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 9月末日の日記   10月1日の日記   11月1日の日記   10月の表紙の花 

04年10月31日(日) 香田さんは首を切断された遺体でバグダッドで発見される。

牧阿佐美バレヱ団『リーズの結婚』を見てきました。

小嶋さんは元気にオンドリを踊っておりました。
昨日のマチネのときは,「うわ,小嶋くんだわっ。顔は見えないけどこの踊りは確かに彼だわっ。ほんとに踊ってるんだわっ。きゃああ,どうしようっっ。どうしたらいいのっっっ」状態。(いや,もちろんどうもしないで,黙って見て拍手しましたけどー)

ソワレは落ち着いて見られました。動きは軽いし速いし,脚(足?)の動きの美しさも見事。愛嬌もあるし凶暴そうでもあって,とーってもよかったです。あまりに上手なので、たまたま会った友人(ルジマトフ関係)に「あんなに踊れるのになぜ休んでるの???」と不思議がられてしまいましたよ。
休演が多くて困った人だけれど,出てくるときはすばらしいから,そういう意味では,ほんと,たいしたダンサーではあるわね〜。

今日は,最初は楽しかったんだけど,1幕が終わったら少し悲しくなってしまいました。(2幕は家の中なので,オンドリは出ない)
次はいつ踊ってくれるのかなー。膝の調子と折り合えて,「小嶋直也が踊る」のにふさわしい役ってほかになにかあるのかなー。(いや,私は,例えば『くるみ』1幕でドロッセルマイヤーが披露する人形で出てもらったって嬉しいし,それは見事なものになるだろうけれど,そういうことを求めていいのかどうかは・・・?)

って,こんなこと言ったってしかたないわね。
ひと月前までは,あと1年は見られないと思い込んでたんだから,しばらくは♪オンドリちゃん♪モードで行きましょー。

うふふ,かわいかったなー♪ 性格悪そーだったなー♪♪ きれいだったなー♪♪♪

その他のダンサー(じゃなかった。主役の皆さん)については,明日以降に〜。(すみません)
あ,青山劇場はちらし配りの方はいなかったのですが,牧関係のちらしはもらったので,情報をひとつ。

牧阿佐美バレヱ団 『三銃士』
3月4日(金)18:30 3月5日(土)14:30 3月6日(日)14:30
ゆうぽうと簡易保険ホール
一般発売: 11月18日(木)

4日と6日のダルタニヤン(主演です。というか,完全に主役です。バレリーナよりたくさん踊ります)は,マトヴィエンコだそうですよん。

小嶋さんのダルタニヤンは期待しないし,ポルトスもたぶんないと思うけれど・・・あら,もしかして,ルイ13世(←12世か14世だったかも)ならあるかもしれないわね〜。サポートはあるけれどリフトはないし,跳躍もアントルシャ関係でほんの少しだから。
うふふ,ちょっとだけ期待しちゃおうかな♪

☆本日のキーロフ 『バフチサライの泉』 ドゥムチェンコ,セーロワ,チャシェゴロフ(って?)

 

04年10月30日(土) イラク・バラドで発見の死体は日本人人質香田さんとは別人

《お休み》

 

04年10月29日(金) 新潟中越地震1週間。エコノミー症候群等で死者増。依然8万人以上が避難中。

◇小さな更新 
ルジマトフの過去の公演のページ英語版にも追加しました。(あらまー,半年ぶりの更新だったわよ)

◇お礼
表紙のカウンターが29万を超えました。皆さま,いつもどうも〜。

◇週末の予定
(わざわざ説明する必要はない気はしますが)牧阿佐美バレヱ団『リーズの結婚』を見にいきます。(どきどきする〜) したがいまして,明日はお休みしますね。

☆本日のキーロフ 『ラ・シルフィード』 エフゲーニャ・オブラスツォーワ/ウラジーミル・シュクリャロフ(←どなたでしょ?)

 

04年10月28日(木) アラファトPLO議長,容態悪化でパリに搬送

♪王子の舞台復帰のお祝いに薔薇の花束♪

えへへ,これは今テキトーにこじつけた話で,実際は日比谷花壇さんの都合によるものです。毎月「今月の旬の花」というのがあって,今月はガーベラで来月は薔薇なの。で,薔薇の写真の背景色は暖色系が多いので,背景色まで変えてしまいました。順次紹介していきますが,よかったらこちらのページもご覧くださいね〜。
それから,高額なためか写真の提供がないので表紙に使えないのですが,こちらのゴージャスの極みみたいなのも目の保養にどうぞ〜。いったいどういう用途に使うのかと呆然と眺めてしまいますよ。ファルフさんのカーテンコールだって,こんなにすごいの出ないよねえ。

ついでに楽天市場も行きまーす。その後お買い上げがあったお店の紹介

楽天トラベル(旧・旅の窓口) 23日に紹介したとおりオススメです。(ご利用ありがとうございます〜)

イイもの下着ヘヴンズブルー あら,またポイントついたわ。人気のお店なのかしらん?

い〜でじ!!シネマ あら,ここもまた。

さぬきうどんの亀城庵・楽天市場店 
あ,ここもまた。ちなみに楽天麺類売れ筋ランキング(?)にたくさん入っているから,ここが定評のあるお店なのは間違いなさそうです。私も買ってみようかしら〜。

 ←なんと,バナーが用意されておりました。
「パジャマ専門店。【パジャマ屋】のパジャマはギフトにもオススメです♪」とのことです。写真から判断する限りでは,たしかに上質そうでいいかも〜。

おにぎり万歳!
「古代米からミルキークィーンまで、全国各地のお米を揃えた総合ショップ」だそうです。でも,宮城県産のお米はないみたい。それで「全国各地」とはいかに? とちょっと文句言いたいんですけどー。(って,買ってくださった方に失礼ですかね? すみません)

焙煎珈琲豆の心斎橋コーヒ院研究所
「こだわりの焙煎技術で本当においしい珈琲と英国雑貨をご家庭にお届けする」お店だそうです。英国雑貨としては,英国雑貨 ハモンド WH.HAMMOND U.K テーブルクロス <コヴェント・ガーデン> とか 英国雑貨 ティーコジー オリジナル S <コヴェントガーデン> とか。「コヴェントガーデン」という商品(布柄の名前?)だそうですよん。(←だからどうした? と言われると困るが)

あとですねー,つられて自分でも買ってしまった燻製専門店〔丹波いぶし香房〕ですが,試してみたら,とてもおいしかったです〜♪
「無添加手作りの燻製」だそうで,決してお安いとは思いませんが,お値段の価値はありましたわ。お酒を飲まない方とか,酒飲みでもドイツソーセージみたいな刺激的な味がお好きな方には向かないかもしれませんが,私はすっかりお気に入り。
ちなみに, 美酒に良く合う燻製シリーズワインによく合うセット とか 美酒に良く合う燻製シリーズウイスキーによく合うセット を頼んだのです。[丹波いぶし香房]おりじなるフォアグラ・スモーク『フォアグラの燻製』[お一人分の、お試し... を食べるのが楽しみです〜。(いつにしようかなっと)

って,またバレエと関係ない話に終始してしまった。(さすがにオンドリでは,あーだこーだと毎日論ずるのは困難なのであった)

そうそう,マリインスキー劇場のサイトによると(ニュースのところね),キーロフ・バレエは26日に韓国・台湾ツアーに出発したそうです。演目は『白鳥の湖』と『くるみ割り人形』で,11月7日まで。(どっちの『くるみ』なのだろう?) 参加者として,ロパートキナ,コルスンツェフ,ゼレンスキーの名前があります。お,ゼレンスキーは無事回復したのかな?

