わたしたちは、詩とは逆に、北上していきました。42丁目のグランド・セントラル・ステーション(豪華！)を通り抜けて、50丁目に到着。

Waldorf=Astoria Hotel

有名なウォルドルフ・アストリア・ホテル。映画『ジェラシー』の最後のシーンの撮影現場です。Maryと二人で、「ミレーナ！」とか言って遊んでしまいました(笑)。ちゃんと玄関の前に、イエローキャブが通っていました^^。

とにかく、豪華。中に入って、洗面所もちゃっかり使ってみたり。いろいろな映画の撮影で使われ、各国の要人も宿泊する超高級ホテルですので、すごかったです。

ちなみに、『ジェラシー』のビデオはアメリカではとても手に入れにくいらしく、Maryは、「イギリスのビデオ・テープを取り寄せたんだけど、アメリカのビデオとシステムが違うから、ビデオデッキとテレビも買うことになっちゃって」と笑っていました。･･･さすがです^^;;。

パーク・アベニューは交通量も多く、大きなビルが立ち並び、たくさんのビジネス・パーソンが忙しく歩いている通りです。しかし、日差しが明るくにぎやかな通りから、このこじんまりとした教会に一歩足を踏み入れると、薄暗い室内では、大音量でパイプ・オルガンが流れていました。全く、外とは雰囲気が違いました。

「ああ、これがArtieの言いたかったことなんだ･･･」と。

で、感動しているわたしに、Maryが追い討ちをかけるように「Chieが座っているちょうどその場所に、Artが座っていたかも」と言ったので、飛び上がりそうになっちゃいました^^;。

パイプ・オルガンが止んだところで、外に出ました。太陽がさんさんと輝く、にぎやかなパーク・アベニューに。

外壁が黒いことから、Black Rockと呼ばれるCBSの本社。当時はここでレコーディングが行われていました。(写真が不鮮明で申し訳ありません。)

パーク・アベニューじゃなかったんですね。

パーク・アベニューの感動もさめやらぬまま、地下鉄に乗って、モーニングサイド・ハイツ(マンハッタン島の北西部)へ。次は、コロンビア大学です。