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その他 
         
いろいろ



時間まで待つ




 


 
 
 待つタイマー

あとどれだけ待てばいいのかを示しています。

同じ形の色違いの時計を用意し、黒い方は電池を抜いています。
赤い方は今の時間、黒い方は目的のものが始まる時間を示しています。

悠くん、アナログの時計を並べてただけでは時間が解からないので、ねじり式のキッチンタイマーを同時にセットします。
タイマーの隣には、何を待っていいるか、目的の活動の写真を示します。



小学校1年生の頃、学校から帰ってきてから、おやつまでが待てずに
おやつコールしながら、怒っていました。
早めに食べさせようかどうか悩んだのですが、3時になるまで必ず待たせることにしました。最初の頃、このタイマーの意味がわかるまでは、すごかったですが、泣こうがわめこうが、3時にタイマーが鳴るまで待つようにした。

待つタイマーの意味が解ってからは、後どれぐらい待ったら経ったらお出かけできるかや、おやつが食べられるかなどを知りたいときには、待つタイマーをセットして欲しいという要求が出ます。
タイマーの時間を読み取ることは出来ないのですが、タイマーをセットすることで、待っていれば必ず手に入るという安心感があるようです。
セットしただけで待てることが、けっこうあります。



    こだわりのビニール

   

  枚数制限          散らさないように
                   入れておくかご

 ビニールの枚数制限

  一日に、ビニール袋8枚、スーパーの袋3枚と決めています。
  上の箱にその日の分のビニール袋が入っていて、1枚取った
  ら、数字のカードを1つ取って下のボックスに入れます。


  初めは「枚数制限」をするためだったのですが、今では「あと
  何枚使えるのか」が見えることで、すごく安心するようです。

  

 乾布摩擦


 「お風呂で身体を洗う」にいく前に、乾布摩擦で練習しました。

「乾布摩擦」嫌がるので、夏休みの小学校のプールを利用して、『乾布摩擦』『着替え』『プール』というスケジュールで、水着に着替える前にさせました。

 まずサリーがモデルを見せて、それから指示書へと移行しました。

                     → 乾布摩擦用の指示書(ジグ)

お約束シート  
「してはいけないこと」を、視覚的に伝えるために壁に貼っています。

取扱説明書(?)  
悠くん、小学校4年生になってから、ショートステイを利用したり、キャンプに行ったり、サリーの関われない所へ行くことが多くなりました。
そのたびに、悠くんの説明をするのですが、口頭で話していると、伝え忘れたりすることがありますので、悠くんの取扱説明書を作ることにしました。
・・・って、取扱説明書という名ではなく、「悠くんのプロフィール」にしましたけど、取扱説明書の方が、ぴったりのように思います。(^^ゞ

キャンプのスケジュール
昨年(小4)から、キャンプに参加させています。
その都度、細かいスケジュールを事前に聞いておいて、悠くん用のスケジュール
を作って持たせています。

みんな揃うまで「待つ」
キャンプに出発するとき、集合場所で参加者が全員揃うまで待ちます。
時間通りに出発しないこともあります。
なかなか出発しないと、当然ご機嫌が悪くなります。
「待つ」ことの終わりを示したいのですが、タイマーで「あと何分」と予告すること
が出来ません。
何時になったら全員揃うのか・・・そんなこと誰にもわかりませんよね。
時間で終わりの予告が出来ないので、「全員揃うまで待つ」というルールを
教えようと思いました。


まだ使っていませんが用意したのは・・・・

人数分の枠を書いて、来た人数分の枠に子供の絵のシールを貼ります。
「全部貼ったら、待つことは終わり、出発です」ということを見て解るようにして
みました。



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