 

04年10月27日(水) 中越地震土砂崩れ現場の車内から92時間ぶりに2歳男児を救出

◇バレエと関係ない更新

反応が遅い気はしますが,↑をリンク替えしました。
味の素さんはこちらのリンクページに移しましたので,ご活用いただいていた方は引き続きよろしく〜。(そんな手間をかけなくてすむように,お気に入り,ブックマークなどに入れていただけば,なおありがたく思います)

◇新国立『ライモンダ』の演出(というより,アブデラクマンの描き方)について

普通の演出でほっとしたわ〜,というのが私の最大の感想です。

最初にゼレンスキーがアブデラクマンを踊ると知ったときは,失礼ながら「ヘ?? すごいミスキャストじゃん」と思いました。なにしろ,情熱とか野性味とか男の色気とは縁のないダンサーだからさー。(異論はあるかもしれませんが,彼は,私にとってはそういうダンサーです。爽やかで男らしいとは思うけれど,そういう要素はジャン・ド・ブリエンヌのためのものでしょう?)

その後,牧さんのインタビューなどで今回のアブデラクマンは「きれいなアラブの騎士」らしいと知り,そのキャスティングについて納得するとともに,なんか妙なものを見せられるのではないかと非常に心配になりました。

たとえば,白いタイツの王子風衣裳で頭のターバンだけがアラブらしさを表わしているのではないか,とか。『眠りの森の美女』の4人の王子(のうちの1人)みたいに,花を捧げてライモンダに求婚するのではないか,とか。その最中にジャンが帰ってきて,恋敵どうしであいさつなどした後に,ときどき『ドン・キホーテ』で見るキホーテと銀月の騎士@実はバジルの決闘みたいな儀礼的でヌルイ決闘を見せられるのではないか,とか。あげくに,アブデラクマンは潔く引き下がって,寄り添うライモンダとジャンが彼を見送ったりするのではないか,とか。

わはは,考えすぎでしたね〜。
アブデラクマンは完全な異邦人としてライモンダの属する宮廷に現れ,真摯な愛を捧げ(←これは重要だし,成功していたと思う),容れられないと彼女を実力で奪おうとし,結局殺されてしまいました。私は,それでいいと思います。それが,正統派の古典バレエとして『ライモンダ』を上演するときのアブデラクマンのあり方だと思うもん。

細かい点は別として,「こんなにかっこいいのに気の毒だわ」と観客(女性客?)に思われるような役回りだったから,それでいいと思うんだけどー?(グリゴローヴィチ版のタランダだって,印象度は違えども,要はそのセンだよねえ。違いますか?)

☆本日のキーロフ 『ジゼル』 ソログープ/ファジェーエフ

 

04年10月26日(火) イラクで日本人拉致,映像がウエブサイト上に

1月のレニングラード国立バレエ公演で未定だったルジマトフのパートナーが発表されました。
(光藍社のサイトにはまだ載っていないようですが,今朝の読売新聞の広告で見ました。話題になっている気配がないので,首都圏版とは載る日が違うのかしらね。それとも,誰も気にしていないとか? いや,まさか)

『ドン・キホーテ』 1/12(水) ルジマトフ&ペレン
『ジゼル』 1/14(金) ルジマトフ&シェスタコワ
『ジゼル』 1/15(土) ルジマトフ&コチュビラ

というわけで,レニングラード国立の内部調達なのですね〜。ちょっとつまんないなー,と思ったりもしますが,この時期まで発表しない以上そうなるかな,とは思っていたし,これはこれで楽しみですわ〜。

特にペレンのキトリは興味津々。正直言って全然イメージがわかないんだけど,でも,だからこそ見逃せない気がしてくるのよね。平日だから危ないのですが,なんとかがんばらなくてはっ。
それに比べると,シェスタコワ@ジゼルは,ふむふむ,なるほど,似合いそうですね〜。

コチュビラは一般的には無名でしょうから,解説しておきましょー。

00年ペルミ・バレエ学校卒業。おととし1月の『バヤデルカ』影の王国でコール・ドの先頭を踊った新人で,そのプロポーションと踊りの美しさがルジマトフのファンの間で話題になったのでした。去年は産休という話で見られなかったのですが(あんなに若いのに,とびっくり〜),今年の1月には来日していました。復帰直後だからでしょうか,完全にコール・ドで,影の王国は2番目の位置にいましたが,音楽をたっぷり使う伸びやかな踊りで,目立っていましたよん。夏の公演では,『白鳥の湖』グラン・アダージオを踊ったそうです。

なにしろソロさえ見たことがないので確信は持てませんが,夏公演のプログラムによると『ジゼル』は既に主演しているそうですし,期待したいです〜。
なにより,ファルフさんが選んだんですもんね。(いや,キャスティングの経緯はもちろん知りませんが,少なくとも,OK出したのは確かだ) きっとジゼル向きに違いないと思います。楽しみですわ〜。

 

04年10月25日(月) 新潟中越地震激甚災害指定。山古志村は全村民避難へ。

王子のオンドリちゃんまであと5日ですわ〜。(←事情を知らないで読んだら,完全に意味不明な文章だな,こりゃ)

ほんとーのほんとーに出演するのかについて一抹の不安が残るのですが,考えて解決する問題ではないし,まさか毎日バレエ団に電話して確認するわけにもいかないし。
明日あたり念のために確認して,うふふ,あとは幕が開くまでドキドキしながら待っていることにしましょ。

というか,幕が開いても王子かどうかわからなくてドキドキし続けていたりして。
いや,『眠り』の狼や猫みたいなかぶりものなら,すぐわかると思う。(そういう役で見たことないけどー) でも,オンドリって,かぶりものというよりは限りなく着ぐるみに近いのよ。見分けるには身のこなしと爪先しかないのよね。

あらら,今ひとつ確信が持てなくて,舞台が楽しめなかったらどうしましょ〜。

 

04年10月24日(日) 新潟県中越地震,死者23人,けが2100人,避難8万5千人

ちょっと大きなイベントが今日終わったので,仕事はひと段落ですわ〜。とはいえ,明日は月曜だからもちろん出勤ですが。

それにしても,新国立『ライモンダ』を1回しか見られなかったのは残念でした。特に,志賀さんのライモンダは見たかった。
1幕のライモンダ役の踊りってアレグロが多いじゃないですか。ザハロワを見ながら,あ,これは絶対,志賀さんの踊り方のほうが私の好みだろうなー,と思いましたもん。(ザハロワは,速い音楽で踊るのは苦手なんじゃないのかな。雑になるというか,全身の調和が欠けてしまうというか・・・。腕や脚が長すぎるせいなのかしらん? あ,でも,衛星放送で見た『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』はよかったんだよねえ。・・・うーむ,よくわからん)

次の機会があるかなー?
新国立は次々に新しいバレリーナをデビューさせる方針みたいで,それ自体は「おおっ,この日も見逃せないわっ」で嬉しくもあるのですが,志賀さんにしろ酒井さんにしろ,国際的なバレエ界の常識(?)から言えば,これから「脂が乗る」年齢だよねえ。舞台数が減ってもったいないなー。
でも,全体の舞台数が変わらない限りこうするしかないわけで・・・うーむ,私が考えてどうなるものでもないですが・・・ほんとうにもったいないことだとは思います。

☆本日のキーロフ 『マノン』 ニオラーゼ/クズネツォフ

 

04年10月23日(土) 新潟中越地方で震度6強の地震が3回

かなり大きな地震でしたね。新潟周辺の被災地の方にお見舞いを申し上げます。

 

さて,ウチのほうは震度4だったので暢気に・・・

◇「ルジマトフのすべて」その4

『シルヴィア・パ・ド・ドゥ』 ドヴォロベンコ,ベロツェルコフスキー

とてもよかったです〜。
擬古典調と言えばいいのかしらん,完全にグラン・パ・ド・ドゥ形式に則っていて,でも,バランシン作品だから難しそうな技が詰め込んであるの。それを,全然「大変そう」に見せないで,さらっと見せていて,見事な上演だったと思います。

特にドヴォロベンコは,上手で音楽的でチャーミングで,さらにプリマの輝きもあって,すばらしかったわ〜♪
ベロツェルコフスキーも,踊りはきれいだし,容姿もよくてすてきでした。衣裳のせいなのか,立ち姿の美しさが今ひとつで残念。(極端に言うと,お腹を突き出して立っているように見えた。いや,もちろん,そこまで極端には見えなかったですが)

 

『ムーア人のパヴァーヌ』 ルジマトフ,ジュド,ルブロ,フランシオジ

とてもよかったと思います。
去年のヌレエフ・フェスティバルのときはジュドだけが突出している印象だったのですが,今回はルジマトフも本領を発揮していたと思いますし,ルブロの透き通るような清純さ,可憐さはすばらしかった。フランシオジの世話女房的「囚われの女」もよかった。

でも,それでもなお,私には「うーむ,この作品はどうもよくわからん」が残りました。
あのー,いったい「友人」という人は,なにをしたかったの? なんのためにあんなことをしたわけ??

