「デザートはあなた」
数年前に愛読していた、森瑤子氏の「デザートはあなた」という小説がありまして
「食事はSexyであるべき」と私と同じ?!持論の主人公の大西俊介が、
サグラダ・ファミリアの建設スタッフへの支援を考え、奮闘?!するというのが
メインのストーリーなのですが・・・料理のレシピ本のようでもあり、洒落っ気たっぷりの
森 瑤子氏の魅力が溢れる小説です。その中に出てくるレシピで、
お手軽そうなものに、ちょっぴりアレンジを加えて、ご紹介させていただきます。
※森 瑤子氏・・・たくさんの小説やエッセイ、また料理の本なども出された
ベストセラー作家。誠に残念ながら'93年に亡くなられました。
材料(約2人分)
美味しい塩、胡椒、スパゲティ(1,5mmくらいがおすすめ♪)200g、
ウォッカ(STOLAS風はストロワヤ)大さじ2〜3、純生クリーム250cc、
国産・無農薬レモンの皮&果汁、各半個分
作り方
鍋に純生クリームと、ウォッカを入れ弱めの火で、軽く詰めます。
味を見ながら塩、胡椒して火から下ろしてから、
半個分のレモン汁を加えます。
いつもよりやや塩辛目のたっぷりのお湯で、アルデンテの一呼吸前くらいに
茹でたスパゲティを投入して出来あがり♪ソースを詰めすぎた時には、
スパゲティの茹で汁を加えて調節してください。
お皿に盛って、レモンの皮の細く刻んだ物をトッピングして出来あがり♪
スパゲティを茹で始めるのと、ソースを詰め始めるのはだいたい同時で
(ソースを少し先に始めるのをおすすめしますが)よろしいかと思います(^o^)
※小説の中では、レモンの皮はすりおろして加えています。
また純生クリームも小説より、大目になっておりますので、お好みでどうぞ(^o^)
もう少し、リッチな感じにされたい方は、盛り付け時に
キャビアやスモークサーモン、生ハムなどをトッピングしてみてはいかがでしょう?
材料
お刺身用帆立貝、白髪葱、香菜、生姜、にんにく、鷹の爪、塩、胡椒、
美味しい胡麻油、黒酢(STOLAS風は中国の鎮江香醋)、美味しい醤油
作り方
お刺身用の帆立貝は熱湯に数秒くぐらせ(小説では3秒)、
霜降りにし、氷水にとり、粗熱を取り身を引き締めます。
ドレッシングは、小説では胡麻油、生姜汁、中国産黒酢、塩、胡椒なのですが、
STOLAS風はそれに、にんにくの極みじん切り&鷹の爪&醤油各少々を加え、
パンチのある味にしてみました(^^ゞ
水気をキッチン・ペーパーなどでふきとった、帆立貝をお皿に並べ
白髪葱と香菜をふんわりのせ、ドレッシングをかけて出来あがり♪
このドレッシングは、、帆立貝の他、シーフードサラダや
お豆腐とピータンの中華風冷奴などにかけても美味しいです☆^ー゚)
※ドレッシングは小説のレシピの方が、素材の帆立の味を楽しんでいただくには
良いかもしれません(^^ゞ小説では大葉の上に帆立貝をのせ
その上に、白髪葱だけをふんわりとのせ、ドレッシングをかけています。
材料
美味しい玉子、純生クリーム、キング・サーモンお刺身用、
塩、胡椒、バター、フレッシュ・ディル(又はイタリアン・パセリ、チャービルetc)、
STOLAS風には、お好みでケッパー少々
作り方
お刺身サーモンは小さめにカットしておきます。
フレッシュのディルも刻んで、サーモンとさっと和えて、塩、胡椒しておきます。
玉子は直前に割り、純生クリームを少しと塩、胡椒を加えて混ぜます。
熱したフライパンにまずサラダオイルを入れ、回したら
余分な油はキッチン・ペーパーなどで拭き取ります。
そのフライパンにたっぷりめのバターを入れ、だいたい溶けたら、
玉子を入れ、すばやくフォークか菜箸で掻き混ぜ、
まだ早いかな?くらいの所にサーモン&ケッパーをのせ、包んで出来あがり♪
※小説のレシピはお刺身サーモンではなく、スモーク・サーモンです。
また、サーモンと一緒にサワー・クリームを包んでいます。
小説のレシピか、STOLAS風レシピか、お好みでどうぞ(^o^)
熱いうちに急いで召し上がってくださいませ☆^ー゚)
出来ればピンクのシャンパンなどと♪
ゲンズヴールとジェーン・ヴァーキンの
♪ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ♪でも聴きながら
召し上がっていただくのをおすすめいたします☆^ー゚)