会での日本共産党の笠井亮議員の討論[http://bit.ly/11vT7dq]
働く人の所得減がデフレの最大要因であり、企業の賃下げとリストラ推進がその背景にある。企業の収益が上がっても、働く人の所得につながらない。それを示すグラフが下のグラフ。平均給与年額が一番高かった1997年と2011年を比べると、企業の内部留保は120兆円以上増えているが、平均給与は66万円も減っている。大企業の内部留保がこの14年間で120兆円も積みあがっている。大企業グループ約700社(連結内部留保500億円以上)の試算では、「内部留保の1%程度を使えば、ほとんどの企業で賃上げが可能。月額1万円の賃上げができる企業は約8割、従業員数は約7割に及ぶ。
「人間らしい暮らしを保障する日本共産党の提案」
(1)労働者派遣法改正で正規雇用を原則にする
(2)最低賃金を時給1000円以上に引き上げる
(3)公正取引、適正な下請け・納入単価を実現する―の三つを提起しました。
こうしたルールを政治が決めれば、企業が内部留保を活用して自らの労働者の賃金や下請けにたいして払うことができる。ましてこんなときに消費税増税などとんでもない。以上が笠井亮議員の討論の経済問題に関する討論の抜粋。

以下のグラフを見ると大企業は景気が良かった時にも労働者の賃金を下げつづけ、儲けは内部留保と株主への配当金の支払いに充てんしていたことを示している。これだけの内部留保があるのだから、アベノミックスで金融緩和をしても企業がお金を借りてそれを生産活動に使うことは考えられない。もっぱら株等で利益を稼ぐことに専念するだろうが、それは労働者の賃金を上げることにはならない。このグラフを見て、大企業の労働者は自分の会社の経営者と労働組合に対して怒りを持って抗議の声を上げなくてはいけない。それができないのは、あまりにも人が良さ過ぎるか、知能が低いかのどちらかだろう。




2/8-3 今年3回目の金曜日反原発抗議行動 
 
腰の関係で、いつものように1時間だけ参加を目標に参加。今年3回目。午後今回は母親の見舞いの帰りなので一人で参加です。 国会議事堂前駅の改札前には普通なら警察官や私服警察官がいるはずですが、今日はいませんでした。 4番出口の階段を上がを上がって、今日は左折ができました。普通なら主催者の首都圏反原発連合の運動員が右折を促すはずですが、今日はなにもなく、左折が可能でした。それだけガラガラでした。官邸前まで行って、突き当たりを右折し、国会図書館を左に見ながら国会を一周し、いつも行く国会正門前のステージに行きましたが、ここも人は少なかったです。空を眺めると雲も無く、オリオン正座が抗議行動を見下ろしていました。今日は寒さが特に厳しかったです。 今日はカメラを持っていたので写したものを添付しました。7時半頃ですが、国会前はガラガラでした。原発の安全神話の復活が国民の中に浸透してきているせいではないことを願うのみです。

国会正門前 午後7時半頃 人影はまばら。先頭の場所が首都圏反原発連合の国会前の舞台 
訴えもここで行われる。

2/8-2 東電:虚偽理由で原発視察妨害 国会事故調に「真っ暗」 
 毎日新聞 2013年02月07日 11時38分(最終更新 02月07日 14時49分)[http://bit.ly/YUSxUP]
"東京電力が、福島第1原発1号機の現地調査を申し込んだ国会事故調査委員会に対し、原子炉建屋内が実際には光が差しているのに「真っ暗」と虚偽の説明をしていたことが分かった。国会事故調は、緊急時に原子炉を冷却する「非常用復水器」が地震で壊れた可能性があるとして現地調査を計画したが、この説明で断念した。" 東電という組織は、完全に腐りきっていますね。真の事故の原因究明などもともとやる気はなかったようだ。

2/8 これまでに発見された素数のなかで最大の数は1,742万5170桁! 
 The largest prime number yet discovered – all 17 million digits of it [http://bit.ly/TK2SQK]
これまでに発見された素数のなかで最大の数は1700万桁!それは、(2の57885161乗-1)で作られたもの。 素数は、1とその数自身でしか割り切れない2以上の自然数で、2,3、5、7、11... などです。ユークリッドの時代から素数は無限にあることが知られており、数学者は一番大きな素数を探すのに力を注いでいます。しかし、素数の規則は発見されていないので、大きな素数の発見は難しい。なお、素数は暗号化技術にも応用されています。今回の最大素数は、米国ミズリー州のWarrensburg大学が実施しているGIMPS(Great Internet Mersenne Prime Search:グレート・インターネット・メルセンヌ素数探索)で達成されました。これまでの最大数は2008年に見つかった素数で、今回はその桁数を440万桁以上更新した。その素数の一部が[http://bit.ly/WOi6nz]に載っています。テキストフォームで書き出すと22.45 メガバイトにもなるそうです。