いや,話の筋は知っています。副官に選ばれなかったのを逆恨みしての姦計なんですよね。あるいは,黒人であるオテロが美しいデズデモーナを得て得意の絶頂にいることへの嫉妬。
でも,この作品は,「ムーア人」とか「妻」とか「友人」の話になっていて,もっと普遍的な感情とか人間関係を描いているわけでしょう? そのために,カッシオなんかは割愛して,緊迫した1幕ものに仕立てているわけでしょう? それなのに(あるいは,そのせいで?),「友人」の所為の理由とか最終的な意図・目的が不明だから,結局どういう話なのかが腑に落ちなくて,私としては消化不良の気分が残ってしまうのよ。

・・・と,ムーア人を不幸にすることだけが人生の目的であるかのようなジュドの名演を見ながら,思いました。
まあ,こっちが情緒的に幼いから,「そういう人は理解の範疇を超える」になっちゃうだけかもしれませんけどー。

あ,ルジマトフはたいへん美しかったです。
内省的な雰囲気を生かして,疑うことを知らなかった高貴な人柄とか,妻を心から愛しんでいることを表現していたと思います。彼は「どろどろした愛欲のもつれ」関係は苦手だから,妻に対して段々疑心暗鬼になっていく過程の表現は今ひとつですが,その代わり「なぜこんなに立派な(=美しい)人が,こんなことを」的衝撃があるから,見る度に胸が痛くなる思いをします。

 

◇雑談(楽天市場の回し者)

今日は仕事は午後だけで余裕のある1日だったので,今までどなたかのおかげでポイントがついたお店を眺めてみました。けっこう面白かったので紹介しますね。(ポイントが高い順)

イイもの下着ヘヴンズブルー 
「送料無料の上級下着ショップ」だそうですよん。こういうモノにお金を投じたのはいつのことであったか・・・と遠い目になったりして。

楽天トラベル(旧・旅の窓口) 
便利なのでお勧めします〜。
ホテルごとに詳しい情報が載っていますし,現時点の空室状況もわかる。宿泊した方の感想や苦情を載せるコーナーがあって,それに対するホテルのお返事も載りますから,それも参考にホテルを選べます。
東京のビジネスホテルは週末は安い価格になっているところが多いので,私はバレエで泊まるときはそういうお部屋を使っております。(実はリンクのページに載せていたりもする)

癒しのジュエリー CRYSTAL HEAVEN
「美しさにプラスして癒しをテーマにしたジュエリーやパワーストーンが充実!」だそうです。
Harmony Ring PU005Yアメジスト&淡水パール&ガーネット とか  なんかほしいです〜。新国立のチケットくらいのお値段だから,自分でも買えないわけじゃないけれど,買ってくれる人がほしいです〜。

い〜でじ!!シネマ
DVDソフトのお店。皆さん,たぶんご存知ですよね? バレエの映像が売れたのかなー?

イーズクリエーション
「世界各国から選りすぐったインナーをお届けします」とのことです。ふーむ,どうやら女性用の下着というのは通販向きの商品らしいですねー。

水産庁長官賞受賞 名代 釜庄
例の「バケツプリン」のお店です。お店が言うには,焼きチーズケーキ 楽天総合ランキング連続1位!とっておきの焼きチーズケーキ♪2分で完売!幻のケーキと雑誌に掲載... やミルクレープなるもの アリスのミルクレープ♪たった数分の販売で楽天総合ランキング1位!1枚1枚手焼きしたクレープに... も飛ぶように売れているらしいです。(なぜそんなに売れるのだろうか? うーむ,甘いモノは管轄外だからよくわからんなー)

燻製専門店〔丹波いぶし香房〕
おお,こういうお店はまさに管轄だわ〜,おいしそうだわ〜,とあちこち眺めて,えへへ,注文してしまいましたよ。

元気健康本舗[genki21]
「心も体も環境も健康になれるお手伝い!」の店だそうです。売っているものは,健康食品とかダイエット関係のように見えますが,すみません,この方面はよくわかりませんのですわ。

さぬきうどんの亀城庵・楽天市場店
こういう店名だとわかりやすくていいですね。一番人気は,ネット限定!生醤油うどんセット【送料無料】という商品だそうで。

清川屋 特産品・フルーツ王国
山形県の産物を扱う店らしいのですが, コピーは「ミ・キュイ、さくらんぼ、だだちゃ豆!グルメ大賞トリプル受賞の清川屋」となっております。「ミ・キュイ」ってなんだろ? と思ったら,これ グルメ大賞2年連続大賞プレーンミ・キュイ らしいですね。ベルギー風のチョコレートケーキで,お店によると「100箱が1分で完売するほどの人気の商品」だとか。
ふむふむ,スイーツというのも通販向きの商品なのですねー。(買う気はないが,懸賞プレゼントがあったので,思わず申し込んだりして)

天使のお庭
「アスタキサンチン配合のアスタフェ化粧品。貴女のキレイをお手伝いします」というお店だそうで,うーむ,また知らない言葉が出てきてしまった。あと,「フリーズドライ 天使のヨーグルト」 【送料無料】カスピ海ヨーグルトの乳酸菌フリーズドライ  天使のヨーグルト  5本セット×3パ... というものも扱っているようです。

楽天フリマ
楽天のオークション部門

全体として,食べるものが多いかも〜。(って,私もそうだな)

☆本日のキーロフ 『白鳥の湖』 ロパートキナ/イワンチェンコ

 

04年10月22日(金) 明大一場投手への金銭給付で,横浜・阪神のオーナーも辞任

《深酒したため休みました》

☆本日のキーロフ 『白鳥の湖』 グメーロワ/コルプ

 

04年10月21日(木) 台風23号で死者56人,不明32人

休みます〜。(本業多忙のため)

 

04年10月20日(水) 職安事業の官民競争入札に初の参加表明は人材派遣業のパソナ

台風が近づいているので休みます〜。(今年はこういう状況が多いねえ)

 

04年10月19日(火) NTT加入権料を段階的に撤廃,払い戻しなしの方針

お休みしますね。(今日も機嫌はよいです〜)

 

04年10月18日(月) ダイエー再生機構活用・食品特化で余剰人員2万7000人(UFJ銀行など試算)

らんらん♪ 『ライモンダ』の余韻でごきげんで〜す♪
頭の中でグラズノフの音楽が鳴ってるの。

昨日も書いたように,全然感動はしていないのよ。主役のゲストにも,劇場のダンサーにも言いたいことはある。振付演出や装置や衣裳に「なんじゃこりゃ?」もあった。でも,ほんとに楽しかったの。自分でも不思議なくらい楽しかった。

ライモンダ役もたくさん踊るし,ほかのダンサーも次々と(主に集団となって)出てきて,「あれよあれよ」と言いたいくらいの感じで入れ代わり立ち代わり踊る。あ,あの人がこんなところに,うーむ,この衣裳はこの人には似合わんなー,なんてチェックしながら,舞台全体も見なくちゃいけないし,主役ももちろん気になるし。3時間があっという間でした。

