White Days Menu

 

今年初の更新は・・・(すっすみません)

お料理の苦手な男性にも是非チャレンジして頂きたい

ホワイトデー・メニューです。

 

テーマ無しのレシピは読んで頂くのにつまらないのではないかと考え

毎回何か無理やりにでも?!テーマをつけております(笑)

今回のテーマのイメージは・・・

森瑤子氏の「デザートはあなた」の登場人物宮脇 三四郎が恋をして、

そのお相手が家に来ることになり、主人公(料理上手の友人の大西俊介)

を真似して料理に励んでみた・・・というものです。

作品を読んだ方は三四郎はこんなの作らないと思われるに違いありません(笑)

私の中の三四郎という事でお許しください。

でも最後のつくねバーグなどは三四郎のイメージではないですか?

 

「ガンバス・アル・アヒージョ STOLAS風」

(材料)

小海老、にんにく、鷹の爪、EXV.オリーブオイル、

アンチョビ(フィレ)、白胡椒、パセリ、添えるパン、白ワイン少々

 

(作り方)

小鍋にたっぷりのEXV.オリーブオイル、半分にして芽をとったにんにく、

アンチョビ、刻んだ鷹の爪を入れ、弱火で温めます。

にんにくの香りがしてアンチョビが溶けてきましたら、

殻と背わたをとって軽く白胡椒して、白ワインをほんの少し

ふりかけておいた小海老を加え、弱中火にして火を通します。

火が通りましたら、刻んだたっぷりのパセリを加えて、

お好みでかりっとトーストした薄切りバケットなど添えて出来上がり♪

 

「GAMBAS AL AJILLO」こんな風に聞くと物凄いお料理に感じますが

小エビのにんにくオイル煮です(笑)

オイルにアンチョビを溶かし込み

仕上げにたっぷりの刻んだパセリを加えるのがSTOLAS風です。

アンチョビの塩味があるので、海老に塩はしません。

私は写真の倍の量(2人分)を作りましたが、アンチョビフィレ1缶分使いました。

 

簡単ですけれど美味しいんですよねぇ・・・

アンチョビが溶けてにんにくの香りと海老の風味が移ったオイルは

パンをひたして召し上がってください。

その為にもEXV.オリーブオイルでの調理をお奨めします。

指と唇がオイルで光って、なんとも良いムード?!

 

「春色リゾット」

(材料)

セロリ、玉ねぎ、ベーコン、筍、菜の花、

お米(とがないでください)、パルミジャーノ・レジャーノ、白ワイン、

塩、白胡椒、ブイヨン(固形スープの素を利用して簡単にどうぞ)

 

(作り方)

玉ねぎとセロリをみじん切りにし、筍、ベーコンは刻みます。

まず玉ねぎとセロリ、EXV.オリーブオイルを鍋に入れます。

弱中火くらいで炒めて、玉ねぎが透き通ってきましたら、筍とベーコン、

といでいないお米を加え、お米が透き通るくらいまで炒めます。

お米が透き通ってきましたら、白ワイン少々と

ブイヨンを何度かにわけて少しずつ足して

アルデンテに仕上げてください。直前に塩茹でして刻んだ菜の花を加え

最後に塩、白胡椒、パルミジャーノ・レジャーノで味を整えて出来上がり♪

 

リゾットに関しましてはこちらで少し詳しくご紹介しております。

 

上記「GAMBAS AL AJILLO」でパンを頂くということを考えまして

今回のリゾットはお米の量を少なめにしてみました。

お米の量を減らしましたのと+インディカライスで作ってみましたので

あっさりした仕上がりになりました。

そこで、写真では仕上げにEXV.オリーブオイルをたらしてみました。

 

野菜はアスパラや小さめにカットした春キャベツなどお好みのものでどうぞ。

写真では九州の小さめの初々しい筍と

柔らかい苦味が心地よい菜の花が春を感じさせてくれました。

 

「つくねバーグ」

(材料)

牛挽肉、焼肉用カルビ少々、塩、山椒少々、大葉、長葱、

胡麻油、日本酒少々、牛脂、本物の味醂、たまり醤油、玉子

 

(作り方)

ボールに牛挽肉、粗みじん(5mm角くらい)に切ったカルビ、

刻んだ大葉と長葱、胡麻油少し、日本酒少々、塩少々、

山椒を入れ混ぜ合わせます。

あまり厚くならないように、形を整えて(後で黄身を乗せるのと、火の通りを

良くするために、真ん中を凹ませて置いてください。)牛脂を溶かした

フライパンで両面こんがりと焼きます。

八割方火が通りましたら、本物の味醂、たまり醤油を加えて少し煮詰めます。

焼きあがりましたらお皿に盛り、黄身を乗せて出来上がり♪

 

先日、何年かぶりに某ハンバーガーショップ(?)のハンバーグを食べて愕然としました!!

「こんな味だったのかしら?!」と

ジャンクフードにはジャンクフードの良さもありますが

それにしても・・・それにしても・・・でした。

特にお子さんにあまりああいったものを与えるのは良くないのではないかしら・・・

なんて考えていたせいなのか?!メインにはこれが思いつきました。

 

このつくねバーグのポイントは(ちょっと色気の無いネーミングですね(^^ゞ)

手切りのカルビです。挽肉だけだと歯ごたえが出ませんので是非入れてください。

写真では挽肉2にカルビ1くらいの割合で作りました。

(柔らかいだけのハンバーグなんて私は嫌いだぁ!)

また、通常のハンバーグでナツメグを入れる代わりに山椒を入れる所も

手前味噌ですが気に入っています。

山椒が無い時には粗挽き黒胡椒でどうぞ。

 

混ぜ合わせるのは手でも結構ですが、

以前テレビ番組で挽肉を混ぜる時に手の温度が伝わらない方が

美味しいというのを見てから、

私は手ではなく小さいしゃもじなどで混ぜ合わせています。

(女子は爪を長くしたい時もございますしね(^_-))

 

前菜、パスタ、メインとご紹介いたしましたが・・・

締めは大西俊介氏を気取って

デザートはあなた」とおっしゃられてみてはいかがでしょうか?(笑)

三四郎氏は言えないでしょうね?でもお相手の女性が粋な大人の女性なら

女性の方から言ってくれちゃうかもしれないですね(^_-)

 

当日の準備としましては、お相手が席につくまでに

●海老の下処理、にんにく鷹の爪をオイルで香りが出るまで温めておく

●リゾットの野菜とベーコンを刻み炒めておく

●つくねバーグはタネを作っておく

と、ここまで用意しておかれると楽チンだと思います。

スパークリングワインなど冷やして置かれるのもお忘れなく!

 

一度に三品出すのではなく、レストランのように一つずつサービスして

お互いに熱々を楽しみたいですね!!

となりますと、料理と料理の間をあまり空けないように下準備は大切ですね。

 

ほどよくお待たせすると・・・

その間召し上がるスパークリングワインが進むかもしれませんので

2本冷やしておいた方が良いかもしれないですね(笑)

 

2003.3

 

 

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