2/5 原子力は先細りして消える運命なのか?
 Is Nuclear Power Doomed to Dwindle? (Scientific American: February 5, 2013:http://bit.ly/VYDCEY) 原子力は先細りして消える運命なのか?
修理にお金がかかりすぎるとの理由で、USのフロリダ州のTampa Bayの北のCrystal川の原発(860メガワット)は廃炉になる。これは米国にある102基(日本の約2倍の数)のうちの一つ。別のニュース(http://bit.ly/QxDfwz)によると、この原発は2009年から修理作業を開始していますが、2011年に古い原子炉を取り出す時に1mのコンプリートに再度クラックが出来てしまいまった。修理すると8年かかり、最終的には約$3.43B(3000億円)の修理コストになりそうだとの予想が2012年末に出たが、結局は今年廃炉が決まった。なお、この原発の代りとしては天然ガスタービン発電を使うとのこと。ウィスコンシン州のKewaunee 原発も廃炉が決まり、テキサス州とメリーランド州の新規原発建造は中止になった。ジョージア州で建設中の原発は建設費用がかかりすぎで納税者に負担をかけるのではないかと言われている。米国のみならず、フランス、フィンランドや英国でも原子力は先細り産業だ。建設が盛んなのは中国ぐらい。[http://bit.ly/VYDCEY]

2/4 【狛江市和泉本町1丁目の空間線量参考測定値:7階南向きベランダ、1m、Radi PA-1000、1分間隔、5回計測後平均】
 ●1/29~2/4、7日間の平均=0.068 μSv/h、最高値=0.080 μSv/h、最低値=0.059 μSv/h、σ=0.005 μSv/h、変わらず。
 ●2012年7月から2013年2月4日までの平均:0.068μSv/h、7/20-10/12の平均:0.063μSv/h、10/13-2/4の平均:0.068μSv/h 変わらず。

 ●【狛江市和泉本町1丁目の空間線量参考測定値 散布図】 2012年7月から2013年2月4日までの平均:0.068μSv/h、散布図を線形近似するとわずかに上昇傾向、原因不明


2/3 [赤ちゃんに添い寝することで良い父親になれる]  本当かな?
[赤ちゃんに添い寝することで良い父親になれる]  本当かな?
How Co-Sleeping with an Infant Might Make You a Better Dad
Scientific American 2/3/2013 http://bit.ly/11i6yxh 
人類学者の研究によると赤ちゃんに添い寝するフィリビン人の父親の、睡眠中の男性ホルモンは、そうでない父親の場合より下がることが確かめられた。母親は夜中目を覚ますことが多いが、男性も同様に睡眠が妨げられることにより男性ホルモンが下がっているらしい。良く子どもを世話する父親も男性ホルモンが下がることは前の研究でわかっている。

2/2 朝日カルチャーセンター主催の"英語落語" 桂三輝(サンシャイン)
昨日、新宿の朝日カルチャーセンター主催の"英語落語"を聴いてきた。
ご存じかもしれないが、桂三輝(サンシャイン)は桂文枝(元桂三枝)師匠の19人の弟子のなかで15番目の弟子だそうだ。カナダ人(トロント)。劇作家を目指しており、ギリシャの古典喜劇(アリストファネス)を研究していたようだ。彼は、外国人の落語家としては二人目。明治期に活躍した落語家が一人いました。[快楽亭ブラック:1858年12月22日(安政5年11月18日) -1923年(大正12年)9月19日)]。桂サンシャインの経歴は英語のWebに詳しい。
 落語の演題は①アコーディオン落語で"寿限無" ②創作落語で自分の生い立ち、③英語落語で"動物園"英語落語は古典の着ぐるみのトラとライオンが出てくる"動物園"。100%き取れたので、とっても面白かった。
 なお、桂三輝は現在伊勢で活動しており、「伊勢河崎輝輝亭」という自宅に作った寄席に出ている。彼の英語のWebsite(http://bit.ly/11BzU4p/http://bit.ly/Ugx0V9[英語サイト])には落語の歴史も書かれていて面白い。一部動画がある。彼の寄席は日本でのオペラ上演のように字幕付だ。