こういうふうに単純に楽しめる舞台って,なかなかないのよね。最近で言うと去年のレニングラード国立の『海賊』や新国立の『ラ・シルフィード』と共通する,「楽しいからいいのよ〜。楽しければいいのよ〜」という感覚。私にとっては極上のエンタティンメントでした。

もう1回見たいな〜,今度の土日は仕事で絶対無理だけれど,金曜日なら早退できそうかも〜,なんて思うけれど,吉田さんの日だから,チケット残っていないのよね。ああ,残念。

あ,明日は遠距離出張で帰りが夜中になるから休むかも〜。

 

04年10月17日(日) 25道府県がBSE全頭検査を継続の方針

というわけで,新国立劇場『ライモンダ』を見てきました。(主演:ザハロワ/ウヴァーロフ/テューズリー)

とーっても楽しかったですよん。
ルジマトフ友達の評判は芳しくないですし,ボリショイファンの皆さんはがっかりしたり怒ったりしているそうですが,私は,事前のノリの悪さが嘘のように楽しみました。

物語の盛り上がりとかドラマチックな感動なんかはないんだけど,全編が踊りの洪水で,美術も照明もきれい。おまけに,ツッコミ所も多々用意されていて(←いや,もちろん用意したわけではないでしょうが),ああ,楽しかったわ〜。(昨日も,無理押しして周りに迷惑かけても見ればよかったなあ,と深く後悔)

牧芸術監督の振付は,「うーむ,あまりきれいでないような・・・」もありましたが,演出はよかったと思います。牧バレエが採用しているウエストモーランド版に似ている気もしましたが(←自信はない),前奏曲の間に紗幕のうしろでジャンが出征して,二人の別れの様子をアブデラクマンが見ているところなんか,事情がわかりやすくて,とてもよいと思いました。
私はボリショイのグリゴローヴィチ版が一番好きで,それには全然及ばないと思いますが,ウエストモーランド版やパリ・オペラ座のヌレエフ版よりはいいんじゃないかな。(というか,私は好きです)

ザハロワは,たいへん美しかったですが,演技が平板。最初から最後まで「苦労知らずのお姫さま」でした。でも,演出(というより,作品そのもの?)のせいもあるだろうし,初役だし,新演出へのゲスト出演ですもんね。愛らしくてよかったと思います。
ウヴァーロフは,すばらしいパートナーですね〜。そういう意味では理想のナイト=騎士なのですが,戦闘能力はあまり高くなさそうで,うーむ,十字軍がついにエルサレムを取り戻せなかったのはむべなるかな。

テューズリーはよかったです〜♪
小嶋さんがモデルになって振り付けられたという予備知識のせいもあって,跳躍などに「もうちょっときれいにお願いできないでしょーか?」と言いたいところはありましたが,長ーーいマントを翻しての登場シーンがそれはもうかっこよかったですし,ライモンダに愛を捧げている雰囲気もありました。
(マントを脱いだら衣裳が粗末でちょっと気の毒。演出の問題かザハロワの演技の問題か不明ですが,ライモンダに一顧だにされないのはもっと気の毒。いや,理不尽)

新国立のダンサーでは,湯川さんのクレメンス(ライモンダの友人)がよかったです。『こうもり』のベラやレスコーの愛人のときとは別人のようなかわいらしさで,演技力(自己演出力?)に長けたダンサーだな〜,と感心しました。
グラン・パ・クラシックのヴァリアシオンを踊った遠藤さんも見事。

それから,3幕の奥田さんがよかった。いや,踊りに感心したわけではないのですが(悪くはない),グラン・パ・クラシックとか大団円の総登場密集ダンス(?)などで,明るい笑顔で楽しそうに踊っているのを見ていたら,なんだかほのぼの〜として,幸せになっちゃったの。
小嶋さんが予想どおり登録ダンサーに回ってしまったし(プログラムの後ろで確認しました),踊るにせよ指導するにせよ彼の活動が牧バレエ中心になるなら,当分は新国立はいいかなぁ,なんて思っていたのですが,おなじみの奥田さんを見ているうちに,やっぱりこのバレエ団は捨て難いわね〜,なんて思いました。

☆本日のキーロフ シェムヤキン=シモノフ版『くるみ割り人形』
マチネ: パヴレンコ/メルクリエフ
ソワレ: ゴルプ/ファジェーエフ

 

04年10月16日(土) アフガン大統領選挙,カルザイ氏過半数を制して当選確実

今日は午後仕事が入ってしまったので,『ライモンダ』を断念しました。吉田さんも久しぶりだし,スティーフィルをまだ見たことがなかったので残念ではありますが,ま,しかたないわね。明日は行けるからよしとしましょ。

◇雑談(楽天市場の回し者)

おかげさまで順調にポイントを稼いでおります。
クリックなしで売れている日もあって,つまり,私のところから楽天に入ったときでなくても,その後のお買物でポイントがつくケースもあるんですよね。今ひとつシステムがわかっていないのですが・・・どうやら,お買物の直前1か月,かつ,一番最近踏んだアフィリエイトのリンク元サイトのポイントになるみたい。
なので,私にトクをさせてもよいと思う方は,なにか楽天で買いたいときはウチから楽天に入ってくださいね〜。こいつの書くことは気に入らんから喜ばせるのは業腹だという方は,どこかよそのアフィリエイトさんを探してそこから飛んだほうが安全だと思いますー。

ちなみに日比谷花壇さんのほうは,そのときしか売上にならないらしいです。
したがってですね,前者の方は,その都度表紙のリンクから飛んでいただけるとありがたいです。後者の方は,よくわかんないけど,たぶん,いったんブラウザを閉じて改めて日比谷花壇のサイトを探して入れば大丈夫なんじゃないかな。

そうそう,表紙に使えそうなきれいな写真がないのですが,日比谷花壇さんから新商品紹介メールがきたので,ここでお知らせしておきましょ。

虹色スミレセットというモノで,日比谷花壇さんが言うには
【この「虹色スミレ」は壮大なパンジー改良の歴史の中で複雑に混ざり合い生じた貴重な遺伝子を基に、サカタのタネが十数年の歳月を費やし改良した新シリーズです】
という,画期的なパンジーらしいです。

ほんとうに画期的なのかどうかは私にはわかりかねますが,ガーデニング関係に興味のある方は,よかったらご覧ください〜。
あとですね,シンボルキャラクターとしてリカちゃんが起用されているそうで,抽選で100名様に、虹色スミレリカちゃんがあたります! というキャンペーンもやっております。色(品種?)が5種類あるらしくて,それぞれノーブルリカとかスイートハートリカとか名前がついていて,あはは,なんだか笑ってしまいましたよ。

さて,余計な話が長くなりましたが,本題。「ルジマトフのすべて」その3

『LUZ DE LUNA』 ロサリオ・カストロ・ロメロ

今回一番困ったのはこの作品です。
だって,プログラムによると,ルジマトフが「本当に素晴らしいダンサーです」と語っているからさー,「おお,さすがファルフさんが気に入るだけある。すばらしいわ〜」と思いたいじゃないの。
でも,私にはつまらなかったの。そもそもフラメンコのサバテアードの音が苦手だということもありますが・・・。

えーと,白い衣裳が珍しいフラメンコでした。フラメンコ特有の雰囲気(適切な表現ではないかもしれませんが「土俗的な香り」というか)を消して現代的な舞台作品にした感じ。でも,その現代的にした結果が,私には,洗練された舞台芸術ではなくショーダンスに見えました。
いや,ショーダンス自体が悪いわけではないのですが,でも,私はバレエが好きでバレエを見たくて池袋まで行ったわけですから,その方向で洗練されたフラメンコであってほしかった。スペイン国立バレエが見せてくれるようなものであってほしかった。

 

『ダッタン人の踊り』 エフセーエワ レニングラード国立バレエ

それなりに面白かったのですが,期待ほどではなかったです。
そもそもの作品を見たことがないのでなんとも言えないのですが,フォーキンの現振付をコフトンという方がコンサート用の作品にしたということですから,その改訂のできが悪いのではないかなー?

