暑い暑いと叫んでいたけど、気がついたら心なしか秋の気配が漂っていませんか?夕方になると虫の声が聞こえるし。夕方サラダと散歩しましたが、やっぱり秋でした。
四季の移ろいを感じる、この日本人の感性って素晴らしいなあ。外人が虫の声を聞くと、「なんだ、あのうるさい音は?」と訊ねるそうです。
日本人に生まれてよかったなあ、とつくづくと思います。でも、心のゆとりがもてなくなってきましたよね、最近は。日本人本来の自然に対する細やかな感性も・・・。
さて、写真は、先日ご紹介した有島武郎の別荘を移築して、「軽井沢文庫」が経営しているカフェ「一房の葡萄」です。
有島は妻を失ってから数年後、編集者である愛人とこの別荘の応接室で自らの命を絶っています。何が彼の運命を狂わせたのかは知りませんが、人の死を見つめるとき、「生きる」ということの意味の大きさ、深さ、尊さを考えずにはいられません。
ぼくも決して平坦な道のりを歩んできたわけじゃないので、これからの人生について考えちゃいました。
なんか重い話になってすみませんm(_ _)m
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