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岩手県立宮古高校との交流が始まりました

 青山学院は学校全体として被災地への支援を様々な形で行っています。高等部も被災地の県立宮古高校と交流を始めました。高等部同窓会は高等部支援を活動目的の重要な柱としています。同窓会予備費より交流に必要な経費の一部を負担させて頂くことといたしました。高等部部長西川良三先生よりの詳しいご報告が会報に掲載されますが、その前に県立宮古高校から頂いた生徒よりのメッセージをHPに掲載いたします。交流は今後も続くと伺っています。改めて皆さまからのご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。 

高等部同窓会会長  前田美智(14期)






「宮古高校生徒から青山学院高等部生徒へのメッセージ」 
2011年9月

 3月11日、私たちが授業を受けている最中にあの地震が起きました。ベランダから自分たちの目で見た川を逆流していく津波は記憶に深く刻み込まれています。震災から数日間帰宅できず、学校で不安な日々を過ごした生徒も多くいます。
 入学式も始業式もGW直前になりましたが、現在は生徒一同元気に学校生活を送っています。
 私たちは災害で多くの物を失いました。しかし諦めない心を失ってはいませんでした。震災後、青山の皆さんをはじめ、たくさんの方々の支援や激励に大変勇気づけられました。応援があったから復興を信じて日々頑張ることができるのだと思います。本当に感謝しています。
 どうかこの震災を忘れないでください。誰かが思ってくれること、祈ってくれることが宮古の復興に向けての力になります。そして日本の経験として共有し、これからの災害を防ぐために、乗り越えられるためにはどうしたらよいか、ひいては生きるために何が必要で何が不要なのかともに考えて後世に伝えたいと思うのです。


 


高等部文化祭を訪れた宮古高校生徒たちと高等部生徒たち
(2011年9月17日)



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