なんか妙な振付なんですよねえ。いや,真ん中の二人はいいのよ。女性は,複数の男性とのかなりアクロバティックなリフトなどがあって,見応えがありましたし,相手役の男性の動きも「いかにも異民族」なキャラクターダンスで悪くなかったと思います。でも,周りの男性たちがなんかヘン。主役が踊る後ろで3人ずつ2組でポーズをとるところなど,かっこいいなー,もあるのですが,なんか妙なの。腕の動きのひらひら〜,ばたばた〜,が悪いんじゃないのかなぁ。
まあ,面白かったからいいですけどー。

衣裳も妙でした。これも,ニキヤ@花篭の踊り風と辮髪+太鼓の踊り風の主役二人は悪くないと思うのですが,周りがヘン。ダッタン人(ポロヴィッツ人)の習俗についての知識は皆無ですが,絶対アレは違うと思う。なんと形容したらいいかわからないので,あれぐろ・こん・ぶりおさんの表現を借りますが,「甲賀忍者」のようでありました。
まあ、面白かったからいいですけどー。

あ,エフセーエワはよかったです。若いからキャラクテールっぽい色気はないですが,身体のキレがよくて大きく動けるから,小柄なのを十分補っていたと思います。

 

『レクイエム』 ルジマトフ

舞踏の笠井叡さんの振付作品だという話でしたから,「どんなものを見せられるのかなー?」と多少不安に思っていたのですが,割合普通の踊りに見えました。いや,まさか白塗り坊主頭とまでは思いませんでしたが,ずっと床の上に転がっていたり,ほとんど動かなかったりしたらどうしよう・・・くらいはちょっと思っていたのよ。(ステレオタイプな舞踏観で申し訳ない)

全体に静かな踊りで,上に跳ばないのがバレエと違うのかな。あと,腕の動きに「なんとなく珍しいなー」があったかも。

ルジマトフは美しかったです。静謐な動きの中に詩情が溢れている感じで,私はしみじみ感動しました。
彼が踊るこういうソロは,「苦悩の人」とか「求道者」の趣が強く出ると思っていたのですが,今回はそういう面よりも,「優しさ」とか「はかなさ」とか「透明感」とか・・・そういう形容詞を使いたいような感じを受けました。

ただ,音楽にはかなり違和感があって,特に最初のうちは「やだなー」と思いました。うーん・・・モーツァルトの『レクイエム』を数倍遅らせて編曲したのだそうですが・・・私は気持ち悪いと感じちゃったの。おまけにルジマトフの朗読が重なっているでしょう? 私,ダンサーに声を出させるのは嫌い。生でなく録音で音楽の一環だと知ってはいるのですが,でも,ダンサー本人にあえて語らせる以上,そこには意味が生まれてしまう。ダンサーは身体以外のもので語ってはいかんでしょう。

しかも,ファンモードで言えば,彼の声ってもっと甘くて知性的でもの静かなのよぉ,『ニジンスキーの肖像』はそうだったじゃないのよぉ,こんなふうに怒ったように朗読させるなんてイヤだわっ,と言いたくもなった。(ま,こりゃ余計な話だわね)

でも,まあ,踊りがあまりに美しいので,見ているうちに音楽なんかどこかに行ってしまって,ほとんど気にならなくなりました。(でも,やっぱり,本人の声だと思うと多少気を取られる。それは当然のことだけれど,それが動きと相乗効果を生んでいたのかもしれないけれど,それを否定してはいけないのかもしれないけれど,頭が固すぎるのかもしれないけれど,また見たら「そこがいい」と言い出すかもしれないけれど,とにかく今の時点では受け入れ難い。受け入れたくない)

そして,終盤,突然音楽は普通の速さになり,耳慣れた感動的な旋律が現れました。その瞬間,私は,それまで縛り付けられていたのが解放されたような感覚を覚えました。(誤解を恐れずごく単純に言えば,それまでの気持ち悪い音楽が普通の音楽になってほっとしたの) そして,舞台上のルジマトフも,なにかから解放されたように見えました。
それは感動的な瞬間で・・・うーーーーん・・・・・・たぶん,笠井さんは音楽の使い方がうまい,と誉めるべきなんでしょうね。

踊りの最後に,あたかも『瀕死の白鳥』を踊るかのような動きが現れました。ルルベして両手を横に広げて,静かに波打たせる・・・。ここで,私はまた「やだなー」と思いました。どういう意味なのかわかりませんが,最後になって,そういう「いかにもバレエ」という動きを持ち出すって,安易じゃありませんか? 
あまり論理的ではないかもしれないけれど,そこまでルジマトフが舞台の上で見せてきたものがひっくり返されたような気がしちゃったのよ。で,作品全体が「最後に彼に残ったのはバレエでした」とか「彼は天職が踊りであることを知りました」とか「踊ることにより彼は自分を見出したのです」とか・・・そういう,ある意味浅薄な「ダンサーの人生を語る」作品に見えてしまった。(そういう内容が「浅薄」かどうかには大いに異論が出そうですが・・・でも,私は,そういうのは好きじゃないから,ルジマトフにはそういうものは見せてほしくないの)

あれが「バレエの典型としての白鳥の動き」だったのかどうかはわかりません。でも,帰りの新幹線の中でプログラムを読んだら,笠井さん自身が「古典バレエの黙示録」なんて書いているから,やはりそういう意図だったのかもしれない,とも思います。たとえそういう意図でなくても,私にはそう見えてしまったし,あれで「なんだかなぁ」感が出てしまったのは事実なので・・・。

 

遅くなったから,今日はここまで。

うう,長すぎ。結局書き終わらないうちに『ライモンダ』になってしまった。
でも,まあいいわね。とにかく,ほかのバレエを見る前に『レクイエム』について記録しておかないといかん,と慌てていたわけだから,これで明日はすっきり〜,とした気分で楽しめそうだわ〜。

残る問題はただひとつ。
王子休演症候群が出ませんようにっ!(祈)

☆本日のキーロフ フォーサイス・プロ(ステップテクスト/精密の不安定なスリル/イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテド)

 

04年10月15日(金) 関西水俣病訴訟,最高裁が行政責任を認める初の判断

「ルジマトフのすべて」続き

『海賊』グラン・パ・ド・ドゥ エフセーエワ,ルジマトフ

エフセーエワは「おお,こういうふうに優雅に踊れるんだー」という感じ。お顔も,そういう年齢になったのかほっそりとしてきて,垢抜けてきたなー,と思いました。もともと色白だと思いますが,肩や腕にも塗っていたのかしらん,抜けるように白い,と言いたいような白さで,ルジマトフの肌色との対比がまさに「姫君と海賊」風なのもよかったです。

ただし,彼女のプロポーションの悪さ(腕の長さの不足)は,メドーラを踊るには致命的な欠点みたいね。このパ・ド・ドゥの振付がこんなにバレリーナを選ぶとは思っていなかったので,びっくりしました。
私は志賀三佐枝さんを贔屓にしているくらいで,「踊りは容姿を超える」論者ですが(って,わざわざ引き合いに出して志賀さんに失礼ですね。でも,わかりやすいでしょう?),エフセーエワのメドーラに関しては,「決してあなたのせいではない。それはわかる。わかるが,私は見たくない」という心境でした。
エフセーエワが問題点が目に入らないくらいの踊りを見せてくれなかったのかもしれませんが,ルジマトフのパートナーについては,無意識のうちに小姑状態になるのかもしれませんねえ。

ルジマトフのほうは・・・うーん・・・難しいな・・・。

ええと,よかったと思います。
この人がこのパ・ド・ドゥを踊ること自体に意味があると思う。このパ・ド・ドゥがこんなに似合うダンサーはほかにいないし,こんなに美しく踊れるダンサーもいない。何回見てもいいものはいい。そう思います。『ばらの精』と違って,自信を持って人にも勧めます。