2/1 立川志の輔 パルコ劇場 『百年目』
古典落語の『百年目』を立川志の輔がパルコ劇場で演じた。百年目は、初めは嫌らしい性格だのような番頭が、話の最後では逆転する。最後のころの旦那の話がキーのいい人情噺。旦那の話の一つは経済学で言う、トリクルダウンの効用の話。ただ、栴檀の木と下生えの草の持ちつもたれずの関係を強調しているところは、トリクルダウン理論の上からの目線と異なり、庶民目線が入っていて、そこが聞かせどころだと思う。
 次に、旦那が番頭さんを信頼して帳簿を一切見なかったこと。一般的にはこれは管理者の責任放棄だが、仕事をまかせるということは信頼関係だから、部下ができることは部下に全てをまかせ、自分は自分にしかできない仕事をすることが正しいことだろう。帳簿を見ないと決めた旦那は器量の大きい人だ。自分なら、一応信頼していても、定期的にチェックしてしまいだろう。この番頭さんは旦那の身内だからかもしれないが、このように部下を信頼することが出来ることはいいだ。
 最後は番頭さんの生い立ちの話し。11才で奉公に出たときは、箸にも棒にもかからなかった出来の悪い男の子が二十過ぎたら立派になってやがては番頭さんにまでなた。「三つ子の魂百まで」と云うのは嘘だねというところ。これは自己肯定感にかけ、何事にも自信のない若者たちに対する応援歌に聞こえた。
 ちょっと振り返っ考えてみた感想だが、この話はあと一回、生で聴いてみたい。結構深い話のようだ。
 ところで、栴檀の木の下に生えていた草の名前は①「難延草(なんえんそう)または、「南縁草(なんえんそう)」とも書く。後ろのほうが一般的。ただ広辞苑第六版には見つからない
旦那の由来は、「栴檀(せんだん)」+「難延草 or 南縁草(なんえんそう)」=>だんなん=>旦那がこの落語での説明。

「旦那」の由来の実際は以下のようだ。
旦那はサンスクリット語の「ダーナ」の音写で、元は仏教用語。「ダーナ」は「与える」「贈る」の意味で「施し」「布施」などと訳され「檀那」とも書く。中国や日本では、旦那は僧侶に施しをする「施主」や「檀家」の意味として主に、僧侶が用いる言葉だった。やがて一般にも「旦那」の語は広まり、「パトロン」のように生活の面倒を見る人の意味で用いられるようになった。とのこと。(言語由来辞典:http://bit.ly/361Xcl

1/29 ビデオゲームは脳をどのように変えるか。
Scientific American: How Video Games Change the Brain: [http://bit.ly/T7ftNj]
ビデオゲームは脳をどのように変えるか。まさに、ビデオゲームの光と影:視野、空間認識、意思決定力、空間認識での男女の違い、認知制御、視覚と手の協調関係でのビデオゲームの良い面、良い点だけを取ったゲームを作る試み等、少し長いがとても興味深い記事です。 This article is a little bit long but worth reading.

1/26 もんじゅ点検体制不備認める 原子力機構
 東京新聞:1/26日朝刊1面:「もんじゅ点検体制不備認める 原子力機構」高速増殖炉もんじゅで9600点以上の機器が点検時期を超過していた問題を日本原子力研究開発機構が25日認めた。計画表に点検時期を明記していなかった。一昨年まで30年以上品質技術関係の仕事に携わってきたが、このような会社は見たことがない。原子力機構が取引先なら、即刻取引停止処分だ。不備の理由が点検をすべき機器が39000点にものぼり、点検をする人員が不足していたため管理不能な状態だったとのこと。超高度な安全性を保たなければならない機器が多数ある原子炉で、このようなずさんな品質管理がなされている。監督官庁の責任も重大。現在稼働している大飯原発の3・4号機でも同じようなことがないかどうか徹底検証することが必要だと思う。[東京新聞電子版 1/25日:http://bit.ly/10G1P2C]

1/24 麻生太郎氏の「高齢者はさっさと死ねるように」の海外ニュース
 (The Guardian:1/22: http://bit.ly/141M7lX ) アメリカ人の友人から転送されてきました。麻生氏は副総理で財務大臣。かつては総理大臣。このような政治家を持って、日本人としては恥ずかし限り。

