左奥:加茂茄子、中前:水茄子、右:お馴染みのお茄子(千両?)
夏は茄子♪
ここのところ旬の素材を扱っておりませんでした。それはいけないっ!ということで
皆様お馴染みの茄子を取り上げさせていただきます。
栄養素はあまりないですが体を冷やしてくれたり(猛暑の今年にぴったり♪)血管を強くしてくれるなど
立派なお役立ち野菜ですので是非旬の今から秋にかけて召し上がっていただきたいです。
材料
水茄子、スティルトン、メキシコマンゴー、粗挽き胡椒、
レモン汁、コアントロー
作り方
水茄子は3〜4mm程度の厚さに(写真ではちょっと厚くしてしまいました。)
スライスし塩水に10分程つけます。10分程たちましたらキッチンペーパーなどで水気をふき、
常温に戻して塗りやすくしておいたスティルトンをサンドします。
マンゴーは小さめにカットしてミキサーにかけてから裏ごしします。
ミキサーにかける時に具合をみながらレモン汁&あればコアントローを
少しずつ加えてちょうど良い濃度にしてください。
マンゴのソースをお皿に敷いて、スティルトンを挟んだ水茄子を乗せ
粗挽き胡椒をふって出来上がり♪
生食がおすすめの皮がやわらかい水茄子と、珍しいスティルトンが手に入ったので
何か出来ないかしら?と考えたメニューです。
間に挟むチーズは塩気のあるものでしたらお好みでよろしいかと思います。
・:*:・゚’★,。・:*:・゚’特選熟成スティルトン・:*:・゚’★,。・:*:・゚’
スティルトンはスティルトンでもあの(英国王室御用達を降りた)ハロッズでしか販売されていないスティルトンを
チーズ専門店「チーズ王国」さんが熟成士より直輸入されたスペシャリテなスティルトンだそうです。
“ 加茂茄子のお座布団付きトロ・ポークの網脂焼きソーセージ風味 ”
材料
加茂茄子(もちろん普通の茄子でもOK)、トロ・ポーク(合挽など挽肉でもOK)、
イタリアン・パセリ、ソーセージ・スパイス(塩、胡椒とお好みのハーブでもOK)、
網脂(お肉屋さんにより下処理してくださっている状態が異なりますので
下処理の方法をお聞きになってください。)、お好みで粒マスタード
作り方
トロ・ポークは荒いみじん切りにして、イタリアン・パセリの葉だけつまんだものと
ソーセージ・スパイスを混ぜます。加茂茄子を1cm弱くらいにスライスし
軽く塩、胡椒してからスパイスを混ぜたトロ・ポークをのせます。
これを下処理をした網脂で茄子の下に網脂の端が「少し」重なるようにくるみ、
網脂が重なる面からテフロン加工のフライパンで焼きます。
弱めの中火でじっくり火を通し、最後に強めの火でかりっと焼き上げ出来上がり♪
お好みで粒マスタードを添えてください。
|
|
「トロ・ポーク」 最近、トロ・ポークや豚トロ、豚カルビなどと いう名前で焼肉用として販売されている “さし”がたくさん入って しっとりした焼き上がりが魅力の豚肉です |
「網脂(豚)」 パテを作る時などに利用される網脂、 今回は紀伊国屋さんで購入しました 紀伊国屋さんの網脂は下処理してくださって あるので10分ほど塩水に さらすだけですぐ使用できました |
材料
スパゲティ(写真ではカッペリーニを使用しました)、
イミテーション・キャビア(ランプ・フィッシュ)、茄子、
EXV.オリーブオイル、塩、胡椒
作り方
茄子は細かいみじん切りにし、EXV.オリーブオイルでとろとろになるまで
焦がさないようにソテーします。塩胡椒で味を整え冷ましてから
更に冷蔵庫で冷たくしておきます。
美味しい塩入りのたっぷりの湯で茹でたスパゲティは
絡まらないようにEXV.オリーブオイルをふってからお皿に盛ります。
その上に冷たくしておいた茄子とイミテーション・キャビアをたっぷりのせて出来上がり♪
日本では冷たいパスタが流行っていてパスタをお蕎麦のように洗って冷たくするレシピを良く見かけますが、
私は基本的にはせっかく美味しい荒塩たっぷりのお湯で
茹でて下味がついているパスタを水で洗うのがあまり好きではないので冷たいレシピとして
ご紹介いたしませんでした。(冷たい生クリーム系ソースの場合はパスタも冷やしますが)
でも好みですので、冷たいのがお好きな方は、どうぞパスタも冷たくしてお試しください。
冷たくする場合はアルデンテではなくきっちり茹でて、氷水にとってください。
(アルデンテに茹でたものを氷水に入れるとパスタが締まりすぎてしまいますので。)
冷えたパスタをしっかり水切りし、EXV.オリーブオイルを和えて
茄子とイミテーション・キャビアをトッピングして出来上がり♪
カッペリーニは絡まりやすいですよね?
ですので見栄えを考えないでよろしければ、茄子の偽キャビアを混ぜてしまうと良いと思います。
偽キャビアの競演というのは、キャビアに見える?茄子のとろとろソテーと
ランプフィッシュのイミテーション・キャビアを使うことから
命名いたしました。茄子の偽キャビアは以前に「シードルを使って」のポークソテーでも
添え物としてご紹介させていただきましたが、今回少しレシピを変えております。
余談ですが、フランスではイミテーション・キャビアの種類が豊富だそうで
例えばかたつむりの卵がホワイト・キャビアという名前で販売されていたりするそうです。
いかがでしたでしょうか?
まだまだ暑い日が続きますが、旬の茄子を使ったメニューで
猛暑を撃退してしまいましょう!