でもね,私はもう見なくていいんだわ。全幕上演はともかくパ・ド・ドゥに関しては,もう踊ってくれなくてもいい。見ればもちろん嬉しいけれど,でも,私の見たいルジマトフのアリとは違うから。

テクニックが衰えたとか,そういうことを言いたいのではないです。
もちろん跳躍の高さなんかは若い頃と違うけれど,逆に,若い頃の余計なものがなくなって洗練されているし,動きはいっそう美しくなっていると思うもの。客観的には,今のほうがよい踊りなのではないかと思います。

でも,私が見たいものとは違うの。私が好きなのは,当時の彼の踊る『海賊』なんだもん。舞台上にエネルギーの渦巻きを起こすような,自分でコントロールしきれないほどの勢いがあったアリなんだもん。
それは,91年の「世界バレエフェスティバル」のときに新聞紙上で薄井憲二さんが「魂の燃焼」と呼んだもので・・・今の彼の踊る『海賊』には,そういうものはないです。

もちろん,そういう踊りを,今のルジマトフに求める気はないですよ。もし今でもああいう踊り方をするとしたら,「困ったもんだ」と言わざるを得ない。
だから,「ルジマトフの『海賊』パ・ド・ドゥ」は,私にとっては過去の思い出。今後また見る機会があるかどうかわかりませんが(あるような気はする),見るたびに「美しいな〜,でも,違うな〜」と思うことでありましょう。

 

04年10月14日(木) 国税庁,03年法人申告所得発表。トヨタ5年連続トップ。携帯関連上位進出。

お休み

 

04年10月13日(水) ダイエー主力銀行要求で自主再建を断念。産業再生機構に支援要請

鑑賞記録に載せる文章を書くのはけっこう集中を必要とするのですが,「ルジマトフのすべて」について書かないうちに『ライモンダ』に突入してしまうのはマズイよなあ,と思ったので,もう少し詳しくメモしておきます。

『ばらの精』 ルジマトフ,ロマチェンコワ

舞台を見た日に書きましたが,うん,ほんとにすごかったと思います。
私はですね,枯れた味わいを期待していたんですよ。ルジマトフが今この作品を選んで踊るからには,年齢相応の成熟した大人のばらの精を見せてくれるのであろうなあ,と。
ところがまー,どういうことなんでしょ,若い頃よりもっと凶々しくなっているじゃないのよ。「精」なんかじゃありゃしない,あれは魔物だわ。誘惑者だわ。完全に「人外の者」だわ。

なんかねー,腕の動きの濃厚さに悩殺されてしまった。「まとわりつくよう」などと言いたいよう。客席から舞台の上を見ているのに,自分の身体に彼の腕が絡まっているかのような錯覚で,背中がぞわ〜っとしてしまいました。いや,「ぞわ〜」なんて書くと,気持ち悪かったのかと誤解されそうだな・・・。
あのー,こんなこと書いていいのかどうかわかりませんが・・・背中って性感帯ありますよね? ほら,こう,背骨に沿って・・・。(え? ない?? 私だけか???) まあともかく,そこを刺激されたという意味です。はい。

ロマチェンコワは定石どおり,目覚めたあと薔薇の花を拾って「うっとり〜」という演技をしていましたが,あんな恐ろしい夢を見たあとに,よくそんなふうに落ち着いていられるなー,なんて思ってしいましたよ。私だったら,床の上の薔薇を見た瞬間に耳まで真っ赤になって,慌てて周りを見回す。そして,誰もいないのを確認して,ほっとする。(笑) 
上流か中流かわかりませんが,舞踏会デビューなどという由緒正しいイベントに参加するような階級のお嬢さんの夢に出てきてはいかんような,怖いモノでした,あれは。

どこが怖かったのかなー,と考えて,今思うのは,あれってもしかして,両性具有だったんじゃないですかね? 身体は男性で腕は女性とか。うーん・・・違うかなぁ?

で,まあ・・・正統派の「ばらの精」というものは,両性具有ではなくて中性的な妖精みたいな存在だろうとは思います。マラーホフみたいなのが典型というか理想というか。
だから・・・「人に勧める」という意味では,やっぱりマラーホフを推奨いたしますが,でも,私にとっては,今回のルジマトフが今まで見た『ばらの精』の中で最高のものであった,と思います。

 

『海』 クチュルク,ミハリョフ
その『ばらの精』の直後だったので,非常に印象が薄いです。すみません。
この二人のために振り付けられた作品というだけあって,安定していてよかったと思います。

『ライモンダ』グラン・パ・ド・ドゥ マハリナ,シショフ
マハリナはポアントがますます弱くなっちゃったなー,と思いましたが,故障明けという話も聞いたので,そのせいだったのかな? 雰囲気的には「大人のプリマ〜」という感じでさすがの華もあり,よかったです。
シショフは,見た日に書いたように,かなり気に入りましたわ〜♪

『アダージェット』 ルブロ,ジュド
これも「海」っぽかったですね。クチュルク組が海岸でこちらが深海という感じかしらん?
「よい上演だなー」と思いましたが,振付はどうなんでしょう? 音楽が盛り上がるとリフトになる,という感じで,なんか安易な気もしました。

『海賊』・・・は長くなりそうだから,明日以降にいたします。

☆本日のキーロフ ショピニアーナ/シェヘラザード/火の鳥
マハリナ,アモソワ,ジェロンキナ,ルジマトフ,イワンチェンコ,ヤコブレフ

 

04年10月12日(火) 埼玉・神奈川の集団自殺は「ネット心中」か。

きゃあああ,今月末の牧阿佐美バレヱ団『リーズの結婚』のオンドリは小嶋直也さんの予定だそうですわ〜♪♪♪

メールでお知らせくださった方があったので(ありがとうございます〜),今日バレエ団に問い合わせしました。
ドキドキしながら電話したのに,あたかも半年前から発表している周知の事実であるかのように「はい,そうです。3公演とも小嶋の予定です」なんて平静にお返事されて,拍子抜けしてしまいましたよ。(いや,ほかに答えようもないでしょうけれど,「そうなんですよ〜♪」くらい言ってほしかったような。ま,無理な要求かしらん)

正式に発表されたキャストというわけではないですから(というか,正式に発表するほどの役ではない),最終的には体調次第なのかもしれませんが,でも,グラン・ジュテもリフトもない役だから,たぶん大丈夫なんじゃないかな。
お願いだから無理しないでね,なんてちょっと言いたくもあるけれど,それ以上に嬉しくてふわふわ〜,ほわほわ〜。

うん,けっこう順調なんだわね,きっと。
うまくいけば,1月の新国立『白鳥の湖』で道化とか・・・いや,いくらなんでもそれはないな・・・えーと,6月の『ドン・キホーテ』でエスパーダなんか踊ってくれないかしら〜。きっとかっこいいよね〜♪

あ,オンドリちゃんは脇役です。カーテンコールでは2列目にいるような,いなくても話の進行上は差支えない役。(なんて言ったら失礼か) 
性格悪そーなかぶりもので,その辺をひょこひょこ歩いていて,とってもかわいいのよん。牧での初演のときからずっと(コーラスを踊ったときと新国立と公演が重なったとき以外は)彼が踊っておりますのです。つま先の鋭さがほんとにトリみたいなのですわ〜。うふふ,楽しみ〜。

更新記録:
出演予定のページに加えておきました。(久しぶりなので,どういう体裁で載せていたのか思い出せなくて困りました。でも,困るのがまた嬉しかったりして)

 

04年10月11日(月) 司法修習生の落第急増。合格者増が原因?