1/23 英国ロイヤルバレエ団のシネマでの「ジゼル」を鑑賞
 http://bit.ly/Vc8dM1、主役のMarianela Núñezはもちろんだが、YUHUI CHOE(崔 由姫:チェ・ユフィ:福岡出身で在日4世:http://bit.ly/izwSM6)が特に良かった。今回はカメラワークがあまり気にならなかった。来月は「ロミオとジュリエット」

1/20 政党助成金の交付金試算 自民145億円首位 民主は半減85億円
 東京新聞:2012年12月20日 [ http://p.tl/i9wJ ] 生活を破壊される可能性の高い諸政党に、自分の支払った税金から毎年250円を募金させられるというのは、まったく我慢がなりません。

1/19 富裕層増税 3党合意へ 最高税率、55%に
 東京新聞 2013年1月19日[http://p.tl/F2Zu]:富裕層増税 3党合意へ 最高税率、55%に
富裕層増税でお茶を濁されては困ります。大企業上位400社が納めた法人3税の負担率は、2003年度から11年度の9年間に10%近く減少しています。この大企業優遇税制や株式に対する分離課税である軽減税率10%を20%に戻すことも早急に実施すべきです。

1/18-2 福島第1原発の港で採取した魚から1kgあたり25万4,000Bq検出
 【FNN 01/18 :http://p.tl/3RhD】現在の一般食品の放射能の許容規定値は100Bq/Kg。 その規定値の2,450倍ですね。しかし、この新基準(2012年4月から100Bq/Kg、それ以前は2011年からの基準は500Bq/Kg)は、もしこの魚が災害廃棄物なら放射性廃棄物として扱うか否かという基準(「環境省の災害廃棄物の広域処理の推進について」)と同じなんです。恐ろしい基準です。

1/18 池上彰さんの時事解説は人気がある。しかし、福島原発起因の放射能に関する解説は信用できない
 池上彰さんの時事解説は人気があるらしい。しかし、福島原発に関する解説に関しては以下の二つの例をみれば残念ながら池上彰さんの解説はまったく信用できない。政府および原子力村から出ている情報と全く変わりがないからだ。原子力村がある限り、池上彰さんといえども、なかなか本当のことを言えないわけだ。①「福島原発近辺の海の魚については、東電が既に漁業権を買い取っているから、汚染された魚がわたし達の口に入ることはとうていありえない。だから安心して市場に出回っている魚は従来同様食べることができます」(魚は自由ですから福島近辺だけにとどまって泳いでいるわけではない。データは黒猫の戯言のブログなどを参照のこと。時々新聞にも汚染魚の報道が載るが、市販の魚からも放射能が検出されている。もっとも、どのレベルを”安心レベル”とするかによって、食べられるか、食べられないかの判断は異なる。池上氏は政府の決めたレベルで”安心”と判断しているのだろう。しかし、2011年の大震災後、500Bq/kgだった一般食品の放射能受容基準は、昨年(2012年)4月からは一般食品について、100Bq/kgの新基準値が適用された。しかし、この新基準は、放射性廃棄物として扱うか否かという基準と同じだ(「環境省の災害廃棄物の広域処理の推進について」)。逆に言えば現在の暫定規制値の下で流通している100Bq/kgを超えた食品は、もしそれが原発解体によってでたコンクリートだったとしたら「放射性物質として扱う必要があるもの」だ。2011年3月11日で、人間の放射能に対する耐性が異常に強くなったわけではあるまい。政府の設定した”新基準”がいかにに欺瞞的なものかがわかる。そして、それに従おうとする池上彰さんの限界も見えると思う。)
②「そんなに神経質になる必要はないんです。この放射性物質(ヨウ素)の半減期は8日ですから、8日で放射線量が半分になり、更に8日でその半分、つまり4分の一にというように、どんどん放射線量が減っていくからです」(ヨウ素131の半減期に関する説明は正しいが、ここでも内部被曝を完全に無視している。福島でヨウ素を大量に浴びてしまった方々がこのコメントを聞いてはたして安心するだろうか。)
"池上彰 放射能”で検索すると、池上彰さんの福島原発に関する解説に対する賛否両論のコメントを見ることがでるので、チェックすることをお勧めする。ちなみに、私は池上彰さんの書いた著書の原発関連情報だけを本屋さんでざっと見て氏の本を買う気にはなれなかった。

