スコッチウイスキーのカクテル
【収録カクテル】 ラスティ・ネイル ジョン・コリンズ ワイルド・アイリッシュ・ローズ クロンダイク・クーラー
今回はスコッチウイスキーをベースにしたカクテルを何種か紹介していきたいと思います。
スコッチウイスキーベースのカクテルはそれほど多くはありませんが、ロックや水割り
で飲むだけでなく、たまには気分を変えて試されてみてはいかがでしょうか?
※文中にある「ステア」は混ぜるという意味です。
また、tspはティースプーンのことです
― 材料 ―
スコッチウイスキー | 30ml |
ドランブイ | 30ml |
― 作り方 ―
1.氷を入れたロックグラスにスコッチウイスキーを入れます。
2.ドランブイを入れ、軽くステアします。
3.出来上がり。
※ こだわりの酒紹介コーナーでも紹介しました英国産リキュール、
「ドランブイ」を使用したカクテルです。
※ X JAPAN の曲名でも同じものがありますが、このラスティ・ネイルの
意味は「さびたくぎ」になります。
※ ドランブイが甘口のリキュールなので、このカクテルも甘口になりますので
甘いのが苦手な方は、ドランブイを控えめになさってみてください。
※ このカクテルのドランブイをアマレット(イタリア産のリキュール。後日紹介します。)
に代えると、ゴッド・ファーザーというカクテルになります。
― 材料 ―
スコッチウイスキー | 60ml |
レモンジュース | 20ml |
シュガーシロップ | 2tsp |
ソーダ | 適量 |
・ レモンジュースはフレッシュ、ない場合はSAKOレモンジュースを使用します。
― 作り方 ―
1.氷を入れた大き目のグラスに、スコッチウイスキーを入れます。
2.レモンジュース・ガムシロップを加え、よくステアします。
3.適量のソーダを注ぎ、軽くステアします。
4.カットレモン(またはスライスレモン),マラスキーノチェリーを飾ります。
5.出来あがり。
※ このカクテルは本来ソーダ以外の材料をシェークして作りますが、
ここでは作りやすく、シェークを省略しました。
※ このジョン・コリンズはジンベースのカクテルの所で紹介しています
トム・コリンズの兄弟にあたるカクテルです。ウイスキーをジンに
代えるとトム・コリンズになります。また、ウイスキーをダークラムに
代えたものがラム・コリンズになります。
※ あまりくせのないスコッチ・ウイスキーを使うことをおすすめします。
※ スコッチ・ウイスキーのかわりにオランダ・ジンやバーボンを使ったものを
ジョン・コリンズという場合もあるようです。
― 材料 ―
スコッチウイスキー | 45ml |
レモンジュース | 20ml |
グレナデンシロップ | 15ml |
ソーダ | 適量 |
・ レモンジュースはフレッシュ、ない場合はSAKOレモンジュースを使用します。
― 作り方 ―
1.氷を入れた大き目のグラスに、スコッチウイスキーを入れます。
2.レモンジュース・グレナデンシロップを加え、よくステアします。
3.適量のソーダを注ぎ、軽くステアします。
4.出来上がり。
※ このカクテルは本来ソーダ以外の材料をシェークして作りますが、
ここでは作りやすく、シェークを省略しました。
※ 「アイリッシュ」と名前にもありますとおり、このカクテルでは本来ならば
スコッチウイスキーではなく、アイリッシュウイスキーを 使用して作ります。
スコッチウイスキーとアイリッシュウイスキーでは、産地、麦芽の仕込み方
などが違い、一般的にアイリッシュウイスキーの方がライトな風味になります。
アイリッシュウイスキーの代表銘柄としては、「タラモアデュー」などがあります。
― 材料 ―
スコッチウイスキー | 45ml |
オレンジジュース | 20ml |
ジンジャーエール | 適量 |
オレンジスライス | 1枚 |
― 作り方 ―
1.氷を入れた大きめのグラスにスコッチウイスキーを入れます。
2.オレンジジュース、オレンジスライスを入れます。
3.適量のジンジャーエールを注ぎ、軽くステアします。
4.出来あがり。
※ このカクテルは本来、オレンジの皮をらせんむきにしたものをグラスに入れて
作ります。ご自宅で、お手軽にお作りいただけるように、ここではオレンジスライス
を使用しました。
※ このカクテルのオレンジジュースをレモンジュースに代え、オレンジスライスを
とりますと、カクテルの名前が「マミー・テイラー(もしくはスコッチ・バック)」となります。
※ クロンダイクは、19世紀末のゴールドラッシュで有名になったカナダの金山
の名前です。
スコッチウイスキーを使ったロングカクテルはあまりないのですが・・・
「サイドボードにいただき物のスコッチ・ウイスキーがあるのだけれど
なかなか減らない」という方がわりと、いらっしゃるようですので
取り上げてみました。いかがでしたでしょうか?
もちろん美味しいスコッチはそのままお飲みいただくのが一番ですが
あまりお好きでない方には、カクテルにして飲みやすくされると
良いのではないでしょうか?