ほかのことで忙しかったので休みます。

えー,ロパートキナ情報ですが,いまだにお一人の方からしか連絡がありませんー。引き続きよろしく〜。

 

04年10月10日(日) 国交省,民間機の運行一元管理の方針。航空会社・防衛庁と情報共有化

☆本日のキーロフ 『ドン・キホーテ』 オスモルキナ/ルジマトフ

パートナーがさらに若くなりましたね〜♪

 

04年10月9日(土)

持ち帰ってきた書類の処理。台風が近づいてきているから,雨の中出勤しなくてすんで楽なのはよいのですが,うーむ,能率は落ちるねえ。SOHOとか在宅勤務ができる方って克己心があって立派だなー,と思います。

◇バレエの話題
今ごろになって,フェアリーから「こどものためのバレエ事典」と「バレエ・マイム事典」というのを買ったので,仕事をしながら流し見しました。当たり前ですが,どちらも流し見には向きませんねー。

感想としては,「バレエ事典」のほうは全然役に立ちませんな。
ファルフさんの『ドンキ』映像などが少し入っているから損したとは言いませんが,私に必要なのは「この動きはなんというパか」であって,「このパはこういう動きだ」ではないのよね。英語の本を読むのに和英辞典を買ってしまったような気分です。とほほ。

「マイム事典」のほうはすごく有益。
ちょっと見ただけでも,おお,このマイムはそういう意味だったのか〜,という発見がありました。たとえば,『ジゼル』でヒラリオンが口を両手の甲にかわるがわる持っていって(いや,両手の甲を口に持ってくるのか?)なんだか口をぬぐうようなマイムをするじゃないですか。意味不明だけどヒラリオンの育ちの悪さが感じられるわね〜,程度の認識だったのですが,「他人がキスする」という意味のマイムなのだそうですね。つまり「いちゃいちゃしやがって」という感じかな?

出演者も味わいがあってとても楽しめそうです。ダウエルが,スウェットにカーディガンという姿でオデットとの出会いのシーンのマイムをするのなんか,感心すべきか笑うべきか悩んでしまいましたわ。(いや,感心すべきなんですよね。でも,ちょっと笑いたくもなったのよ。すみません。なお,シブレー?@オデットのほうはきれいなお稽古着だから,尋常に,よいな〜,と思えます) 
暇ができたら真剣に見てみようっと♪

◇バレエと関係ない更新記録

↑をリンク替えしました。クリックすると味の素株式会社の社会貢献ページに飛びます。そこで,寄付する分野を選んでクリックしていただくと,味の素さんが1円をその分野で活動している団体に寄付してくれるそうです。(つまり,クリックする方の負担はないわけ) 現在は,ペルーでのHIV予防教育,エリトリアでの女性自立支援,バングラデシュでのストリードチルドレン支援の活動が対象で,毎日1クリック可能です。
賛同していただける方はよろしく〜。

◇雑談(楽天市場の回し者)

ボジョレー・ヌーボーを予約しようかなー,と思って研究していたら(←こういうことをしているから仕事が進まないのよね)こんなの見つけちゃいました〜。
ハローキティボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー[2004] Bタイプ わはは,さすがはスーパースターですねー。思わず,日本酒や焼酎にもあるのではないか? なんて検索してしまいましたよ。(さすがになかった)
さて,わき道にそれつつもヌーヴォー2004飲み比べ12本セット【送料無料】というのを注文。なんだかオトクそうでしょ? 当たりだといいなー。

 

04年10月8日(金) 東京地検,検査忌避容疑でUFJ銀行を捜索

うーむ,仕事が忙しくて困ります。
だいたいさー,一人寝込んでいるというのに,エースを抜いて全然関係ない部署から1人回してよこすって,ウチの人事はなにを考えてるのよっ,と一応怒ってはみるものの,それは自分自身の交渉力不足のせいのような気もするので,うう,落ち込んでしまうわ。
ま,愚痴を言ってもしかたない。借りを作った,と考えて,次は即戦力のスタッフを獲得するようがんばりましょー。(意味不明ですみません)

えーと,バレエの話題ですが・・・マリインスキー劇場は昨日から新シーズンで,今日はバレエの初日ということで,

☆本日のキーロフ 『白鳥の湖』 ロパートキナ/コルスンツェフ

という,まことにふさわしい演目と出演者のようです。(ロパートキナに関する情報提供を引き続きよろしく〜)

あと,皆さん既にご存知でしょうが,新国立バレエファンサイトさんのご努力により『ライモンダ』のソリスト・キャストが判明。
個人的には,周知の事情でそもそもノリが悪い上に,「パンダ並みの珍しさだから絶対見たいわ〜」のゼレンスキー@アブデラクマンは下りちゃうし,寺島さんと志賀さんの日は仕事で絶対見られない状況になったしで,ますます盛り下がっていたところに,とほほ,バリノフのベランジュも見られないのね・・・とがっかりしてしまいましたよ。
おまけに,見る前から言うのもアレですが,牧さんが力説している(ような印象を受ける)「アブデラクマン=きれいなアラブの騎士」解釈には首を捻っちゃうしさー。

って,今からこれでは困るな。
いや,バリノフ/吉本とウヴァーロフとか,高橋/さいとうとザハロワでは「ガリバー旅行記」になってしまうから,そういう事態を避けたのは賢明だ,とかなんとか誉めることにしよう。(そういう意味では,トレウバエフ/冨川より,身長最優先で市川/貝川にでもしたほうがよかったのではないだろーか?)

 

04年10月7日(木) イラク戦争開戦時には大量破壊兵器は不存在(米調査団最終報告)

休みますね〜。

表紙のカウンターが28万を超えました。皆さま,いつもどうもです〜♪

☆本日のキーロフ オペラ『皇帝に捧げし命(イワン・スサーニン)』

 

04年10月6日(水) 障害者福祉施策,身体・知的・精神のサービス一元化へ(厚労省方針)

◇昨日書いたことの訂正というか補足というか。

「私がルジマトフ これまでの日本公演のページでやっているように,時期,公演名,演目,パートナーをお知らせいただけば」と書きましたが,別にあそこまで網羅的でなくてもよいのです。何回か見ている皆さんにそれぞれお知らせいただいて,それを突き合わせて総合してみれば,たぶん,けっこう立派な記録になると思いますので,ロパートキナのファンでなくても協力していただける方はよろしくお願いします〜。

とりあえず,私が今思い出せるものは以下のとおり。

96年7〜8月 キーロフ・バレエ
『ドン・キホーテ』大道の踊り子
ガラ「キーロフの名華たち」 (演目は忘れましたが,調べればたぶんわかるでしょう)
フォーキン・プロ『シェヘラザード』 ゼレンスキーと
『バヤデルカ』 ルジマトフと

00年 キーロフ・バレエ
『白鳥の湖』 ゼレンスキーと
『バヤデルカ』 ゼレンスキーと
バランシン・ガラ 『シンフォニー・イン・C』第2楽章 クズネツォフと

03年 キーロフ・バレエ 『白鳥の湖』 コルスンツェフと (見ていませんが・・・)

これ以外で,「このときこれを見た」という記憶がある方はよろしくお願いします〜。

◇雑談(楽天市場の回し者)

昨日ウチ経由で楽天でお買い物をしてくださった方があったみたいです。「 水産庁長官賞受賞 名代 釜庄 」というお店で合計3800円の売上だったということまではわかるので(なにを買ったのかはわからないし,もちろんどなたが買ったのかもわからない),どんなお店なのかなー,「水産庁長官賞」だから魚の干物とかワカメあたりを売ってるのかなー,と、見物にいったのですが,お店のトップページを見て,何が売れたのか見当がつきました。

うん,たぶん,コレであろう。 1日で400個完売!ついに2300個完売の大人気!こんなに大きいとワクワクしちゃう!(^o^*)アリス... 

写真が小さくてわかりにくいのですが(楽天は日比谷花壇より不便だ。ぶつぶつ),面白いから,お暇な方はよかったらクリックしてみてください。わははは,「バケツプリン」という商品でありました。なんと1リットル! だそうですよん。
なんでも4日にTVで紹介されたそうで,それで探してお買い求めになった方がいらっしゃったのかと思います。(ありがとうございます〜)

正直言って「バケツくらい大きいプリンを食べたい」という願望は私には理解の外なのですが,もしプリンが大好きな小学生が家にいたら(いや,中学生でも高校生でもお父さんでもいいが),買って喜ばせてみたいかも〜,と思いました。そういうお子さんのいる方はもちろん,そうでない方も,話の種にいかがでしょーか?

