裁断の仕方

裏打ち用紙の簡単裁断法
裏打ちが終わってベニヤ板から切り取った作品は額に入れるとき、それぞれの辺が額の縁と平行でなければ見苦しいものとなります。
千枚通しと、定規と、カッターナイフで、長方形が切り取れる方法がありますので下を参考にして下さい。
       
 
まず作品の縦の辺(左側でも右側でも良い)を裁断します。
 
 
作品に対して見た目曲がって切れたら、まっすぐになるように切りなおします。
 
 
切り取った部分の辺を絶対折らないように(丸めるような感じで)きっちり重ね合わせます。
 
 
丸くなった作品をつぶさないように注意。
 
 
反対側の縦の辺を切り取るために、いちばん最初に重ね合わせたときの状態で反対側の辺の上端に千枚通しで1箇所しるしを付けます。
 
 
開いたとき右の辺と等間隔の位置に上下2個のしるしが確認できます。
 
 
しるしの点に定規をあてて切り取ります。
 
 
左の辺と右の辺が等しい距離に切れました。
 
 
今度は上下の辺を切り取ります。
先ほど切り取った左右の辺をきちんと重ね合わせます。
ここでも作品を折らないように丸めるような感じで合わせて行きます。
 
 
きちんとあわせます。
 
 
重ね合わせた辺の少し内側の上と下2個所に千枚通しでしるしを付けます。
 
 
作品に穴を開けないように注意して。
 
 
開くと上下の四隅にしるしが確認できます。
後は上下それぞれ定規を当てて切り取ります。
 
     
     
 
四つの角が正確な90度の長方形に切ることが出来ました。
 
 
 
 
終わってみると なーんだ! という感じでとても簡単です。
 
ホーム 書の三段 文房四宝(筆) 文房四宝(墨) 文房四宝(硯)
文房四宝(紙) 篆刻講座 裏打ち講座 裁断の仕方 教室の選び方
リンク集

Last updated: 2005/12/1