1/17 原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が提出した報告書
原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR:56th Session of the UNSCEAR)が提出した報告書に関する日経の記事が下記に掲載されている。(http://s.nikkei.com/11A8wIc) また、国連科学委員会日本代表のまとめがある。(放専第7-4号) UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)の報告書はまだ読んでいないが、海外の記事でもこの日経の記事と同様のことが書かれている。つまり、「しきい値無し直線仮説(Linear Non-Threshold :LNT仮説)」は100mSv(0.1Sv)以下の被曝には当てはまらない。自然放射線量が高い地域に住んでいても癌になる率は高くない。放射線の影響が明らかになりはじめるのは、1Sv (100 rem)以上の高線量を急激に浴びたときだが、そうした状況ですら、考え得る他の要素を排除しない限り、放射能を明白な原因と断定することはできない」というものだ。外部被曝に関する説明も間違っているが、UNSCEARのこの報告は内部被曝を全く考慮していないので、この見解に納得しない科学者は多数いるだろうと思う。UNSCEARは国連の機関であり、放射能に関しては、世界の原発推進機関である国連のIAEA(国際原子力機関)の了解の元でしか見解を出せないなので、UNSCEARによって真実が語られることはないと思う。その機関の報告を無批判に報道する日経新聞は国民をミスリードするだけだろうと思う。IAEAとWHOの関係もIAEAとUNSCEARの関係と同じだと思う。興味のある方は(「真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って」【http://bit.ly/KM87uh】)を観て欲しい。
内部被曝に関しては、ちくま新書で、『内部被曝』、肥田舜太郞著および、『内部被曝の脅威』、肥田舜太郞/鎌仲ひとみ著が読み易い。特に、UNSCEARが「まったく問題がない」と言っている低線量被曝について書かれている。ペトカウ教授の研究した「ペトカウ効果」によって起こる様々な病気発症のメカニズムを紹介は詳しい。
なお、このUNSCEARの記事は国際的にもだいぶ広がっているようだ。”Like We've Been Saying -- Radiation Is Not A Big Deal(我々が言ってきたように、放射能は大したことではない)”というような論調。(例:http://t.co/v56Am0hX) このような論調に特徴的なことは、内部被曝を完全無視することだ。IAEAは内部被曝をいっさい認めない。しかし、放射能被曝で怖いのはむしろ内部被曝のほうだ。体内に取り込まれた放射能は至近距離から細胞に影響を与えるからである(放射線の強さは距離の二乗に反比例)。この記事の最後に日経新聞の記者は”反核運動家や陰謀説が好きな人々は今回の国連の報告書を受け入れないだろうが、彼らはどのみち国連が嫌いなのだ。”と書いているが、反原発運動家が反対しているのは、国連そのものではなく、国連内の一組織であるにすぎないIAEAが国連組織の内部では独立・対等な組織であるべき、WHOやUNSCEAR等の機関に対して放射能に対する見解を縛っていること、そしてIAEAの放射能被害隠蔽の陰謀そのものに対してである。上記の、る方は(「真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って」は、WHOとIAEAが共同で開催した、2001年キエフ国際会議の模様を捉えた、非常に貴重なドキュメンタリーだ。。チェルノブイリの事故による内部被曝の実態や、その証拠がIAEAやWHOによってどのように隠蔽されてきたかが克明に描かれているので、ぜひ鑑賞されることを勧めたい。なお、この2013年1月18日付けの日経新聞のトンデモ記事を覚えておくためと後で削除されても良いように、完全コピーをしておくことにした。

1/13 ”もう逃げられない!? あなたを狙う顔認証技術”
Facebookに顔写真や個人情報を載せるにはそれ相当の覚悟がいりそうですね。
先週日曜日(1/6)のNHKサイエンスゼロの”もう逃げられない!? あなたを狙う顔認証技術”(http://bit.ly/137JE9Y)を見ました。実験では見知らぬ人にカメラの照準を合わせだだけで、その人の名前や生年月日、ソーシャルセキュリティ番号や趣味などあらゆる個人情報が丸わかりでした。その理由は、Facebookなどのソーシャルネットワークに写真を含む個人情報を集め、顔認識技術を使って個人を特定し、個人情報を取り出すことができるからです。これからは許可無しには友人の写真や名前は気軽にFacebookに載せないほうがいいですね。

以下のニュースも参照を! ”フェイスブックの「顔認識データベース」ドイツが破棄要求
http://on-msn.com/SfE8wK”&”http://nyti.ms/QqjJVK"