 

04年10月5日(火) 原子力委員会試算,核燃料再処理は地中埋設処分の1.8倍割高

情報求む! へのご協力お願い

For Ballet Lovers Only さんからメールを頂いたのですが,ロパートキナの日本での公演歴を知りたいとのことでした。
記憶を頼りにキーロフのプログラムなどをひっくり返せばある程度のことはわかると思うのですが,なにしろ身長の関係でほとんどファルフさんと踊っていないので,その記憶に自信がないのですわ。彼といっしょになにかのガラに来たこともないと思いますし。

というわけで,もし協力してもよいというロパートキナのファンの方がいらしたら,お申し出いただけないでしょうか? 
私が「ルジマトフ これまでの日本公演」のページでやっているように,時期,公演名,演目,パートナーをお知らせいただけば,たいへん助かります。英語を書いてもよい,という方は,For Ballet Lovers Only さんの上のほうからメールを送れるようになっておりますので,直接送っていただいてもよろしいかと思います。

なぜ知りたいのかはメールには書いてありませんでしたが,どこかのサイトに載せるために彼女の経歴を整理しようとしているのかも・・・いや,単にファンだから知りたいだけかもしれませんけどー。

 

04年10月4日(月) 日・モンゴル合同調査団,アウラガ遺跡でチンギスハンの霊廟発見

休みます。表紙だけ替えときました。(って,見りゃわかるな)

 

04年10月3日(日) 中国,先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に「デビュー」 

残念ながら,今日は「ルジマトフのすべて」は見にいけませんでした。
あの妖しい薔薇の化身をもう一度見たかったな〜。ほかのものはまた見られるかもしれないけれど,『ばらの精』はたぶん最後だよね〜。まあ,そう覚悟するとまた踊ってくれる,ということがファルフさんにはままあるけれど(例:『海賊』),でも,どうかな〜。ああ,きれいだったな〜。また見たいな〜。

とぐちぐち言っておりますが,それはそれとして,全然話は変わってご報告というか。

1 ↑のバナーの「陽子さんを救う会」ですが,おかげさまで目標6000万円の募金目標額を達成,ご本人も渡米されたということでしたのでご報告いたします。ご協力くださった皆さま,ありがとうございました。

2 えーと,1週間ほど前に急に思い立って始めた別サイトについては,やっぱりやめることにしました。(もう見られません) 本を売るのも中止。諦めて古本屋を呼んでまとめて処分することにしますわ。
本の情報なんか打ち込むのがけっこう面倒なので,その時間があったらほかのことをしたほうが賢明だという結論に達しました。まあ,やってみなくちゃわからないから,やってみた価値はあったかな。
お騒がせしてたいへん申し訳ありませんでした。

 

04年10月2日(土) メジャーリーグ・シアトルマリナーズのイチロー選手が年間259安打の新記録

「ルジマトフのすべて」を見てきました。と〜っても楽しかったです〜♪♪

『ばらの精』のルジマトフが,それはもうすごかったです。
予想と違って全然枯れていないの。妖しさ全開,フェロモン出まくり,むせかえりそうな薔薇の香り。いかがわしいと言いたいくらいの大人の色気が舞台から押し寄せてきて(「いけないおぢさん」とも),うう,息が詰まって死ぬかと思った。

って,いくらなんでもそれはおおげさだけれど,果実が熟れて落ちる寸前が一番濃厚な香りを出すっていうじゃないですか。ああいう感じ。
跳ばない薔薇の精なんだけれど(いや,もちろん跳躍はしますし,きれいですよ),ポール・ド・ブラがそれはもう美しくて,「ルジマトフならでは」と言いたいような美しさで・・・いやちょっと違う・・・そう,「この人にしかできない」と言いたい美しさで,まるで奇跡のような美しさで・・・ああ,すばらしかったわ〜。見られてよかったわ〜。(危ない橋を渡った甲斐があったわ〜)

『レクイエム』と『ムーア人のパヴァーヌ』もとてもよかったです。『レクイエム』に関しては,特に最初のうちは音楽に違和感があったし(ルジマトフ自身の朗読を使っているそうだからこんなことは言いたくないけれど,でも,好きじゃない),彼のファン以外の方が見てどうなのかはわかりませんが,全体としては,私はしみじみ感動しました。
あ,今日も,エフセーエワとの『海賊』パ・ド・ドゥもありましたよん。

あとはですね,初めて見たシショフのプロポーションに感嘆しました。
頭が小さい。背が高い。首も腕も脚も長い。上半身がしっかりしている。あれでヒップから腿にかけてがもっと引き締まっていれば(太くてもいいのよ,筋肉なら),完璧ダンスールノーブル体型だと思いますー。お顔もよいほうで,ヴィジュアル的には,コルスンツェフやコルプはもちろん,ゼレンスキーやファジェーエフより上だわっ。
踊りも,「おおっ」と思うほどではなかったですが普通には上手でしたし(跳躍が低いのが難点だな。やはり腿の筋肉の鍛え方が足りないのであろう),ダイナミックな感じで存在感もあるし,マナーはちゃんと柔らかくてノーブルだし,要注目だわ〜。ユリアさん,連れてきてくれてありがとう〜♪

とりあえず,本日は以上。
明日も行ければ行きま〜す。(可能性は今日より低いが,決してないわけではない)

 

04年10月1日(金) NTT固定電話サービスの基本料金引き下げ。(電電公社時代を含めて初)

◇ご近所の皆さんのために

1 イープラスからメールが来て知ったのですが,「SUPER DANCE BATTLE THE FINAL」の仙台公演があるそうです。
この公演についてはよく知らない(というより,なにも知らない)のですが,メールに曰く「パパイヤ鈴木&西島千博 with Bugs Under Groove10人の熱き男たちが繰り広げるダンス,ダンス,ダンスの世界」だということでした。こちらのページね。

1/12(水)18:30 仙台市民会館大ホール

あら,ファルフさんの『ドンキ』と重なるじゃないの。(そうでなくても見にいかないとは思うが)

2 同じくイープラスからメールが来たのですが,Kバレエ『ドン・キホーテ』福島公演は,本日発売だったとのことでした。私は仙台で見るからどうでもいいようなものですが,発売してから知らされても困りますよねえ。(メールには「発売中」と書いてある)
でも,ちょっと試してみたら,S席18,000円からC席8,000円まで全席種残っているようですから,教えてもらわないよりはずっとよいですね。詳しくはこちらのページ

11/28(日)15:00 福島県文化センター大ホール

仙台公演のほうは発売後に宣伝している気配がないので,おそらく売り切れ(あるいはそれに近い状態)かと思いますので,チケットを入手し損ねた方は,いかがでしょーか? 日曜日のマチネですから日程的にも便利だと思います〜。

って,なぜ私がKバレエの宣伝をしているのか自分でも不審ですが,でも,『ドン・キホーテ』ですもんね。熊川さんの王子役を人に勧めようとは思わないですが,バジルは見る価値あると思いますよん。(チケット代分の価値かどうかは微妙なところだけどー) 彼も30歳を過ぎましたし,『ドンキ』を見るなら今かも〜。

◇本日のアフィリエイト(楽天市場の回し者)

楽天では 「7日間限定!ドラゴンズ優勝半額セール」というものを開催しているそうです。
なんつーか,「あんたとドラゴンズとなんか関係あるわけ?」というお店や商品ばかりに見えるのはいかがなものか,とは思いますが,たぶんオトクではあるのでしょうから,よかったらどうぞ〜。

◇明日の予定
たぶん,「ルジマトフのすべて」を見にいきます。たぶん,ですけれどね。

 

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