今年も残すところ、あと二日。今年はいろいろありすぎて、さすがに大変でした。
今日は、ある人と銀座で食事をしましたが、一度は自らの命を絶とうとした彼の波乱な人生を聞かされ、生きていて良かったかと訊ねたら、そんなこと一度も思ったことはないという答えが返ってきました。
同じ青い空の下で、同じ空気を吸いながら、そして同じ時を過ごしているはずなのに、全く違った人生を歩んでいる・・・、その不思議さと動かしがたい摂理に(もちろんその都度、選び取った自らの価値感に基づく判断があったと思いますが)、圧倒されてしまいました。
聖書に「人とは何者なのでしょう。あなた(神)がこれを顧みられるとは。」という詩がありますが、自分の力ではどうすることもできない無力な存在を、やさしいまなざしで見つめておられる創造主、私たちを決して裏切らない、見捨てない方がいるということを語っています。
その創造主の愛に包まれて生きる。それがどれほど幸いなことか彼に伝えなければいけない、そう思わされました。
今ほど、「真実の愛」を求められている時代はないのですから。
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