なお、顔写真を友達以外に公開したくない場合はFacebookの仕様の再設定が必要です。Facebookの仕様はデフォルトでは、写真公開される仕様になっているからです。

以下の再設定してください。
①友達のアイコンの右にある名前にカーソルを載せます。クリックはしません。そうすると、新しい窓が開きますので、”友達”に合わせます。クリックはしません。
②また新しい窓が開きますので、マウスを移動して”設定”をクリックします。
③”写真”と”コメントと良いね!”のチェックを外してください。
以上を実行することで、友達や家族との活動内容が公開されることはなくなります。

”Facebookの仕様はデフォルトでは、写真公開される仕様になっている”という人と、”いやそれは都市伝説だ”という人がいますが、ほんとうなのはどちらでしょう。少なくともNHKの放送では、Facebookのデータベースを使っていました。

1/4 ながら授乳はなぜダメか
30年前にこんな記事を読みたかったですね。今、子育て中か、将来子育てをする方は必読です。[http://bit.ly/UfYudt]

1/3 隕石が古代の水を火星から運んで来た
2011にモロッコの隕石ディーラーがもたらした隕石((NWA7034)は、サハラ砂漠で見つかったもので、それは火星から来た20億年前の隕石だった。その中に入っていた水はこれまでに見つかった約100個の火星から来た隕石より水の含有率が10倍も高かった。これらの隕石は小惑星が火星に衝突したときに火星を離れ地球に降ってきたもので、当時の火星の表面の歴史を解く鍵になるかもしれない。
Meteorite Carries Ancient Water from Mars (隕石が古代の水を火星から運んで来た。)
Scientific American:January 3 [http://bit.ly/VlIhz8]

1/1-2 築地市場移転、東京都が1年延期 土壌汚染対策長引く
朝日新聞電子版 2012年12月31日:
『東京都は、2014年度中を予定していた築地市場(中央区)の豊洲地区(江東区)への移転を、1年延期して15年度中とする方針を固めた。移転先の土壌汚染対策が、当初の見通しより長引くためという。都は11~12年度に586億円かけて対策工事を進めていた。だが、浄化する土の量が予測された約30万立方メートルから約4割増え、地中に想定外のコンクリート片も埋まっていたため、工事完了が13年度にずれ込むことになった。』東京新聞1月1日の30面の説明だと、『土壌調査の結果、地下13mなど近いところに汚染物質が見つかり土壌の入れ替えに時間がかかる見通しとなった。』ということらしい。今後も予算追加が必要なら、反対もあることだし一層移転計画をやめた方がいいのではないかと思う。

1/1-1 無人飛行機で考古学的な遺跡のマッピングを行う
Drones Accelerate Archaeological Site Mapping
Scientific American:December 31, 2012 (http://bit.ly/UzZczB)
ペルーのアンデス山中のインカ定住地の上に立てられた1500年代の植民地の町を無人飛行機でスキャンする目的で無人飛行機を使う。無人飛行機も無差別爆撃にではなく、このように使われるなら大歓迎ですね。

1/1 2013年度第1回目の自宅ベランダでの放射能測定結果
皆様 あけましておめでとうございます。
2013年度第1回目の自宅ベランダでの放射能測定です。
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 【狛江市和泉本町1丁目の空間線量参考測定値:7階南向きベランダ、1m、Radi PA-1000、1分間隔、5回計測平均】2013/1/1の平均=0.071 μSv/h、最高値=0.076 μSv/h、最低値=0.063 μSv/h、σ=0.005 μSv/h 普通
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自宅のベランダでの観測は昨年7月から行っています。(添付のグラフを参照:10月ごろから多少上がり気味ですが、原因は不明です。北風の影響?) 「狛江の放射能を測る会」は昨年3月から、毎月1回狛江市内の39カ所の放射能を測定して参考値を市民に公開してきました。保育園、小学校、中学校、公園を中心に測定してきましたが、先生父母からは安心材料として、好評でした。市民からの陳情もあり、狛江市は昨年12月の補正予算でより精度の高い測定器の購入を決め、今年から我々よりも詳しい測定を開始することになりました。新政権は「原発ゼロ」の政策の見直しを進め、新しい原発の建設など、選挙結果には表われなかった民意とは逆行した政策を進めるようです。しかし、原発反対の活動はそう簡単にはつぶれさせてはならないし、原発ゼロにむけてさらなる活動が求められていると思います。大きな余震が来る前に!